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ハーレーダビッドソンのツーリングファミリーってどんなバイク?

ハーレーのツーリングファミリーと聞いて具体的にイメージが湧く人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。案外「大きいハーレー」「二人乗りのハーレー」という漠然としたイメージではないでしょうか。今回はハーレーのツーリングファミリーの様々な情報を紹介します。

ハーレーツーリングモデルって何?

ハーレーのツーリングモデルって、一体なんなのでしょうか。
ツーリングとつくからにはツーリングに最適な仕様のハーレーということなのでしょうか?

ハーレーのツーリングモデルとはその名の通り、ツアラーのことで、ロングツーリングに対応するためハーレーとされています。
奴型と呼ばれる大型フェアリングをかぶせ、ウィンドシールド、エアーショックアブソーバー、サイドボックス、リアボックスなどの重装備を持っているハーレーのことです。
トランスミッションも6速と低速から高速走行まで行えるようになっていて、万が一の場合に備えライダーやパッセンジャーを守るABS装備を備えています。

ツーリングモデルとはまさにツーリングのために作られたハーレーということですね。

ハーレーではツーリングファミリーというカテゴリーで販売していて、ツーリングファミリーに名を連ねているハーレーの車種は結構多くあります。
今回はその一部をご紹介します。

「エレクトラグライドシリーズ」
・FLHT  ベーシックな装備
・FLHTC  カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールで白バイに使用されていた
・FLHTCU FLHTCの装備をさらに高めたモデル
・FLHTK  2009年モデルから登場。FLHTCUの装備をさらに高めたモデル

「ロードキングシリーズ」
・ FLHR 2011年以降はこちらが白バイに採用される事が多い
・FLHRC ロードキングクラシックとも表記
・FLTRX 2009年モデルから登場。FLTRとFLHXのスタイリングを兼ね備えたモデル。
・FLHTCU W/SC  現行車種で唯一のサイドカー
・FLHX  ストリートグライドとも表記

以上がハーレーツーリングファミリーと呼ばれているシリーズです。

ハーレーツーリングモデルの紹介

ここで日本のハーレー界の総本山ハーレーダビッドソン ジャパンが、「これぞ究極のカスタムハーレー」という一台をプロデュースしたストリートグライドを紹介します。
この一台を見れば、ツーリングモデルのイメージがつかみやすいのではないでしょうか。

2013年式 FLHX

基本中の基本ともいえるツーリングモデルのハーレーなのだそうです。
確かにハーレーのツーリングモデルと聞くとこの形をイメージする方が多いのではないでしょうか。

ローランドサンズのドレッサーハンドルバーにアレンネスのディープカットブラック・グリップ、4ポイントミラー。クラッチレバーもローランドサンズ。

ハンドル回りも快適なツーリングをするためにあるようなもの!という雰囲気が出ていますね。

個性的なルックスかつ吸気抵抗を大幅に軽減するダークエアクリーナーはバンス&ハインズ

デバイス製バガーキットはバンスのモンスターオーバル専用設計だけあり、リアビューは一分の隙もない。

サドルバッグがいらない分、バッグが外れていないだろうかという心配もないし、雨にも風にも強いので、万が一の時にも安心ですね。

このようにハーレーツーリングモデルには様々な快適装備が搭載されています。
ハーレーの中でも大きい車体になるのですが、足つき性の良さや快適性から女性にも人気の一台です。

またアメリカのポリス仕様のハーレーもあるため、それもまた人気の秘訣なのだと思います。

ハーレーツーリングモデルの乗り心地

さて、足つき性や乗り心地といった話題が出ましたが、実際に乗ってみた感じはどのようなものなのでしょうか。
ハーレー=大きいというイメージなので、女性は乗りにくいのでは?という疑問をお持ちの方は必見です。
ここでは、2014年に発売されたスポーツスターの乗り心地を男女で比較しているものを紹介します。

スポーツスター XL1200T スーパーロー

2014年4月にデビューしたハーレーのニューモデル『スポーツスター XL1200T スーパーロー』。
ロングツーリングを想定した装備で固めた新しいスタイルのスポーツスターです。

このスーパーローを男性が乗った場合の評価は

「正直、ポジションがかなり窮屈に感じました。オリジナルシートは臀部で盛り上がっているためにポジションを固定され、通常モデルと同じミッドコントロールというステップ位置と相まって、ある程度あそびがほしい“ヒザのゆとり”がなかったのです。それなりの距離を走ってみたのですが、結果として「結構タイトなポジションだなぁ」というのが最初の印象でした。」

という評価が上がりました。

ところがこれを身長160cmにも満たない女性が乗ると

「ジャストフィット。全部が申し分ないポジション。足つき性も問題ないし、安定している」と大絶賛だったようです。
先ほどの男性は身長は174cmと、平均的な日本人男性の高さの方でした。
大きいバイク=ハーレーというイメージの方も多いと思いますが、このツーリングモデルであるスーパーローはさらに小柄な人向けにまとめられているようです。

このように車体自体は大きく見えるツーリングモデルですが、女性にも乗りやすい仕上がりになっているようです。
「ハーレーは大きすぎて」と悩んでいる小柄な女性の方も、一度ツーリングモデルにまたがってみてはいかがでしょうか。

ハーレーツーリングモデルの価格

ここでハーレーダビッドソン認定中古車の価格を紹介します。
ハーレーのツーリングモデルの中古車はいくらで販売されているのでしょうか。

2013 ロードキング/FLHR103

¥1,480,000(税込み)

走行距離 31,681km
カラーブ ラック系
カスタム 積載性・快適性・ペアライド

2015 ウルトラ リミテッド ロー/FLHTKL TC

¥3,614,000(税込み)

走行距離 1km
カラー シルバー・グレー系

2011 ウルトラ クラシック エレクトラグライド/FLHTCU103

¥2,590,000(税込み)

走行距離 6,718km
カラー ブラック系
カスタム 積載性・快適性・ペアライド

中古車でもハーレーは結構な価格になるんですね。
ハーレーが予想に反して高価だったことに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、実際、新車のハーレーを購入してカスタムしてもこのくらい、もしくはこれ以上の価格になるようなので、納得の価格ともいえるのでしょうね。

ハーレーツーリングモデルでツーリングに行こう!

いかがでしたか。

足つき性が良かったり、乗り心地がいいだけでも、ツーリングの疲労感はマシになります。
ツーリングモデルと言われるだけあって、やはりツーリングに向いている車両の作りになっています。

ぜひ、ハーレーのツーリングモデルに乗ってツーリングに出かけてみてください。
きっと楽しい思い出がたくさんできますよ。

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