WR250Xのマフラーってどうなの?純正からカスタムまでまとめました!
2016/02/13
unanna222
カモシカのように軽く獣道を行く!ヤマハのロングセラー、セロー250!幅広い層から愛されるセロー250ですが、今回はそんなセロー250のマフラーに焦点を当てました。セロー250のマフラーメンテナンスから、お勧めマフラーなどセロー250のマフラーを徹底解剖します!
セロー(SEROW)はヤマハ発動機が1985年から日本で製造しているオートバイで、25年以上生産が続いているロングセラーモデルです。
1985年に第1世代が排気量225ccのセロー225として生まれ、セロー250となったのは第6世代からです。車体はトリッカーをベースに設計されたため、外見がそれまでとは大幅に変わることになりました。
2005年型セロー250
軽量・スリム・コンパクト、理想的なトータルバランスのセロー250。林道や山道や獣道(けものみち)、山奥などでの走破能力に優れている「マウンテン・トレール」車です。
serou (セロー)とは日本語ではカモシカのこと。カモシカが「獣道を身軽に長距離走り抜く」というイメージがセローの名前の由来となっています。
2008年型セロー250 (形式番号 DG17J)
基本的なコンセプトはセロー225と変わりませんが、排気量がアップし、重量が10kg程度増加しています。またオフロード走行だけでなく、通常の街路走行、舗装路でのツーリング、高速道での走行なども意識した仕様に変更となりました。
初心者から熟練者まで幅広い層の支持を受けているセロー250ですが、今回はこのセロー250のマフラーに大注目!!セロー250のノーマルマフラー、マフラー交換の意味、おススメのマフラー、カスタムマフラー使用者の声まで、セロー250のマフラーを見ていきたいと思います!
まずは セロー250のノーマルマフラーの音を聞いてみましょう!
セロー250 ノーマルマフラー音
どうやら、セロー250はマフラーを重く感じる方が多いようでした。ちなみにセロー250の車両重量は130kgです。
バイクにサビは付き物・・・といわれますが、セロー250のマフラー周辺ではどうでしょうか?
セロー250のこの鉄製のノーマルエキパイは、とても錆びやすい部分です。
海の近くを走ったり、屋外で保管したりと、サビが出るスピードは様々ですが、遅かれ早かれこのようにサビがでることは当然のことです。
このようなサビにはどのように対処したら良いのでしょうか?
サビ取りの方法をひとつご紹介します。
①目の細かいサンドペーパーやスチールウール、真鍮ブラシなどで、サビを完全に削り落とす。がんばって落とす!
サビ取り剤
このようなサビ取り剤を使うのも良いようです。バイク用のサビ取り剤は他にもいろいろあるので調べてみると良いと思います。
②脱脂洗浄を行う。パーツクリーナーを使い、ウエスできれいにふき取ってください。
(マフラーに指紋などが焼きついてしまうのを防ぐため)
②シリコン系耐熱ワックスを塗布する。
耐熱塗料
耐熱塗料も各社からたくさん出ているので、お好きなものを選んでください。
薄く、2~3回に分けて塗るときれいに仕上がります。
薄塗り→乾かす→薄塗り→乾かすを繰り返す。厚塗りしすぎないように!厚塗りは塗装面のひび割れから劣化を引き起こすことがあります。難しいですが・・・。
サビとり剤、パーツクリーナー、耐熱塗料は、ネットやホームセンターなどでも購入できます。
サビへの対処方法をご紹介しましたが、実のところ、はじめから錆びないように対処しておくことが、最も手がかからず、コストも安く、バイクのコンディションも保てる方法です。
①基本はこまめな洗車。泥や汚れは腐食の原因。水滴もきちんとふき取るようする。
②洗車後には、防錆剤、ワックスなどを塗布して酸化を防ぐようにする。
防錆剤 ケミカル
こういったものが役立ちます。
こまめなメンテナンスはとても面倒に感じますが、サビがついてから対処するよりもずっと簡単に済みます。きれいなセロー250で走るのはとても気持ちが良いものですよ!
バイクのカスタマイズにおいては、なんといってもマフラー交換は欠かせないように感じますね。みんなやってますから・・。でもマフラー交換にはどのような意味があるか、知っていますか?セロー250のマフラーを交換する前に、マフラーの意味や交換のメリット、デメリットについて少し知っておきましょう。
マフラーの役割
マフラーには
①高温・高圧の排気ガスを放出するときに出る騒音を消す役割(内部にサイレンサーがある)
②排ガスが出て行く「勢い」を利用した、吸気の効率を上げる役割
があります。
マフラーの内部ではサイレンサーをつけることによって、排ガスの出る勢いを弱めて消音効果を出しています。しかし、排ガスの出る勢いを弱めると排気音が小さくなる代わりに、吸気の効率が下がります。このあたりのバランスが大切で、純正のマフラーはこのバランスが一番良くとれているマフラーといえます。
マフラー交換のメリットとしては①車体全体の軽量化により、取り回しや走行性能の向上が図れる
②自分好みの音、デザインのマフラーにできる が挙げられます。反対にデメリットとしては①車体全体のバランスが崩れ、走行性能が悪くなることがある②純正マフラーよりも耐久性が落ちることがある③排気ガス規制や車検に対応していないマフラーもある などがあります。
セロー250 マフラー
マフラーを交換したからといって、性能が上がるわけではない・・・ということをきちんと頭に入れておくことが重要なようです。有名なメーカーのマフラーであれば、性能アップは見込めますが、そういったマフラーはやはりとってもお高いのです。
マフラーを交換する際は、そのマフラーがどのようなマフラーなのか、自分のバイクにあっているのか、ということをしっかりと情報収集しておくことが必要なようです。
では実際にセロー250のマフラーには、どのようなものがあるのでしょうか。マフラー交換を行った方たちの声や、おすすめのマフラーをご紹介します。
セロー250 ヤマハ純正マフラー
大幅な軽量化を実現した、XT250 SEROW・XT250X・TRICKERのFI車専用、ヤマハ純正のマフラーです。ステンレス素材で初期型セローをモチーフにしているとのこと。
サクラ工業㈱社製触媒を搭載し排出ガス規制適合、平成22年騒音規制対応しています。
重量は2.2kgです。
見た目の迫力があるわけではないし、爆音になるわけでもない。だけど非常に乗りやすくなります。
どの回転域でもアクセル操作に素直に反応するようになり、高回転までも気分良く伸びます。
そのほかには、
「吹き抜けが良くなった」「今までより低い回転数でシフトアップを出来る」「なんといっても軽くなった」
などの意見がありました。ヤマハ純正ということで、安心してつけることが出来る高評価のマフラーです。
こちらはノーマルサイレンサーに対し約2kgの軽量化ができるdB'sのスリップオンマフラーです。
排気ガス騒音証明書付、排気騒音は85dB。
全年式のセロー250に装着できますが、~'07(キャブ車)と2010年3月以降生産の車両はJMCA認定対象外です。
別売りのDBsエキパイ(EXー2.Q5K-DBC-006-044)にもノーマルエキパイにも接続できます。
別売りのDBsエキパイとともにマフラー交換を行った方の声では
フルエキ交換で、全く違うバイクになったようなv(^^
スロットルレスポンスが格段にUPしたので、今まで以上に楽しいセローへ。
トコトコセローがブンブンセローへ(笑スロットルのツキが良いバイクは楽しいね~
とのことでした。アイドリングの音量も純正並に抑えられえているので、音量を気にする方にはかなりおススメのマフラーです。
セロー250 POWER BOX エキゾーストパイプ
老舗のパーツメーカー「SP忠男」が開発した新製品”パワーボックスパイプ”。このパワーボックスパイプは、エキゾーストパイプ部分のみを交換し、サイレンサーはノーマルをそのまま使用するという、新たな排気系カスタマイズです。
SP忠男のパワーボックスは、排気経路に膨張室を設けることで、パワー特性のコントロールを実現しています。
セロー250 POWER BOX エキゾーストパイプのサウンド
取り付けて走行した瞬間から分かる高性能ぶりで、アイドリング付近の極低速から高速までノーマル超えるスムーズさです。高速域は力強く伸びの良い、まさに気持ちィー走りを実感できました。
購入者の評価もかなり高いこの POWER BOX エキゾーストパイプ 。ちなみにSP忠男ダイレクトストアでSP忠男製マフラーを購入した場合、取付け工賃が無料になるサービスがあります。詳細は下のリンクから。
いかがでしたか?セロー250のマフラーについていろいろとご紹介してみました。
セロー30周年記念モデル セロー250 30th Anniversary Special Edition
マフラーについては、ライダーのみなさんそれぞれ考えがあって、ノーマルが一番!換えません!という方から、マフラーを換えなくちゃ気がすまない!という方まで様々な考え、スタイルがあるようです。
セロー250に乗っている方々も、ノーマルのマフラーが好きな方もいれば、このマフラーに換えてよかった、という方もいて、いろいろです。
皆さんが、自分の納得するマフラーでセロー250を楽しんでいく、この記事がその参考になれば、と思います。
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