2016/02/03
yoshi09
原付バイクといっても定期的な整備は必要です。そんな整備でも代表格といえるのがオイル交換。業者に依頼しても良いですが、自分でオイル交換することで、原付の維持費を安くあげることができます。この章では現在主流の4サイクルエンジンのオイル交換方法を解説します。
原付バイクのオイル交換は定期的に行う必要があります。オイル交換をしていないと原付のエンジン内部にスラッジがたまり、何かしらの不具合を起こすことがあります。
原付オイル交換頻度
原付バイクはメーカー指定の走行距離、または時期でオイル交換を行います。
しかし気になるのは原付バイクのオイル交換頻度です。どのくらいの時期で交換すればよいのでしょうか?基本的にはメーカーの推奨するオイル交換時期を守っていれば、まず重大なトラブルに遭遇することはありません。
原付オイル交換頻度
原付は初回に早めのオイル交換を行い、2回目以降は同じサイクルでオイル交換を行います
原付のオイル交換は新車の初回時のみ1000km走行で交換。以後3000kmごとにオイル交換を行います。とはいえ原付のオイルは使わなくても置いておくだけでも劣化します。走行距離に満たなくても、1年が経過したらオイル交換します。
普通に乗ってるんだったら3000kmでいいですが、原付で3000kmだと交換までにかなり時間が開いてしまうと思います。オイルも酸化して劣化しますので、距離または半年に1回(どちらか早い方)で交換していれば問題ありません。
もちろん日常の点検でも定期的にオイル量くらいはチェックしていたほうが確実です。オイルが入っていないとエンジンが焼き付き、原付自体が廃車になります。
では原付のオイル交換にはどのような工具が必要なのでしょうか?基本的な工具などを紹介してみましょう!
原付オイル交換の工具
原付のオイル交換に必要な基本的な道具の一式。
原付でオイル交換を行うには、まずエンジンオイル、廃油処理の箱、ウエスなどです。原付のオイル交換は工具や車体が廃油で汚れることがあるので、油汚れを落とすクリーナー(ブレーキクリーナー等)があると便利です。
原付オイル交換の道具類
ドレンを緩めるためのメガネレンチ
このほかにもドレンボルトを緩めるメガネレンチ、オイルジョッキが必要です。オイルジョッキに関しては、原付のオイル購入時に、注ぎ口をサービスしてくれるショップもありますので、そちらを利用すれば不要です。
それではさっそく原付バイクのオイル交換を行ってみましょう。最初のステップは古いオイルの抜き取りです。
原付バイクのオイル交換ドレン
原付のエンジンの下側に、オイル交換用のドレンボルトがあります。
ドレンボルトをメガネレンチで緩めると、原付のエンジン内から、古いオイルが出てきます。
原付のオイル交換 廃油処理
市販の廃油処理剤などを使用して、古いオイルを受け取る
古いオイルは市販のオイルパックン(廃油処理剤)などを使用して、古いオイルをためておきます。これがないと床がオイルまみれになってしまいますし、環境にもよくありません。
古いオイルを抜き取ったら、次は最初に外したドレンボルトをしっかり締めて、新しいオイルを補充していきます。ドレンボルトは走行中にゆるみがないようにしっかりと締めておきましょう。緩むとオイルが漏れて、エンジンが焼き付きます。
原付のオイルゲージ
原付のオイルキャップはレベルゲージと一体構造となっており、合理的です。
オイルキャップを反時計回りに回すと、中からレベルゲージが出てきます。この穴からオイルを注いでいきます。
エンジンオイルの給油
エンジンオイルの給油口から、オイルを注ぎます。
エンジンオイルを入れる量は、最初500CCほど注いで、レベルゲージでオイル量をチェックしながら、規定値まで入れていきます。これでオイル交換は終了です。キャップを締めて、念のためドレンのゆるみがないか?オイルが漏れていないか、チェックしましょう。
いかがでしたでしょうか?
以上原付バイクのオイル交換の方法についてまとめてみました。
こうしてみるとオイル交換は意外と簡単ですよね。
特殊な工具も不要なので、ぜひ一度自分の手で交換にチャレンジしてみましょう。
最後に、これらの作業をまとめた動画を紹介します。
映像で見ることで、感覚的なことも理解できますので、
より確実に作業方法をマスターすることができます。
わかりやすい原付のオイル交換
オイル交換の方法を動画で分かりやすく解説しています。
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