2016/02/03
yoshi09
車や大型バイクのように車検があれば、自賠責保険が切れることはほぼありません。でも車検の無い原付ではうっかり自賠責保険が期限切れになっていて、知らないうちに無保険車なんてことも。今や原付の自賠責保険もコンビニで加入できる時代。違反切符を切られないうちにチェックを
まずは期限を確認しよう!
原付の自賠責保険の期限がいつまでだったか覚えてない人は多いハズ。
実は原付の場合、プレートに有効期限のシールが貼ってあります。
上の小さな数字が満期年、下の大きな数字が満期月の表示になっています。
わざわざ保険証券を探さなくてもOK!
ちなみに5年くらい前からシールの色が青色1色だったのが、年度ごとに色分けされてます。
原付の自賠責保険は保険期間が1年~5年の間で、1年毎に選べます。
1年なら¥7,280/年、5年なら¥3,470/年と、保険期間が長いほど割引率が大きくなり、割安に。
原付を売却などで手放すときには途中解約も可能。
その場合は残った期間に応じた保険料が返ってきます。
原付の自賠責保険の加入は、自動車損害賠償保障法という法律で規定され、義務付けられています。自分で契約して加入する任意保険に対して、強制保険ともいいます。
絶対に加入しなければならない保険ですから、もし、加入せず、無保険のまま原付で公道を走行すれば、法律違反となり、罰則が適用されます。
気になる保険料は、沖縄や一部離島の除き、一般的には1年で¥7,280です。ただし、加入契約期間が長いと割引が適用され、おトクになります。詳しくは以下をご参照ください。
入ってないと後悔することに・・・
もし無保険状態で走行して、罰則を受けることになったら、思っているよりタイヘンな事態になります。
1)1年以下の懲役または50万円以下の罰金
2)6ケ月の範囲内で免許停止処分
罰金は、過去の違反歴や免停歴などにもよりますが、大体5万円~10万円以下が相場とされています。ただし、悪質運転者として認識されていれば50万円を上限とする高額罰金もあるので注意しましょう。懲役は、罰金が払えないときに適用となりますので、期限内に支払いましょう。
さらに無保険運行で免許6点の減点となります。もし累積がなくても、一発で30日の短期免停となってしまいます。運転免許停止処分者講習を受ければ、実質の免停は講習日だけですが、¥13,800の講習料が必要です。
講習を受けるには¥13,800の証紙が必用!
なかなかの大金です。
期限切れにはくれぐれも要注意です。
自賠責保険に未加入で事故を起こしたら、とてつもない金額を支払うことに・・・
自賠責保険に未加入のままで任意保険で対人賠償未制限に加入していたとしても、自賠責保険の限度額3000万円の分は任意保険で支払われません。そのため、人身事故を起こして、仮に損害賠償金額が3億円だっとしても、自賠責保険に未加入の場合、3千万円は自己負担となります。
仮に、自賠責保険に未加入のままで、人身事故を起こしてしまったとします。任意保険にも入っていなかったとします。賠償できるお金がないと開き直っても、被害者は国に被害金額を請求でき、国は被害者に被害金額を支払います。
そして、その後に事故を起こした人にその金額を請求するのです。国の請求ですから逃れることができません。
事故遭遇時の義務と事故への備え
いつでもカンタン
原付ならコンビニで自賠責保険に加入できるのをご存知ですか?
もし保険が切れていたら、今すぐコンビニへGO!
コンビニでの自賠責保険加入の最大のメリットは即日で自賠責保険証明書(自動車損害賠償責任保険証明書)とステッカー(保険標章)が受け取れるところです。万が一自賠責保険が切れてしまっても、コンビニですぐに契約できるのは大変便利ですね。
なにかと忙しい現代人にはコンビニが神様に見える?
コンビニ加入は自己責任
バイクショップや保険代理店を通さないので、加入内容を誰もチェックしてくれません。手続きはカンタンだけど、正しい情報が必要です。
必用なものをあらかじめ確認し、準備しておくとgood!
原付の自賠責保険の場合、加入に必要なものは次の3つ。
・標識交付証明書
・現在契約している自賠責保険の契約書(更新の場合)
・保険料(ほとんどのコンビニが現金のみの対応なので)
「自賠責保険の契約に必要な情報」
•ナンバープレートの番号(自動車届出済証・標識交付証明書に記載)
•車台番号(自動車届出済証・標識交付証明書に記載)
•契約者の郵便番号・住所
•契約者の氏名
•保険開始希望日時
事前準備があるとスムーズにできます。
インターネットでも自賠責保険に加入できます
原付ならインターネットだけで申込みが完結する自賠責保険があります。
損保ジャパンや三井住友海上など大手保険会社が申し込みサイトを用意しています。
自宅で24時間いつでも申し込め、ほとんどの代理店がクレジット対応もしているのでオススメです。
無保険では乗れない!
原付ならコンビニやネットで簡単に自賠責保険に加入できます。
今すぐプレートのシールをチェックして、うっかり期限切れを起こさないようにしましょう。
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