スクーターの中で絶大な人気!スズキのアドレスV125をCHECK!!
2015/10/29
masac1016
最近人気を集めている125ccスクーター。その火付け役として有名になったのがスズキのアドレスV125。アドレスV125は防犯性でも人気を集めましたが、維持費の観点から今回はメンテナンス性に注目したいと思います。どんなメンテナンスが必要なんでしょうか?
維持費は原付並み!性能と交通法規はもっと快適に!!
アドレスV125は124ccのスクーターです。最低でも自動二輪小型限定免許が必要になります。
50ccよりいいとこいっぱいのアドレスV125!!
2人乗り。制限時速が普通車と同じ。二段階右折無し。そして、税金も安く、保険もファミバイが使える!ちなみに実燃費もほとんど変わりません!!
アドレスV125は維持費に優れる原付2種バイクです。装備、メンテナンス性も50ccとは比べ物になりません。どんなバイクかご紹介します!!
アドレスV125はスズキのインジェクションバイクです!
どうしても2サイクルエンジンに加速で勝てなかった常識をはじめて覆した4サイクルエンジンバイクと言えます。加速が速いんです!
2サイクルエンジンは加速は速いですが、燃費はあまり良くありませんでした。アドレスV125の加速と燃費は2サイクルエンジンに乗る意味を無くしてしまいました。
アドレスV125はフューエルインジェクションで燃費がいいんです!!
アドレスV125は低地燃費が52.0km/L。50ccバイクは70~80km/L程度ですが、これは時速30キロの話です。アドレスV125は倍の時速60キロで52.0km/Lです。
50ccの倍の速度という事は、単純計算80km/Lを半分にすると60キロ低地燃費ですが、80の半分は40km/L。アドレスV125の52.0km/Lがいかにいい燃費かおわかりかと思います。
インジェクション車のアドレスV125は冬場でもエンジンのかかりは最高です!!
スクーターには定番のシャッターキー!
シャッターキーはどのスクーターにも付いていますが、アドレスV125はこのメインシャッターキー1つでシート下のボックスと給油口まで管理できます。ガソリンを抜かれる心配も皆無です!!
上位グレードのアドレスV125Sにはセキュリティ標準装備!
小型スクーターとしては初となる盗難抑止アラーム標準装備のグレードがあります。スズキは汎用のアラームも販売しているので、後付けも可能です!!
個人情報ですが、スズキのバイクショップの店長曰く「アドレスV125は売り始めてから盗難被害が1件も出てないね」たそうです。なんてスクーターだ!!
おすすめできる条件が満載のアドレスV125ですが、維持費が安いと言ってもメンテナンスでお金がかかっては意味がありませんよね。
アドレスV125でどんなメンテナンスが必要になっていくかご紹介していきます。といっても通常必要なメンテナンスばかりです、ご安心ください。
意外と怠ける方が多いんです…大事なメンテナンスですよ!!
神経質な方は1000キロ未満でも交換しますが、一般的には1500~2000キロ程度で交換、オイルフィルターは2回に1回交換です。
原付ほどではないですが、それでも排気量の小さいアドレスV125はエンジンも高回転で回るので高温になります。オイル交換メンテナンスは絶対に手を抜かないようにしましょう。
アドレスV125はメッキシリンダーなんです!
従来品よりも耐久性の高いエンジンです!スズキのバイク店店長曰く「4万キロのエンジンのオーバーホール頼まれてエンジンばらしたら、まだオーバーホール必要ないくらいで驚いた」との事。メンテナンス要らずですね!
4万キロでオーバーホールしなくてもいいくらいって事は、アドレスV125は普通の人の場合乗っている間はお金のかかるエンジンメンテナンスはありませんね!
よほど荒く使わない限り、エンジンは基本オイル交換くらいのメンテナンスで済みます。経済的ですね!!
耐久性の良いエンジンを搭載したアドレスV125といえども、1万キロを越えたあたりからは使い方によってメンテナンスに個人差が出てきます。
ここではそこそこ走行距離を積み重ねると出てくるメンテナンスをご紹介します。
こんなになるまで使ってはいけません…
タイヤは早い方では1万キロ前後で交換のメンテナンスです。写真の様になってしまっては雨でこけます。スリップサインを良く見ましょう。
アドレスV125のタイヤは耳寄り情報があります。
アドレスV125のタイヤサイズは
フロント 90/90-10
リヤ 100/90-10
となっています。
実はこのサイズは50ccの原付スクーターと同じサイズで、タイヤだけなら5000円くらいで購入できてしまいます。メンテナンスコスト大幅削減ですね!!
時々見てみましょう!
アドレスV125のフロントブレーキはディスクブレーキです。1万キロ~2万キロくらいで交換時期となります。安いパッドなら1000円台からあります。
ブレーキメンテナンスとしてパッド交換のついでにブレーキオイルの交換もやっておくと尚良いです。
アドレスV125のリヤブレーキはドラムブレーキです!!
フロントのブレーキパッドと違い、リヤのブレーキシューは3万キロ~5万キロ以上もってしまいます。なので、ブレーキメンテナンスはほぼフロントに費やされます。
アドレスV125にはインジケーターがあります!
リヤブレーキの効きが悪くなると②のナットを締めこみます。
すると①が下がってきます。
下がってきた①が③の△マークのところまできたらメンテナンス時期です。
あんまり電圧が下がるとエンジンがかかりません!
メンテナンス時期は個人差がありますが1万キロ~2万キロ程度です。アドレスV125はキックもあるのでかなり粘れますが、インジェクションは最終的にエンジンがかからなくなります。ご注意を!
最近はネットなどで3000円~4000円程度で購入できるので、バッテリーのメンテナンスはケチらずサクッと交換が望ましいです。
素人目には見てもわからない部品です!
5000キロが推奨という話もありますが、実際には1万キロ残後で何かのメンテナンスのついでで交換される方が多いです。安い部品なので距離がきたら交換してしまったほうが良いかと思います。
プラグメンテナンスをサボった場合におきる不具合としては、エンジンがかからなかったり、ふけ上がりが悪くなったりすることです。
原因が特定しにくい症状ばかりなので、プラグメンテナンスは距離目安が無難です!!
2万キロ前後が目安のメンテナンスです!!
駆動系の消耗部品の交換です。アドレスV125に限らず現在のスクーターのほとんどが同じ時期にメンテナンスする事になります。
お店によって15000円~20000円くらいの費用になるようです。
ドライブベルト、ウェイトローラー。場合によってはプーリー、クラッチ、カムとその周囲のグリスアップにミッションオイル交換等が一般的なメンテナンスです。
いかがでしたでしょうか?
50ccと比較しても、そう特に変わったメンテナンスの項目は登場しなかったと思います。むしろ、エンジンや駆動系の耐久性はアドレスV125が優位ではなかったでしょうか?
50ccとほとんど変わらない維持費でさらなる喜びを!!
大体車両買い替えを考える3万キロlくらいまでを想定してメンテナンス項目をご紹介しました。
その後、愛着を持って付き合っていけば6万キロ超えもあり得ます。
特に50ccのスクーターをお乗りの方には、快適性や防犯性、トータルのコスト面でもおすすめできるスクーターです!!
実際中古車でも5万キロ台の個体もまだまだ販売されている状況です。これから免許の取得や、車両の購入をお考えの方にこの記事を参考にしていただけると幸いです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局