2016/05/10
aricasol
いざ原付に乗ろうと思ったらエンジンがかからない…そんな経験がありませんか?バッテリーが上がってしまうとセルを回すことが出来ず、エンジンが始動しません。そんなトラブルを防ぐためにも、原付のバッテリーは定期的な充電が必須。充電の基本をレクチャーします!
原付のバッテリーあがりほど、いたなものはないですよね。急な用事があるときに原付が動かないとなったらさあ大変。原付といえども、日頃のメンテナンスが大切なのです。
原付 バッテリー充電
急なバッテリー上がりは原付につきもの。定期的な充電で、メンテナンスをしましょう。
原付のバッテリーは消耗品で、定期的な交換が必要です。しかしバッテリーの寿命ではなく、単にバッテリーが上がっているだけの場合もあります。そんなときは充電するだけでバッテリーが蘇ることもあるのです。
原付のバッテリーは実は急に来るわけではありません。必ずなにかしらの徴候があります。原付のバッテリーが上がり始めるサインとは、どのようなものでしょうか?
原付 バッテリー上がりの兆候
充電が必要なほどバッテリーが上がっている場合は、原付のライトも薄暗く、ウインカーの点滅もゆっくりになります。
セルのスタートボタンを押してもなんだか動きが重くなった、ヘッドライトが暗い、ウインカーの点滅が遅いなど、バッテリーが弱るとこれらの症状が出ます。特にアイドリング時が顕著で、この症状が出たらバッテリーが上る前に充電しておきましょう。
原付バッテリーの内部構造
原付に使用する鉛バッテリーは常時満充電の状態にしておく必要があります。
実は鉛バッテリーは性質上、常に充電した状態で保管しておくのが必須です。からのまま放置しておくと、内部の電解質が変質し、バッテリーにダメージを与えてしまうのです。こうなると寿命も短くなり、バッテリーも早く上がるのです。
原付バッテリー搭載位置
充電するには原付のバッテリーがどのにあるのか?事前にチェックしておきましょう
バッテリーが上がったとしても、そもそも自分の原付のバッテリーがどこにあるのか?知らない人もいるのでは。事前に取扱説明書をチェックし、確認しておきましょう。バッテリーの位置は足元、メットインスペースの中、フレームの前側など、車種によってさまざまです。
バッテリーの充電が必要かどうかは、端子電圧をチェックすることでも判定できます。テスターを持っている人なら、測定してみましょう。エンジンが停止した状態で、6Vバッテリーなら6V以上、12Vバッテリーなら12V以上あればOKです。
充電前の電圧チェック
原付に積んでいるバッテリーの端子電圧を測定し、充電が必要かどうか、チェックしましょう。
定期的に電圧をチェックし、補充電を行うことで過放電を防ぐことができます。バッテリーの寿命も飛躍的に伸びますね。
原付用バッテリー充電器
原付の充電器は6V用と12V用がありますので、バッテリーに合った電圧を選びましょう。
最初に説明したとおり、原付のバッテリーには6Vと12Vの2種類があります。充電器を購入する際は、自分の原付が何ボルトなのか?確認しておきましょう。少し高価になりますが、どちらの電圧にも対応できるものも販売されています。
充電中の原付バッテリー
家庭用のコンセントからバッテリーを充電します。
充電するときは車体からバッテリーを取り外します。バッテリーのプラスとマイナス端子にワニ口クリップを正しく取り付けて、コンセントに充電器のプラグを差し込んだら充電開始。過充電に気をつけて、満充電になるまでしっかりと充電しておきます。
原付バッテリー
充電しても直らない場合はバッテリーの寿命が考えられます。
充電しても電圧が回復しない場合は残念ながらバッテリーの寿命が尽きています。この場合は新品に交換しましょう。自分のバッテリーの品番を確認し、同じタイプのもの、または互換バッテリーと交換しましょう。
原付バッテリー
オルタネーターが壊れていると、走行中にバッテリーの充電ができません。
バッテリーを新品に交換したのにすぐに上がってしまった…そんなときはひょっとしたら原付のオルタネーターが壊れている可能性があります。可能性としては非常に少ないのですが、ここを修理するのは、一般の人には難易度が高いので、お近くのバイク修理工場に修理を依頼しましょう。
原付 バッテリー充電のまとめ
原付のバッテリーは使い方で寿命も左右します。充電等の定期的なメンテナンスを行い、大切に使いましょう。
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