いざという時に！マジェスティのバッテリーについてのあれこれ

通勤通学に、待ち乗りに、手軽に乗る場合から本格的なツーリングまでオールマイティなビッグスクーター、マジェスティ。そんなマジェスティーのメンテナンスで最も多いトラブルの一つがバッテリーです。新品のバッテリーにしてから２～３年経った後の秋～冬にかけての寒い時期の早朝など、しばらく乗らなかった場合に突然エンジンがかからなくなったと言うケースが多いようです。

マジェスティー２５０Ｃに使われているバッテリーは　メンテナンスフリーと呼ばれる密閉式のバッテリーを使用しているので、日常のメンテナンスは全然必要ないのですがバッテリーにも寿命があります

バッテリーに蓄電量は　使用年数や外気温によって放電して変化しているので、古くなったり気温が下がったりするとバッテリーの電気の量が少なくなり、電圧が下がってセルモーターをまわすだけの電力が無くなってしまいます。

マジェスティ公式サイトによるとバッテリー仕様は、
バッテリー容量12V, 8.6AH（10H）／型式YTZ10S
となっていますので、これに適合するバッテリーを装着すれば良いようです。

それでは、マジェスティに適合するバッテリーはどんなものがあるのか？マジェスティ250の場合のバッテリーについていくつかご紹介します。

お手ごろ価格で高品質なバッテリー。
電解液注入済みなのでそのまま使用できます。
参考価格 2,980円 (税込 3,218 円)

1年間の補償付き。
充電すればさらに長く使えます。

80年の歴史を誇る世界最大のバッテリーを中心とした自動車部品・バイク用品の国際ブランドACデルコ。
ミニバイクからビッグバイク・スクーターまでモーターサイクル用のカスタムパーツとして高い評価を受けています。

- 電解液を液状からジェルにすることにより、悪条件下の中でも安定したバッテリー性能を実現しています。
- 電極板の劣化の進行を遅らせバッテリーの寿命が従来の商品比で約1.5倍になっています。
- 補充電による蓄電の回復性能が高いようです。
- バッテリー内部で発生するガスをジェル状電解液に還元することで、液面点検や電解液の補充などの日常的なメンテナンスが不要。

- 日本を代表するバイクメーカーHONDAや世界バッテリーランキングトップクラスのメーカーEXIDE、ジョンソン＆コントロールなどその他多数の大手メーカーのバッテリーも製造しているメーカー。
- 日本メーカーを含む世界8社の純正バイクバッテリーに採用されています。
- 品質管理及び品質保証のための国際標準規格である、ISO9001、CE規格（ヨーロッパ標準安全規格）、UL規格（アメリカ標準安全規格）を取得しています。

マジェスティのモデル年式によってはバッテリーサイズや品番が異なる場合がありますので、必ず事前にご自身のオートバイの型番と照らし合わせて、バッテリー品番を確認しましょう。

マジェスティのバッテリーの交換時期は、セルモーターが回らない、回りが弱い場合はもちろんのこと、時間的には概ね２～３年目の天候が暖かくなってきた時期に交換するのがよいと言われています。
バッテリー内の蓄電値が低くなってきて、いざというときにエンジンが始動しないという事態を回避することが重要ですので、電圧は定期的にチェックしておきましょう。
マジェスティー250Cなど機種によってはメーターの中に電圧計も付いているので　電圧が11.5V以下に下がっている場合は、バッテリー交換時期が来ていると思って早めに処置をしたほうがよさそうです。

マジェスティーのバッテリー交換方法は、下記の動画でマジェスティー250Cの場合の交換方法が紹介されていますのでご参照してみてはいかがでしょうか。

電気を取り扱う作業になるので、自身で交換が難しいと思ったら最寄の販売店やパーツ用品店で交換してもらいましょう。

簡単ですがマジェスティの各種バッテリーについてや、交換方法などご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。他の故障と違いバッテリーにもしトラブルが起きた場合は自走できないので、もしもの事態の予備知識としてみなさんのご理解の一助になったら幸いです。それではこれからの新緑の薫る時期、マジェスティーで快適なツーリングをお楽しみください！