ブレーキローターの交換時期はいつ?その交換にかかる費用は?
みなさんは、ブレーキローターの交換時期をご存じでしょうか?また、ブレーキローターの交換にどれくらい費用がかかるかご存じでしょうか?今回は、ブレーキローターの交換時期やブレーキローターの交換にかかる費用などについてご紹介したいと思います!
みなさんは、ブレーキローターとは一体何かご存じでしょうか?
まずは、ブレーキローターがどんなものなのかご紹介いたします!
ブレーキローターとは、自動車やオートバイ、その他輸送機器に用いられるディスクブレーキを構成する部品のことです。
鉄・ステンレス・アルミニウム・炭素繊維強化炭素複合材料などの材料からなる円盤状の部品です。
ブレーキローターは、ブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドをブレーキローターに押付け、その摩擦力によって制動する仕組みになっています。
ブレーキローターには摩擦熱に強く、放熱効果が高い素材が求められることから、自動車には鉄、バイクにはステンレス鋼製のものが主に使用されているそうです。
装着する車種によって、単なる一枚の円盤ではなく、様々な工夫によって熱容量や放熱性を向上させているそうで、ドリルドローター・スリットローター・ベンチレーテッドディスク(Vディスク)・フローティングディスクといった種類があります。
では、ブレーキローターの交換は本当に必要なのでしょうか?
ブレーキローターの交換の必要性について調べてみました!
ブレーキローターは使用に伴って磨耗するので、定期的に交換や研磨が必要です。
国産車の場合、ブレーキ鳴きを嫌ってブレーキパッドが減るようにセッティングしてあります。
国産車に乗っていると、ブレーキパッドのほうが減っていくのでブレーキローターはあまり減らないようになっていますが、、積雪地方などではブレーキローターが極端に錆びてくる場合があるのです。
修正研磨をしてやれば、パッドとの当たり面は直るのですが、削ることによって厚みが減ってしまいますので、2回も修正研磨をしてやると厚みがなくなるため、ブレーキローターを交換しないといけません。
錆びてしまうと、ハブとの間が強力に固着してしまって、上手く外さないとブレーキローターは簡単に割れてしまいます。
では、ブレーキローターの交換の時期はどれくらいなのでしょうか?
ブレーキローターの交換時期について調べてみました!
ブレーキローターの交換時期は新品時から1〜2㎜摩耗した時で、ソリッドディスクで新品時の厚さは9㎜程度でマイナス1㎜程度が交換時期、ベンチレーティッドディスクで新品時の厚さは18〜21㎜程度。この場合はマイナス2㎜程度が交換時期だといわれています。
しかし、国産車の標準装備のディスクローターは、非常に丈夫で、一般的な走行ならば、10万㎞走行でもここまで摩耗することはほとんどありません。
また、ブレーキを踏むと鳴きがでる。・ブレーキを踏むと足に振動が伝わる。(ジャダー)・らーたー面がレコード盤状に削られている。・ローターが編摩耗しているとき。・ローター面にヒータースポットがあるとき。・ローター面が黒く焼けている。・ブレーキに片効きが感じる。・ディスクパットが全体に当っていないとき。などがあった場合も交換の時期とみて、ブレーキローターの交換をしたほうがいいでしょう。
また、新しいブレーキローターを取り付ける場合、ブレーキパッドも新品にする必要があります。
なぜなら、古いブレーキパッドだと当たりが悪い可能性があるからです。
ブレーキローターの交換時にかかる費用とは一体いくらくらいなのでしょうか?
次は、ブレーキローターの交換の費用について調べてみました!
ブレーキローター自体は、フロントとリアを合わせて¥40,000ほどで購入することができます。
ブレーキローターの交換をするときは、先程もお伝えしたようにブレーキパッドの交換も必要です。
ブレーキパッド自体は、フロントとリアを合わせて¥10,000しないくらいで購入できると思います。
工賃に関しては1ヶ所あたり¥4,000ほどで交換してくれます。
なので、一台交換するのに、およそ¥60,000~¥70,000ほどの交換費用がかかると考えていいと思います。
今、ご紹介した交換時の費用は、あくまでも目安ですので、交換時の参考としてお考えください。
いかがでしたでしょうか?
今回は、ブレーキローターの交換時期や交換時の費用についてご紹介してきましたが、おわかりいたでけましたでしょうか?
ぜひ、ブレーキローターの交換の際の参考にしてみてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。