元祖400キラー！！まさに2ストクォーターの祖！ヤマハRZ250とは？

時は1980年。
当時の2サイクル250ｃｃクラスは、ヤマハＲＤ250、スズキＲＧ250、カワサキＫＨ250.が各メーカーの主力車種でした。
エンジンはどれも空冷で最高出力は28～30ｐｓ。
この頃から各メーカーは、４サイクルに力を入れて２サイクルバイクの販売がは下降線を下る一方だったのです。

そこへ、水冷2サイクル、最高出力35ｐｓ、モノクロス・リアサス、コンチハンドル、バックステップ、ブラック・チャンバーなど、ロードレーサーＴＺ250のストリート・モデルとして登場したのがヤマハRZ250でした。

ヤマハRZ250のエンジンはスポーツバイク本来の基本走行性能を中心に設計され、当時のヤマハ製市販レーサーであるTZと同じボア・ストローク（54mm×54mm）の水冷2ストローク並列2気筒のレイアウトを採り、同クラスとして当時トップの35psを誇った。

RZとはそれまでヤマハの主力オートバイとして販売されていたRDの後継車種で、1980年8月にヤマハから販売された国内向け専用の250ccのオートバイがRZ250である。

今回は今でも根強い人気を誇るヤマハRZ250について、その性能や現在の市場価格などをまとめていこうと思います。

まず最初にヤマハRZ250の性能についてチェックしていきましょう。

・エンジン
水冷２サイクル２気筒ピストンリードバルブ
排気量・・・・・・・・・・・・・247ｃｃ
内径×行程・・・・・・・・・54mm×54mm
圧縮比・・・・・・・・・・・・・6.2
最高出力・・・・・・・・・・・35ps/8500rpm
最大トルク・・・・・・・・・・3.0kg‐m/8000rpm
燃費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37km/ℓ

・車両寸法
全長・・・・・・・・・・・・・・・2080mm
全幅・・・・・・・・・・・・・・・740mm
全高・・・・・・・・・・・・・・・1085mm
軸距・・・・・・・・・・・・・・・1355mm
地上高・・・・・・・・・・・・・170mm
車両重量・・・・・・・・・・・139kg

・変速機
6段リターン
1速・・・・・・・・・・・・・・・・2.571
2速・・・・・・・・・・・・・・・・1.777
3速・・・・・・・・・・・・・・・・1.318
4速・・・・・・・・・・・・・・・・1.083
5速・・・・・・・・・・・・・・・・0.965
6速・・・・・・・・・・・・・・・・0.888

・減速比
1次・・・・・・・・・・・・・・・・2.869
2次・・・・・・・・・・・・・・・・2.569

・始動方式・・・・・・・・・・・・・・・・プライマリーキック

・点火方式・・・・・・・・・・・・・・・・CDI

・タンク容量・・・・・・・・・・・・16ℓ

・走行装置
キャスター・・・・・・・・・・63.5度
トレール・・・・・・・・・・・・101mm
タイヤ（前）・・・・・・・・・・3.00－18
タイヤ（後）・・・・・・・・・・3.50－18

そのルックスやエンジン性能を見ると80年代当時出力30psほどが主流だった中に35psの出力、しかも軽量な車体とTZを彷彿とさせるレーシーな雰囲気満載なバイクだと思います。

次にヤマハRZ250の乗り心地について見ていきましょう！

ここでは実際にヤマハRZ250の乗っているユーザーの声を見てみましょう！

ヤマハRZ250自体の乗り心地はいたってソフトだという事。
しかし、やはり旧車に乗るにはそれなりの資金が必要だという事ですね。

それでは最後にヤマハRZ250の中古市場価格をチェックしましょう！

今回ヤマハRZ250の中古車両検索に使用したのは下記３つのサイトです。
・Goobike
・BikeBros
・Webike

ヤマハRZ250の中古市場価格は程度や走行距離などで変動はありますが
概ね60～140万ほどでした。
中には180万という車体もありました。
プレミア価格がつくという事はやはりそれだけ人気車種なのだということでしょうね。

いかがでしたでしょうか？

今回はヤマハRZ250について、その性能と中古市場価格についてまとめてみました。

未だに人気のあるヤマハRZ250。今後購入を検討されている方も多いのではないでしょうか？
是非この記事を参考にしていただければと思います。