ハーレーに乗ってかっこ良く決めたい!おすすめヘルメットはこれ!
2016/04/12
ちょびりんこ
世界一有名なバイクメーカーといえば当然ハーレーと答えが返ってきます。そのハーレーの中にストリート750という異端児が居る事を御存じでしょうか。王道アメリカンのハーレーにあってストリート750は少し毛色が違います。今回はそのストリート750の魅力に迫ります。
ハーレーFXDL(ダイナシャシーローライダー)
大排気量空冷Vツインエンジンによる独特の鼓動・振動が多くのライダーを魅了してやまないハーレーダビッドソンですが、ハーレーの最大の特徴・魅力はそれだけではありません。もちろん心地よい振動の虜になるライダーもいますが、メンテナンスに手が掛かるがゆえ愛情を注ぎ大切に乗る人や、ストレートにその姿に惚れ込む人もいます。当然その姿とはアメリカンを指すわけですが、ストリート750はまるで日本製ネイキッドのような出で立ちです。
ハーレー ストリート XG750(ストリート750)
2017年マイナーチェンジ後
エンジン型式 Revolution X エンジン種類 水冷4ストロークOHV V型2気筒
総排気量 749 圧縮比(:1)11 総重量(kg) 233
タイヤサイズ(前) 100/80R 17M/C 52H タイヤサイズ(後) 140/75R 15M/C65H
前項のハーレーの特徴と見比べてみて下さい。大排気量ではなく(ハーレーにしては)、空冷でもなく、いわゆるアメリカンタイプでもありません。なぜこのバイクが生まれてきたのかを考えてみます。
アーバン・モビリティ(都市の移動)を開発コンセプトの一番にあげたハーレーストリート750。つまり今までの、大陸のどこまでも続く真っ直ぐなアスファルト道路をただただクルーズするハーレーとは一線を画したのがハーレーストリート750と言えるでしょう。以下ではインプレッションなどからその評価をご紹介したいと思います。
アメリカンヒーローが跨るストリート750
とにかく軽くて、速いバイクと思います。また、燃費も高速走行時には、満タン300km走るのでロングツーリング向きです。長時間乗車(9時間)でもお尻が痛くなりません。全体のバランスがヨーロピアン系に近いように思います。
足つきの良さ。低重心からくる750とは思えない取り回しの軽さ。レスポンスの良い水冷エンジン。プッシュキャンセル式のウィンカースイッチ。ミッドコントロールのステップ位置でギャップを乗り越える際にスタンディングが可能。とにかく乗るのがラク。
今までのハーレーのイメージを覆しつつ、より良い評価を得ているのが分かります。燃費について言えば一般道と高速の平均で約24km/Lほど走るそうです。全体的に軽快なネイキッドの雰囲気ですが、実はこのハーレーストリート750の開発には日本人も携わっているそうです。なるほどと、納得しますね。
横からのフォルムに新しい特徴が
スペックのところでさらっと書きましたが、実はこのハーレーストリート750のタイヤサイズは、フロント17/リア15インチというハーレー初のタイヤセットアップとなっています。それによって操作性能が驚くほど良くなりました。軽量(230㎏)の車体とスタンドアップポジションのとれるステップ位置の効果が相まって、軽快かつ楽なハンドリングが実現しています。今までのハーレーでは考えられなかった事です。
塗装の色により分けられた価格
ビビッドブラック [メーカー希望小売価格](消費税込) 85万円
ブラックデニム [メーカー希望小売価格](消費税込) 87万2000円
ファイヤーレッド [メーカー希望小売価格](消費税込) 87万2000円
スーペリアブルー [メーカー希望小売価格](消費税込) 87万2000円
上記は分かりやすい2016年仕様の価格です。
ドラッグスター400
ヤマハのドラッグスター400の新車価格が約70万円なのと比べると、ハーレーストリート750のお得感が際立つかと思います。今回ハーレー社は価格面でもかなり頑張った気がします。
本場アメリカでのカスタム
すっきりとしたヨーロピアンの香りがする車体にお手頃の価格もあり、色々なカスタムパーツが出されています。特に本場ではやはりこのタイプのカスタムが受けているようです。
なんとオフロードスタイルも
東京のハーレーダビッドソン陸友さんのカスタムハーレーストリート750。オーリンズ製S36Eの380mmというロングのリアショックで車体のシルエットを一発でオフロード仕様にしてしまいました。ただしこれだと純正のフロントフォークの剛性が足りなくなるため、まだまだ進化中だそうです。
まだまだ車両価格で50万円を切る車両を見付けるのは難しいですが、元値がそこまで高くないバイクのため、ノーマルの車両であれば50~60万円ほどで良車を見付ける事ができます。カスタムベースにはもってこいではないでしょうか。
今回の記事でハーレーストリート750の魅力がすべて伝えられたとは思いません。しかし、このバイクが乗り手と共に進化していくバイクだという事が分かって頂けたのではと思います。ハーレーの新戦略バイク、ストリート750の魅力が少しでも伝われば幸いです。
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