ハーレーに乗ってかっこ良く決めたい!おすすめヘルメットはこれ!
2016/04/12
ちょびりんこ
ハーレーが走っているとつい目が行きますよね。ハーレーが走るためには様々なオイルがそれぞれの役割を担っています。今回はハーレーに使用されている様々なオイルをご紹介します。国産車と違って、ハーレーならではのオイルもあるので、ご紹介したいと思います。
今回はハーレーのいろいろなオイルをご紹介しますが、代表的なエンジンオイルのお話を先ずしておきます。
ハーレーに限りませんが、バイクにおけるエンジンオイルの役割は何となくは分かっていても、詳しく理解している方は意外と少ないものです。
エンジンオイルの役割は以下の通りです。
潤滑…金属同士の摩擦を減らし、摩耗や溶着を防ぐ
洗浄…金属粉や燃焼時に発生する化合物などを吸収する
冷却…エンジンの燃焼・摩擦によって発生する熱を冷ます
密閉…油膜をつくり、燃焼室からガスが逃げないようにする
防錆…金属が直接空気や水分に触れて錆びるのを防ぐ
クッション…各部品の隙間に入って衝撃を緩和する
オイルはこれだけたくさんの役割を果たしています。
ハーレーのパフォーマンスを保ち、車体を長持ちさせるため、オイルは陰でハードワークをしているということです。
では、どうしてエンジンオイルを交換するのでしょうか。
交換しないことでハーレーに影響があるのでしょうか。
ハーレーを始め、バイク、車、どんな原動機に使用されているオイルも同じですが、オイルは生き物です。
汚れますし、劣化もしますし、寿命もあります。
そのため、交換しないで放置するとパワーや燃費に影響を及ぼします。
交換をしないで乗り続けていると、最悪の場合にはエンジンが焼け付いて故障してしまうケースもあります。
高価なハーレーを故障させてしまうと、修理代も痛いですね。
ハーレーに限りませんが、オイル交換の際はフィルターも一緒に交換をしましょう。
フィルターは不純物をろ過し、オイルをきれいに保つ役割があります。
フィルター交換をしていないとオイルに溜まっていく不純物を除去しきれず、オイルの劣化を早めることになってしまいます。
オイル交換2回に1回の割合でフィルターの交換をするのがベストです。
ハーレーのエンジンオイルには「SAE20W-50」や「SAE50」といった記載があります。
ここでは、この表記の意味について簡単にご紹介します。
そもそもオイルには、「低温時は硬くネバネバしていて、高温時はやわらかくサラサラしている」という特性があります。
上の表記は、この「オイルの粘度」を表すものでシングルグレードとマルチグレードで表記の仕方が異なります。
SAE(米国自動車技術者協会)が定めた粘度の分類で、「SAE50」のように1つの数値で表されています。
使用できる温度の範囲が狭く、季節により使い分けが必要になりますが、ショベルなどの旧車に多く使用されています。
・SAE 50の場合
「50」は、油温が100℃のときのオイルの粘度のことです。
この数字は11段階に分けられており、数値が大きいほど粘度が高いことを表しています。
SAE(米国自動車技術者協会)が定めた粘度の分類で、「SAE20W-50」のように2組の数値で表されます。
幅広い外気温に対応できるため、現在では主流になっているオイルです。
・SAE 20W-50の場合
「20」は低温時のオイルの粘度で、数値が小さいほど低温時でもやわらかさを保つことができます。
「50」は高温時のオイルの粘度で、数値が大きいほど高温時でも粘度を保つことができます。
ちなみに「W」はWINTER(冬)の略です。
このように同じハーレーのエンジンオイルでも、表記の違うものがありますので、購入の際には注意が必要です。
新しいハーレーにお乗りの方はマルチグレードを使用していると認識していても間違いではありません。
ここまでオイルと言って、エンジンオイルのことだけをご紹介してきましたが、一般的な国産車と違い、ハーレーはエンジンオイルの他にもエンジン回りで使用されているオイルがあります。
それが、「トランスミッションオイル」と「プライマリーオイル」です。
ちなみにスポーツスターはトランスミッションとプライマリーケースがつながっているため、トランスミッションオイルとプライマリーオイルを兼ねたオイルを使います。
それが「XLトランスオイル」などで、専用オイルがありますのでお間違えのないように気をつけてください。
ギアを摩耗から守るためのオイルです。
他にもギア周りで発生する衝撃を和らげる役割もあります。
交換は半年に1回が目安です。
エンジンの力をトランスミッションに伝えるプライマリーチェーンを潤滑させるためのオイルです。
交換は半年に1回が目安です。
MOTOR FACTORY社製のハーレーのスポーツスターファミリー専用オイルです。
トランスミッションオイルとプライマリーオイルの役割を兼ねています。
このほかにも交換サイクルは長いものの、走行に重要なオイルもあります。
エンジンオイルなどよりも交換サイクルは長めですが、ハーレーで走行中などにフォークの沈み込みが気になり出した場合は交換することをオススメします。
こちらも交換サイクルは頻回ではないものの、ハーレーに乗っている際にブレーキのタッチが悪いときなどはチェックし、早めの交換をオススメします!
ハーレーにはエンジンオイル以外にも多くのオイルが使用されていましたね。
交換サイクルはそれぞれで違ってきますが、どのオイルもハーレーの健康を保つためのものですので、メンテナンスを省略してはいけません。
いかがでしたか。
オイル交換と聞くと多くの方がエンジンオイルを想像しますが、ハーレーのオイルには様々な種類があり、交換サイクルもそれぞれで違ってきます。
ハーレーは比較的高価で取引されているバイクです。
そのためか、ハーレーのオイルやパーツ類の価格も非常に高価です。
忙しさやめんどくささ、お金がかかるなどを理由にハーレーのオイル交換をさぼってエンジンなどをダメにしてしまうと、オイルを何十回も交換できるほどの出費になります。
そうならないためにも適切にオイル交換し、ハーレーと楽しいバイクライフを送ってください。
楽しいハーレーライフのための参考になればうれしいです。
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