ヘッドライトの交換で一気に自分のバイクにカスタム感が出る!!
2015/12/26
ダミアン
投げ飛ばしても壊れにくく、リッター100km超えとも言われる燃費を誇るスーパーカブ。無骨な装備が魅力のひとつですが、ヘッドライトが暗くて夜道の運転はヒヤヒヤもの。スーパーカブのヘッドライトを交換して、全方位死角無しの最強バイクに仕上げましょう。
配達に活躍するスーパーカブ
スーパーカブは、ホンダが、そして日本が誇るバイクの1台です。
投げても壊れないタフさ、リッター100kmを超える驚異的な燃費、長年乗り続けても不調をきたすことのない頑丈なエンジンなど、その利点を挙げればキリがありません。
その絶大な信頼から、郵便の配達バイクとして、各地の新聞配達バイクや蕎麦などの出前バイクとして、活躍しています。
もちろん、個人でもその無骨さにひかれて愛車にする人も多くいます。
経済性も高く、通勤バイクとしてだけでなく、長距離ツーリングの相棒としても最適なのです。
現在販売されているスーパーカブには、
・50ccモデル
・110ccモデル
の二つがあります。
どちらのモデルも、基本的に車体自体はまったく同じで、エンジンだけが違う兄弟車です。
また、派生モデルとして、リトルカブ、クロスカブといったバリエーションモデルも存在しています。
スーパーカブ50
50ccの原付一種モデル。
普通免許で乗れ、リッター100kmを超える燃費の経済性重視のモデル。
二段階右折が必要となったり、法定速度が30km/hとなるなど、利便性では劣る面もある。
現行型のヘッドライトは角形。旧型のヘッドライトは丸形でした。
スーパーカブ110
スーパーカブ50と同じボディに、エンジンのみを変えたモデル。
110ccなので二人乗りも可能。タンデムステップが標準で装着される。
シートをタンデムシートに変えることで、二人乗りも快適にできます。
110ccなので、二段階右折も不要で法定速度も60km/hになるが、普通自動二輪免許(小型限定も可)が必要になるなど、ハードルが上がる。
現行型のヘッドライトは角形。旧型のヘッドライトは丸形でした。
リトルカブ
14インチのタイヤをはいて、さらに小さくなったカブ。
カブの特徴はそのままに、取り回しもさらによくなって、かわいらしいデザインも相まって女子にも人気。
ヘッドライトは丸形。
クロスカブ
スーパーカブ110をアウトドア仕様にした一台。
本格的なオフロード性能、とはいきませんが、持ち前のタフさでどこにでも行ける一台。
カジュアルなスタイルで、若者にもおすすめな一台。
ヘッドライトは丸形。
スーパーカブには70cc、90ccのモデルや、クロスカブの祖先のようなハンターカブ、郵便局専用の通称郵政カブなど、様々なモデルが存在していました。
郵政カブ
雪道もへっちゃら
向かうところ敵なしのスーパーカブですが、夜道の運転は苦手なのです。
なぜなら、ヘッドライトが暗い!
スーパーカブに限らず、原付バイクは全体的にヘッドライトが暗いのです。
ヘッドライトがついているのかどうかすら不安になるレベル。
夜も安心して走れるように、スーパーカブのヘッドライトを強化しましょう。
スーパーカブのヘッドライトを明るくするには、様々な方法があります。
それぞれに利点・欠点なども含めて、比較してみましょう。
スーパーカブシリーズのバルブ規格は『H4』というものです。
古いモデルやリトルカブは『HS5』という規格です。
より明るいタイプのバルブに交換する方法です。
比較的安価に、そして簡単に交換できます。
バルブの交換に必要な道具はプラスドライバー一本。
M&Hマツシマ HS5 12V35/30W (B2・CL)
HS5規格で唯一(?)の高効率バルブ
素人でも+ドライバーNO.2一本で簡単に交換できる。色合いはデフォルト品と同じだが、最初は強烈な明るさに驚いた。パッケージを見るとデフォルトの二倍近いスペック(35/30W→60/50W)と解釈できるが、実際の明るさもその程度と思われる。
Amazonでは、簡単に交換できるわりに、比較的好意的なレビューが多いようです。
HIDはとにかく明るい
HIDは非常に明るいライトで、車でも人気のカスタムですが、バイクに取り付けるには、バラストなどのパーツをどこに固定するかなど、若干ハードルが上がります。
また、スーパーカブの発電機は比較的弱いと言われています。
HIDの場合、安定した電力が必要で、ヘッドライトがチラついたり、信号などでの停止時にヘッドライトが消えるなどの問題が出ることもあるようです。
バイク用HID
バイク専用のHIDキットも多数販売されていますが、適合などよく調べる必要も。
LEDヘッドライト
HIDに勝るとも劣らない明るさを誇るLED化は最近流行のヘッドライトカスタムです。
ヘッドライトのバルブを交換する要領で、簡単に取り付けられます。
ただ、市販されているLEDバルブはほとんどが直流専用です。
しかし、スーパーカブの電源は交流となっていて、そのままでは正常にヘッドライトが点灯しません。
そこで、スーパーカブの直流化が必要になります。
配線を数本変更すればいいので比較的簡単ですが、若干ハードルもありますね。
きれいな純白で、最近のLEDヘッドライトバルブは明るさも十分で、標準のハロゲンとは比較にならない明るさを誇るものも増えてきました。
バイク用LEDヘッドライト
最近は取り付けが非常に簡単なタイプも登場してきました。
スーパーカブのヘッドライトはレンズカット方式というタイプのユニットを使っていますが、HIDやLEDヘッドライトを使った場合にはマルチリフレクタータイプのヘッドライトユニットの方が相性が良く、より明るく照らせる場合があります。
もちろん、ハロゲンバルブのままでもマルチリフレクター化することで、ヘッドライトの照射範囲や明るさなどが改善するようです。
スーパーカブ用品は様々な会社から交換用パーツが発売されていますので、簡単に見つけることができます。
スーパーカブ唯一の欠点とも言われるヘッドライトですが、簡単な作業でより明るくすることができます。
夜道の安全運転のためにも、明るいヘッドライトを装着し、快適な視界を手に入れましょう。
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