フロントフォークを交換する目的って破損や故障だけじゃないの？

今回はフロントフォーク交換に関する情報をご紹介しますが、そもそもフロントフォークとは一体何なのでしょうか。
まずはフロントフォークに簡単について、ご紹介します。

フロントフォークとはバイクのフロントサスペンションのことです。
フロントフォークにも様々な方式のものがありますが、一般的に多くのモデルで使用されている方式はテレスコピックフォークという方式です。

この方式はアウターチューブ、インナーチューブ、コイル、フォークオイルから構成されており、内部にフォーク専用オイルが入っており、このオイルがオリフィスと呼ばれる狭い通路を行き来することで、減衰力を発生させています。

つまり、このフロントフォークによって、路面の凹凸で生じる衝撃などを吸収するわけです。
では、このフロントフォークを交換するとは一体どういうことなのでしょうか。

では、なぜフロントフォークを交換するのでしょうか。
事故や故障以外にも、フロントフォークを交換する理由があります。

フロントフォークを交換する理由はいくつかあります。
フロントフォークが事故等で曲がってしまった場合、フロントフォークに致命的な欠陥がある場合はもちろん交換しますが、バイクをカスタムする場合にもフロントフォークを交換します。

え？と思った方もいるかもしれませんが、フロントフォークの長さを変えるだけで、バイクをカスタムすることができます。
フロントフォークが非常に長いバイク、主にアメリカンタイプのバイクを見かけることはありませんか？

フロントタイヤがはるか前の方についているバイクはフロントフォークを交換して、カスタムされています。
では、どのように交換するのでしょうか。

次は、フロントフォークの交換の仕方をご紹介します。
フロントフォークはどのように交換するのでしょうか。

あとは交換するフロントフォークを逆の手順で取り付けていくだけです。
ロングフォークに交換する場合は、別途加工が必要なので、業者に依頼する方がいいでしょう。

また、フロントフォークを交換した場合、慣れるまでは慎重な運転を心掛けるべきです。
フロントフォークの交換では乗り味や乗り心地が大きく変わるので、注意が必要です。

最後にフロントフォークを交換したバイクをいくつかご紹介します。
見た目がそんなにかわらないものもあったりしますが、少しでも長くなったり、短くなったりすると乗り心地が変わるようです。

フロントフォークを交換して、ロングフォークチョッパーにしたバイクがミーティングを行っているところです。
このようにフロントフォークを交換すると、今までつけていた方式のフロントフォークとは方式がかわるため、最初は乗り心地などがかわるようです。

フロントフォークを交換して５０㎜のローダウンをしたバイクです。
たかが５０㎜と思うかもしれませんが、ほんの少しの差でも乗り心地やショックの動きが変化するので、実は５０㎜の変更は結構大きな変更とも言えます。

いくつか紹介してきましたが、フロントフォークの交換で一番多いのはロングフォークチョッパースタイルへの変更だと思います。
ネイキッドタイプの方は純正からメーカー品へ交換することで性能アップを図る人が多かったです。

いかがでしたか。

フロントフォークの交換は不具合や事故などによる損傷以外の目的でも行われていることがわかりました。
特にカスタムというジャンルにおいては驚くほどに長いフロントフォークへの変更でしたね。

フロントフォークはバイクには欠かせないパーツです。
どのような乗り味にするかなどを決める重要なパーツであるため、フロントフォークのメンテナンスなどは怠ってはいけません。
カスタム目的で交換するのもおもしろいですね。