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普段着感覚で乗りこなそう!ヤマハMT07のインプレッション!

ヤマハ MT07は、走りの楽しさと街中で映えるファッショナブルなスタイル、コストパフォーマンスを調和させたモデルの1台です。今回はヤマハMT07購入者のインプレをご紹介します。ヤマハMT07は、一体どんなバイクなのでしょうか?

ヤマハMT09とは?

ヤマハMT07

ヤマハMT07はヤマハのMTシリーズ第2世代としてMT09と共に開発され、2013年にエンジンのみ先行して報道向けに公開された後、同年のミラノショーおよび東京モーターショーで車両全体が発表、その後欧州市場向けに先行発売されたのち、日本国内仕様として MT-07 および MT07A(ABSモデル)が2014年8月に発売されました。なお、北米市場では FZ-07 の車名で2015年モデルより販売されています。

ヤマハMT-07は、水冷4ストローク直列2気筒・689cm3エンジンを搭載し、軽量・スリム・コンパクトでスタイリッシュな車体による優れた操作性・所有感などが特徴の新世代モーターサイクルです。

ヤマハMT07

ヤマハMT07は「普段着感覚で楽しめる運転の楽しさ」や「バイクのある豊かな生活」を提唱しています。

主な特徴は、
①またがってわかるボディの軽さとコンパクトさ、
②走り出した瞬間に伝わる扱いやすくパワフルなエンジン、
③俊敏性を備えながらもビッグバイクとしての風格を備えた新デザイン、
また、大型二輪ながら求めやすい価格を実現しています。

①ヤマハMT07 エンジンのインプレッションについて

それでは、ヤマハMT07のエンジン性能インプレッションから見ていきましょう!

ヤマハMT07

ヤマハMT07のエンジンは、水冷4ストローク・直列2気筒DOHC・4バルブ、689cm3の新開発エンジンです。実用域で使用頻度の多い中低速域での粘り強いトルク、リニアなレスポンス、扱いやすいパワーのバランスを図りました。「270度位相クランク」を採用しており、心地よい加速フィーリング、駆動感が特徴です。

『73PSと大型にしては非力そうな感じを受けますが、軽量ボディーのおかげで非力さは感じません。パラレルツインのドコドコ感がバイクに乗っている感を与えてくれます。』

『このバイクは、やはりエンジン性能が最重要なファクターだと思います。走行2,000キロくらいまでは、いわゆる「あたり」が出ていない感じでしたが、走行3,000キロを過ぎる頃から角が取れた感じが出てきて軽く回りはじめ、明快なパルス感トルク感を伴い、一気にストレス無くトップエンドを目指すこのエンジンはしっかり制御された最新のエンジンです。』

『トルクが全範囲で太く、馬力もあるので軽量な車体と相まって公道では走行性能に不満が出ることはないと思う。低回転でのドコドコ感は270°クランクならではでとても気持ちいい。高いギアでのオートマ的走行も可能だが、適切なギアを選んでやったほうがバイクの良さが出る。65km/h程度で田舎道をまったり走るのがとても気持ちいい。』

ヤマハMT07のエンジンインプレッションを見ると、大半のユーザーはそのパワーというより、パラレルツインのフィーリングに高い評価をつけていました.。

②ヤマハMT07 走行性能のインプレッションについて

では次に、ヤマハMT07の走行性能インプレッションを見ていきましょう!

ヤマハM07

ヤマハMT07は、軽量・スリム・コンパクト”なボディを支える新フレームを採用し、しなやかな乗り味とコントロール性に貢献しています。また、リアのリンク式モノクロスサスペンションは、ショックユニットをクランクケースに締結、ショック荷重を受け止める構造物がフレーム側に不要なため、良好なフレームバランスを支え軽量化にも貢献しています。

『走行していている感じは400並で、動き全てに軽さを感じます。気になる微振動もハンドルに若干感じますが、高回転でも振動は少ないです。コーナリングは至って自然で、フロントからシャープに切れ込んで旋回する感じよりも、リア周りを中心に安定感を伴いながらコーナリングします。』

『ヤマハの伝統ハンドリングのど真ん中・・09と迷ったが決め手は、コーナーリング速度、自由度、旋回性・・07の方が上です。自分の為に作られた、ジャストフィットするフルオーダーのスーツみたいなバイクです。回りのバイクコントロール好きが、「誰が乗っても、使えるオーダースーツ・・そんな感じがする」って言ってました。基本性能とバランスのいいところがそう感じさせるんでしょうね。』

『大型バイクと思えないような軽快で機敏に走れます。狭い舗装林道でもヒラヒラ切り返しできて楽しめましたサスも凸凹道を走っても底付き感なく、峠道をハイペースで走っても動きすぎず丁度いい。』

ヤマハMT07の走行性能インプレッションを見ると、しなやかに動くサスペンションで、安定したバランスの良いコーナリングができるということで高い評価が集まっています。

③ヤマハMT07 デザインのインプレッションについて

それでは、ヤマハMT07のデザインインプレッションを見ていきましょう!

ヤマハMT07

ヤマハMT07は、クールアーバンスポーツ”をデザインコンセプトとしています。車体上部は「人とマシンの融合美」を、車体下部は「走り」の機能美としてパワーユニットの粘り強いトルク感を表現する「ダブルデッキ・ストラクチャー」が特徴の1台です。

『言うこと無しカッコイイです。このデザインと価格に惚れました。ライトやラジエータ周りのコストカット感はありますが、価格が安くてもデザインとアイデアで上手に仕上げたマシンです。』

『これは、好みの分かれる所で角の取れた滑らかさは一目でヤマハとわかるデザインです。最初はあまり良いデザインだとは思いませんでしたが、「あばたもえくぼ」で見慣れれば普通に感じます。ただ、前後輪泥ハネ・チェーンオイル飛び対策は必要です。』

『新世代のネイキッドのデザイン。ストファイほど過激でもなく、時間が経っても古びないような中性的ないいデザインだと思う。スイングアーム、エキパイなど流行りの要素を取り入れた造形はいいが、タンクのプラスチック素材だけはいただけない。』

ヤマハMT07のデザインインプレッションを見ると、ユーザーの満足度は高いようです。しかし、そのパーツの質感には不満を持つユーザーもいました。

④ヤマハMT09 乗り心地のインプレッションについて

続いて、ヤマハMT07の乗り心地インプレッションを見ていきましょう!

ヤマハMT07

ヤマハMT07は、扱いやすいハンドリング特性実現のため、心地よいクッション性能の正立式フロントフォークを装着。自然な操舵感が伝わる設計としています。フロントフォークはストロークは130mm。フォークピッチを190mmとコンパクト化し、メインフレームに対するステアリングまわりの慣性モーメント低減と剛性を最適化しています。

また、コンパクトなライディングポジションに寄与するシートに加え、圧迫感がなく、フレンドリーな印象を与えるスリムなタンク形状は、アップライトで自由度の高いライディングポジションに貢献していいます。

『乗り始めは固めに感じ、リアのプリロードを2クリック緩めましたが、慣らしが進んでいくうちにショックにも「あたり」が出始めて、乗り易くなりました。シートは幅広く短いけれど、すわり心地は悪くないです。でも300キロくらい走ると、おしりに来ますね。』

『サスがふにゃふにゃなど言われたりしているが、個人的には問題ないと思う。サスよりもシートの硬さが…長距離ツーリングだとお尻が痛くなります。あとはサイドスタンドの位置が悪く、右足を下ろすといい位置でつっかえるので、気になる人は交換必須。』

『ライディングポジションは、とても楽な姿勢です。ステップは停車時スネやふくらはぎに当たるところにあります。しかしシートが固めなのでお尻が痛くなりやすいです。』

ヤマハMT07の乗り心地インプレッションを見ると、シートの出来があまり良くないみたいですね。ユーザーの体型乗り方にもよると思いますが、オプション設定のコンフォートシートが欲しい方が多数いました。

⑤ヤマハMT07 価格と燃費のインプレッションについて

では、ヤマハMT07の燃費と価格を見ていきましょう!

ヤマハMT07

国土交通省届出値定地燃費値 38.4km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 24.1km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時

価格 
MT-09 ABS   749,520円 (税込)
MT-09   699,840円 (税込)

『市街地・郊外・峠を含めた近場ツーリングなどでは、リッター28~29キロです。レギュラーガソリン仕様です。』

『慣らしでは30km/lほど走ったが、今はエンジンの美味しいところを使うようにしているので街中では22ほどかと思う。ツーリングだと20台後半まで伸びる。』

『市街地、峠道、高速と燃費気にせず乗りましたが リッター19~30km走りました。平均25kmぐらい。このクラスにしてはかなり低燃費だと思います。平均25kmぐらい。』

ヤマハMT07の燃費インプレッションを見ると、ほとんどのユーザーが満足されているようですね。特にロングツーリングなどでは、30kmを超えた方もいらっしゃるみたいです。

ヤマハMT07 総合インプレッション、その評価は?

ヤマハMT07

では、最後にヤマハMT07の総合的な評価、インプレッションを見ていきましょう!

『なんでもそれなりにこなせるオールラウンダーなバイク1台で多用途に使いたい人や大型初の方にもオススメです。』

『初心者からベテランライダーや女性に薦められます。いいバイクを作れば売れる!見本のようなバイクです。』

『サス、シャーシ、エンジン、重心位置やキャスターすべてのバランスがいいと良いバイクができる見本です。こんないいバイクを中間排気量やWR250Xより安く提供してくれたヤマハに感謝。』

ヤマハMT07

さて、ヤマハMT07のインプレッションはいかがでしたか?
ヤマハMT07ユーザーのインプレッションをまとめてご紹介しました。様々なインプレッションで、ヤマハMT07のカタログではわからない一面が多少なりとも見えたのではないでしょうか?ご購入の一考になるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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