2016/03/09
里ちゅーん
1958年からホンダで販売されて以来、世界各国で50年以上愛され続けているスーパーカブ。扱いやすさが日常生活に使うオートバイとして人気なスーパーカブですが、やはり一番魅力的なのはその燃費性能!今回はスーパーカブの燃費性能に迫ってみたいと思います!
初代スーパーカブ50
1958年にホンダから発売されたスーパーカブは、世界最多量産の二輪車であり、世界最多量産の輸送用機器でもあります。高性能の高耐久性、さらに低燃費な自然空冷49㏄4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載しており、誰でも気軽に乗れるオートバイとして人気を博しました。
スーパーカブは、長距離ツーリングから、街乗りやアドベンチャーランまで様々な乗り方が出来ますが、ドレスアップパーツやチューニングパーツで改造を楽しむ層もいます。海外製パーツも特にスーパーカブが普及しているタイ製などの輸入が可能で、日本国内にも専門店があり、様々な楽しみ方が出来るのもスーパーカブの魅力です。
スーパーカブ
変わった例ですが、種子島ではスーパーカブが高校生の通学用バイクに指定されているようです。
それでは、スーパーカブの燃費について見ていきましょう。まずは燃費性能とエンジン性能とついて紹介します。
スーパーカブの空冷4ストローク単気筒エンジン
スーパーカブの空冷4ストローク単気筒エンジンは、力強さや低燃費、経済性、静粛性、信頼性を備えており、重い荷物の積載時や坂道発進でもパワフルな走りを発揮します。
電子制御の燃料噴射装置、「PGM-FI」採用により、走っている状況に応じてコンピューターが判断し、理想的な燃料噴射量とタイミングを調整。ムダなく効率的に燃料を使うので、環境性能にも優れ、経済的。
このエンジンは、季節や天気に関係なく、その日の状況に応じてスムーズにエンジンが始動します。万が一バッテリーが上がったとしても、キックですぐに始動できます。
スーパーカブの燃料タンク
スーパーカブの燃料タンクは長距離走行も安心な、4.3Lです。カタログ燃費100㎞/Lで航続距離を計算すると、一度の給油で473㎞を走行できることになります。
また、環境性能にも優れたスーパーカブは、燃料噴射装置「PGM-FI」の効率的な燃料供給により余分な排出ガスを抑制し、有害物質を低減します。このPGM-FIは、好燃費にも貢献し、スーパーカブの驚異的な燃費性能に繋がっています。
スーパーカブのメーター
メーターパネルは燃料計を設置しており、走行中でも燃料の残量が一目でわかります。
スーパーカブのカタログ燃費
スーパーカブ50:
110.0㎞/L(30㎞/h定地走行テスト値)
スーパーカブ110:
63.5㎞/L(60㎞/h定地走行テスト値)
この燃費は定められた試験条件の元で出された、カタログ燃費です。
定地走行テスト値とは、平坦な舗装路を30㎞/h、もしくは60㎞/hの速さで走り続けた場合の数値です。もちろん実際は信号待ちなど様々な要素が働くので、この燃費で走るのはほぼ不可能です。
それでは、スーパーカブの実燃費はどうなるのでしょうか?見てみましょう。
スーパーカブ50の実燃費
スーパーカブ50の実燃費は、満足している方が多いようでした。いつ入れたか忘れるほど、燃費が良いようです。燃費を良くするコツは、オイル交換を頻繁にしたり、ギアチェンジの仕方次第で、上手く乗れば100㎞/L超えられるようですよ。
スーパーカブ110の実燃費
さすが!のひとこと。安定して毎回55km/L 前後を記録する。
長距離を4速で流す乗り方だとカタログ燃費64km/Lを超えてくるなんて、驚く他ない。
ガソリン価格高騰でカブの低燃費に我が家は助かってます。最高速度60㌔以下で走行しゆっくり走れば燃費㍑、60㌔以上は走ります。最高速度50㌔以下でゆっくり走れば㍑、70㌔以上走ります。
スーパーカブ110の実燃費も、スーパーカブ50同様の好燃費で、カタログ燃費を超えることもあるようです。
優れた燃費性能をもつスーパーカブはいかがだったでしょうか?
これだけの燃費性能に加えて、耐久性や収納力もあり、長く乗り続けられるバイクとして世界で一番売れているのも納得ですね。
スーパーカブ参考動画
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