レトロでオシャレ!絶大な人気車!!ヤマハのRZ50をCHECK!!
2015/11/02
masac1016
ヤマハXJR1300は、今となっては少なくなったビッグネイキッドのスタイルと空冷エンジンの走りの楽しさを両立させたモデルです。今回はヤマハXJR1300ユーザーの様々なインプレをご紹介します。ヤマハXJR1300とは、一体どんなバイクなのでしょうか?
ヤマハXJR1300
XJR1300は、XJR1200のフルモデルチェンジ版として1998年に発売されました。また外装もリアフェンダーまわりが一新、さらにエンジンカラーがブラックからシルバーへ変更されました。
エンジンは1250cc 4ストローク空冷並列4気筒DOHCエンジンを搭載、排気量アップによりトルクアップを図りました。またメッキシリンダーへ変更し放熱効果を高め、鍛造ピストンの採用、タイヤサイズやサスペンションセッティングの変更によって走行性能を上げました。
ヤマハXJR1300(C)
2015年モデルの欧州仕様よりモデルチェンジが行われ、ヘッドライトと燃料タンクを小型化し、シートレールの長さも縮めており、カフェレーサーを意識した車体デザインとなっている。
XJR1300の特徴は、
①空冷ならではの機能美を主張する1,250cm3・空冷・直列4気筒エンジン。
②高張力鋼管・大径38.1mmパイプによるダブルクレードルフレーム。
③専用セッティングのオーリンズ製ツインリアショック。
④カウルレスのネイキッドモデル。
というところでしょうか。
それでは、ヤマハXJR1300のエンジン性能インプレッションから見ていきましょう!
ヤマハXJR1300
ヤマハXJR1300のエンジンは、排気量1,250cm3・空冷・直列4気筒・DOHC・4バルブ・フューエルインジェクション搭載のエンジンです。ボアストローク、圧縮比に加え、吸気バルブの最大リフト位置角度、吸排気バルブのオーバーラップ幅を最適に設定し、吸気効率を最適化。4-2-1エキゾーストシステムともあいまって、最大トルクを6,000r/minで発揮し、低速域からの幅広いトルク特性と中低速域でのパワーを獲得しています。
『ピークパワーを抑えた分急激なトルク変化が少なく低回転からトルクフルな特性により非常に乗りやすくなっていますので長距離ツーリングでも神経が疲れにくいですね』
『なんと言ってもでかいエンジンの造形美と、スタイル、自分には有り余るエンジンパワーです。6000以上の回転は正直恐怖です。さすがにエンジン熱にはこれからは悩まされますが、まぁしょーがない我慢出来る範囲ですね。』
『必要にして十二分なパワーがあります!乗ってしまえば車体の大きさからは想像できないほど、低速でも扱いやすいので街乗りも容易にこなします。もちろん回せば、日常では味わうことのできない加速を体感できます!』
エンジン性能についてのインプレッションは概ね好評のようですね!ただ空冷エンジンのためその熱対策に皆さん苦労されているようです。
では次に、ヤマハXJR1300の走行性能インプレッションを見ていきましょう!
ヤマハXJR1300
ヤマハXJR1300の大径フロントフォークは、伸側・圧側ともに調整可能なフルアジャストタイプ。スポーティな走行性を実現するとともに、しなやかな吸収性による車体の安定性がシャープな切り返しや倒し込み、ブレーキング時の良好な車体バランスをもたらしています。また、専用セッティングを施した、オーリンズ製2本式リアサスペンションの大容量のリザーバータンクは、フリーピストンの作動量を減少させ、ストロークに対するガス圧変化を最小限にとどめることで、高い応答性と温度の変化に影響されにくい機構になっています。
『前後のサスペンションがとても良く路面の凹凸も吸収してくれますし、重心が低い分、取り回しも楽で、コーナーは気持ちよく攻められます。』
『初の大型バイクで少し尻込みしていましたがいざ走り出してしまうと意外とヒラヒラスイスイと走ってくれるので操舵感が非常に心地よくバンク角も思っていたよりも深くとられていてパタパタと寝かせる事が出来ます。』
『足回りは完成度が高く峠でステップが地面に擦るほど、バンクさせた状態からでも自由にラインを変更することが出来て、乗り手を安心させてくれます。ただ、初期のセッティングはサスが柔らかめにセットされてるので、峠をハイペースで走るなら前後のサスを固めに調整し直す必要があると思います。 』
ヤマハXJR1300の走行性能インプレッションを見ると、しなやかに動くサスペンションで、安定したバランスの良いコーナリングができるということで高い評価が集まっています。
それでは、ヤマハXJR1300のデザインインプレッションを見ていきましょう!
ヤマハXJR1300
ヤマハXJR1300のデザインの魅力はなんといっても、ビッグネイキッドならではの堂々とした出で立ちと、空冷エンジンであるが故の空冷フィンの美しさでしょう。最近は軽量化のために大きなエンジンを積んでいてもサイズ的には、かなり小さくなってきているので、このサイズはビッグバイクファンには魅力ではないでしょうか。
『なんといってもカッコイイ!!空冷にこだわった造形美はたまりませんね。』
『あぁ~いいですね~ビッグネイキッドの王道を行くスタイルです。空冷エンジンの放熱フィンに、艶かしいラインを帯びながらサイドへ張り出したタンクフロントホイールからメーターバイザーにかけて密度を感じさせるマッシブな顔立ちそしてリッチ感を演出する大きなシートに黄金色に輝くオーリンズサス・・・無骨ながらも洗練されたヤマハらしい絶妙なデザインですね。』
『まずはタンクの大きさに驚かされます。女性のフォルムのような流線形のボディは数あるネイキッドバイクの中でも一番の美しさですね!』
ヤマハXJR1300のデザインインプレッションを見ると、ユーザーの満足度は高いようです。特にその大きさと空冷フィンに人気が集中しているようでした。
続いて、ヤマハXJR1300の乗り心地インプレッションを見ていきましょう!
ヤマハXJR1300
ヤマハXJR1300は、居住性とサポート性の最適バランスを目指し、スポンジの硬度・弾性・形状を最適化。走行時のフィット感を高め、優れた乗り心地を実現しています。また、やや前方へ配置したハンドルグリップ位置により、スポーティなライディングポジションを実現しました。
『高速の安定性は抜群ですね!ツーリングに適したバイクだとつくづく思います。ただ旧型のシートはデザインは良いですが、硬いだけなので、お尻はすぐに痛くなります。』
『大き目シートのフィット感が良く、あまりお尻が痛くならないですね。オーリンズサスもプリロード調整が決まれば非常に滑らかに段差をいなしてくれます。ただフロントフォークが抜けている訳でもないのに柔らかすぎてちょっとしたブレーキングでも大げさにノーズダイブするのが少々気になります。』
『乗り心地は、私に合わないのか、このシートに座ると100km走らないうちにお尻が痛くなります。ここが非常に残念です。』
ヤマハXJR1300の乗り心地インプレッションを見ると、シートの出来があまり良くないみたいですね。ユーザーの体型や乗り方にもよると思いますが、今後の改良が望まれます。
では、ヤマハXJR1300の燃費と価格を見ていきましょう!
ヤマハXJR1300
国土交通省届出値定地燃費値 21.0km/L(60km/h)
価格
XJR1300 1,112,400円 (税込)
『結構エンジンを回しますが、スポーツするときは12~13km/L、のんびり走ると15~16km/Lくらいかな。結構激しく乗りますが、10km/Lを割ったことは無い。』
『下道ツーリング10~13km、高速道路13~15km。ちょっと私の個体は燃費が良くないです。』
『燃費は、エンジンを回さないように気をつけて乗っているのですが、リッター18kmが最高です。』
ヤマハXJR1300の燃費インプレッションを見ると、車体の大きさや5速ギヤのせいもあるかもしれませんが、あまり良くはないみたいですね。しかし、カタログ値の70%程走るため、不満ではないようです。
ヤマハXJR1300
では、最後にヤマハXJR1300の総合的な評価、インプレッションを見ていきましょう!
『今や貴重となった空冷ネイキッドです!エンジンの造形美は素晴らしいですし、吸排気系はいじってませんが、本当に良い音がします!街乗り、ワインディング、ツーリングと様々な使い方ができる懐の深い一台だと思います。車体が大きいのでツーリングスポットでも目立ちますよ(笑)』
『インジェクション仕様だが味付けはマイルドで扱いやすい。結構なスピードでも車体がしっかりしているので不安は無い。風圧が大変とあるが、ネイキッドではそれが当たり前でそれが味と思っているので苦に思ったことは一度も無い。街中であまりインジェクション仕様のXJRは見かけませんが、いいバイクです。私の年齢は50を過ぎましたが、峠で十分スポーツができて楽しみを教えてくれます。素直なハンドリングにきっと虜になると思いますよ。』
ヤマハXJR1300
さて、ヤマハXJR1300のインプレッションはいかがでしたか?
ヤマハXJR1300ユーザーのインプレッションをまとめてご紹介しました。様々なインプレッションで、ヤマハXJR1300のカタログではわからない一面が多少なりとも見えたのではないでしょうか?ご購入の一考になるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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