こんな時はどうすれば!?バイクのパンクについてまとめてみました
2016/05/08
みーこ11
タンデムというのは元来、直列二頭立ての馬車に使われていた言葉です。現在では主にバイクの二人乗りの事をタンデムと呼びますが、そこには守るべきルールも存在します。楽しく安全にタンデムするために、今回はバイクのタンデムのあれこれについて記事にしてみました。
海外の画像です
日本では絶対ダメ!
現在日本で販売されている原付バイクには、タンデムステップの取り付けがされていません。これは最初から二人乗りを禁じているから当然の事です。もちろんノーヘルも絶対にいけません。安全に乗ってこそバイクは楽しいのです。
高速道路の走行には別の規定があります
普通二輪免許(小型限定)以上の免許を取得してから一年以上経過していないとタンデム走行はできません。よく聞くのが、「普通車の免許を取得してから一年以上経っているから大丈夫」などの勘違いです。バイクの免許と車の免許は別物です。そして、タンデムでの高速道路走行においては、免許取得から三年未満と、二十歳未満の方の走行は禁じられています。乗りたくても、まず腕を磨いてからということだと思います。
さて、ルールがクリアになったところで早速バイクを引っ張り出してタンデムツーリングと参りましょう。と言いたいところですが、ちょっと待って下さい。あなたがタンデムに使えるバイクと免許を所持しているとしても、まずあなたが考えなければならないのがパッセンジャー(後部座席の人)のことです。ドライバーとパッセンジャーの両方が快適なドライブをするためのコツやグッズを幾つかご紹介して参ります。
コンビニや自販機を利用して小まめな休憩を
ドライバーが思っているほどパッセンジャーは楽ではありません。特にバイク初心者ですと恐怖感が拭えるまでかなりの時間を要します。急発進、急ブレーキ、急ハンドルの3急は特に気を付けなければなりません。まずはパッセンジャーがバイクという乗り物と、ドライバーの運転に慣れるまでは、小まめな休憩をとって緊張を緩めてあげましょう。
安価な有線タンデムトーキング
価格1,280円(税込) 送料別
最近は音楽を聴きながら会話の楽しめる安価な有線タンデムトーキングなども数多く販売されています。昔ですと、走行中にパッセンジャーが何か伝えたいことがあればドライバーの肩などを叩いて合図をしたものですが、これがあれば常に会話ができ、楽しい上に安心です。
ドライバーとパッセンジャーを一体化させるタンデムベルト
価格5,500円(税込) 送料無料
運転手と後部座席の人を一まとめに括ってしまえば安全だろう、という発想から生まれたこの商品ですが、これがヒットしました。当初は体重移動が前後で逆になってしまい運転がしにくいのではとか、転倒時にパッセンジャーが逃げられなくて危険なのではとか色々言われましたが、振り落としや居眠り落下の心配の軽減のほうがメリットが大きかったようです。
車でいうところのチャイルドシート
価格12,639円 (税込13,650 円) 送料別
前出のタンデムベルトの子ども用強力版がこれです。ツーリングだけでなく、通学や通園に小さな子どもさんをリアシートに乗せて走る事は珍しくありません。絶対の安心感を得てタンデムをしていただきたいと思います。一つだけデメリットを記しますと、後部の子どもさんがジェットヘルだった場合、メットのつばが邪魔になることがあります。メット選びも大切になってきます。
ご近所へのちょい乗りでもフルフェイスは安心です
もしもパッセンジャーが素人でドライバーがヘルメットを用意するのであれば、ぜひフルフェイスのヘルメットを用意してあげて下さい。後ろに乗っているから風圧はあまり感じないだろうというのは、大きな勘違いです。バイクに乗り慣れない人にとってバイクの風圧は恐怖でしかありません。インカムやタンデムトーキングの聞こえが良いことも安心に繋がりますし、なにより頭部を守られている安心感が違います。
軽装でのライディングはどんなに小さいバイクでもお勧めできません
バイクは法律を犯していなければどんな格好で乗っても良いというものではありません。必要以上に重装備である必要はありませんが、怪我防止のためにも最低限、長袖、長ズボン、グローブくらいは装着していてもらいたいものです。
アメリカのごり押しで解禁になった高速タンデム。BMWはタンデムでの走行を設計段階で想定して作りこんでいます。日本でもこれからタンデムは増えるでしょう。
フルフェイスヘルメット、ライダースジャケット上下、グローブ、ブーツ、インナー、サングラス,,,完璧です。バイクボックスには雨具も入っていることでしょう。タンデムツーリングでの装備は全天候で考えることが大事です。
日本は縦に長い国です。北と南ではまったく文化や風習が違います。様々な場所へ出掛けてその土地の風を感じるのはとても楽しい事です。それも二人でなら楽しさ倍増です。この記事で安心、安全にタンデムツーリングをしていただけたら幸いです。
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