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ロングドライブを快適にするバイク用シールドのいろいろをご紹介!

あなたのバイクにはシールドが取り付けられていますか?バイクのシールドは長距離を走った時に「あって本当によかった」と思える優れた部品です。もちろんバイクをスタイリッシュに見せる効果もありますが、本来シールドには「風防」の意味があります。今回はシールドの色々です。

バイクのシールドって役に立つの?

風を防ぐと書いて風防です。バイク用シールドは元々ウィンドシールドと呼ばれている風防です。風を感じるためのバイクで風を防ぐのはどうか、という意見もあるでしょうが、シールドが防いでくれるのは風だけではありません。雨も雪も、あの公道の凶器カナブンまでも防いでくれます。

老舗の旭風防(株式会社 旭精器製作所)の製品

旭風防の口コミを一つ載せておきます

シャドウ400に布垂れなしでつけています。一度、取り外して走行したことがありましたが。風防の有り難さを痛感しました。付けた時よりも、外した時のほうが違いがはっきりわかると思います。
購入前の長い年月、よくも風防無しで走っていたものだとあきれております。
夏でも必須。疲労度が全然違います。

出典:https://www.amazon.co.jp

口コミはシャドウ400のオーナー様のものです。アメリカンに旭風防という意外な組み合わせのほうが解り易いかと思い掲載させていただきました。

バイクシールドでスタイリッシュに

風防前倒し

昔はこれがカッコイイ時代もありました

人気のガイラシールド

シールドも時代と共にその形を変えてきました。市販のシールドをそのまま使わず、前倒しや後ろ倒しにして「カッコイイ」時代もありました。もちろんそれらは本当の意味でのシールドの使い方ではありませんでしたが、それはそれでアリでした。現在はバイクによって純正品としてそれ用の作りになっていますから、メーカーのオリジナリティがモノを言います。画像のガイラは今注目のメーカーの一つです。

バイクシールドの傷が気になる

なるべく早くリペアを!

バイクシールドの傷は見た目の悪さもありますが、何よりも前方の視界不良による危険度が増します。何らかの理由で(コケが一番だと思いますが)シールドに傷が入ってしまった場合はなるべく早く処理してあげましょう。ここで問題になるのが傷や汚れの落とし方。丁寧にやっては落ちない、強くすれば傷が付く。事項ではシールドの磨き方を御紹介いたします。

バイクシールドの磨き方

まず先に(老婆心ながら)書いておきますと、シールドは極力自分では磨かない方がいいです。思ったより柔らかい素材であるということが認識できていないと、磨けば磨くほど白濁します。バイクのシールドは汚さない、傷付けない事の方が大事です。どうしても磨かなければならない時は、慎重に丁寧に作業して下さい。

セルフで磨いた結果です

ここからでもリペアは効きますが、「買った方が早いかも」という気持ちが湧いてきます。

耐水ペーパーで根気よく磨いていきます

どうしても自分で磨きたい場合は、耐水ペーパーの400番あたりからはじめ、800番、1000番、1200番と番手を上げて丁寧に磨いて行って下さい。1200番で磨き切ったら次はコンパウンドです。細めから始めて超極細めコンパウンドをウールバフで丁寧に磨きこみます。

仕上げはワックスで

いちいちの工程で必ず水洗いをして透明度を検査しながら作業を進めて下さい。仕上げはワックスがけです。取り付けが済んでからも最後の磨きをかけます。この作業を裏表でやるわけですから、セルフでの磨きは大変です。しかも、メーカーによってその材質が違っているため、このやり方ではできない場合もあります。シールドの磨きは自己責任でお願いいたします。

バイクシールドを自作してみよう!

傷が付きやすいバイクシールドは経費も時間も無駄にします。では、傷が付きにくい素材で自作してはどうだろうか。結構自作バイクシールドは見ますが、自作する理由は、安く自分好みにしかも傷に強い素材が使えるというところが多いようです。

超硬質アクリル樹脂

このアクリル板は鉛筆硬度6Hという優れものです。ちなみにガラスが9H、普通のアクリルが2H、硬質塩ビがFで、6Hだと真鍮ワイヤブラシでこすっても傷が付かないと説明書きに書いてあります。しかもアクリルなのでお湯に浸けるだけで簡単に曲げが効きます。憧れの三次元曲線も作ることが可能です。

この素材で製作したバイクシールドを1年1万キロ使用した状態

このバイクのオーナーさんはとても器用な方で、仕上げもとても美しく出来ています。しかも通常2㎜板でいいところ3㎜板を使っているようです。「安く自分好みにしかも傷に強い」に、「丈夫で長持ち」まで実現しています。脱帽です。

いかがでしたでしょうか?

バイクシールドはロングツーリング好きの方には必携のアイテムですが、ちょい乗りや通学などのバイクの使い方をしている方でも、あって損するものではありません。素材、大きさ、値段、スタイルなどご自分のバイクライフに合わせて使用されてはいかがでしょう。

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