迫力のサウンドをプラス!アドレスV125マフラーまとめました
2016/04/07
里ちゅーん
かわいらしいフォルム、リーズナブルな価格ながら小回りが利き普段使いに最適なクロスカブ!でも実際はよく知らないし乗ったこともない、マフラーはどんなものに替えられるの?という方もいらっしゃるはず。そこでクロスカブとそのマフラーについてまとめてみました!
クロスカブは本田技研工業が2013年から発売開始したスーパーカブで、2012年にCT110(ハンターカブ)の実質的後継として発表されたコンセプトモデルがベースになっています。
車種としては歴史の浅いクロスカブですが、ホンダが長年製造してきた従来のビジネス用スーパーカブとの違いとして「日常使用の良さと遊び心の融合」というコンセプトを掲げており、細かいところにその技術と心遣いを感じ取ることができます。
クロスカブの名称の元になったcrossoverという単語にも、2つの良さを折衷させようという意図が現れています。
「カブ×遊ぶ」をテーマに、街角から大自然まであらゆるフィールドに馴染むスタイリングを纏ったのがクロスカブだ。外観だけでなく、2次減速比の調整でカブ110よりも元気な加速力を手に入れていることも、このモデルの個性のひとつとなっている。
2012年に発表された時の様子。
この時からクロスカブのコンセプトはしっかり固まっています。
スーパーカブ、と聞くと郵便屋さんが乗っている野暮ったいデザインのイメージが浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、クロスカブはアウトドア向けのサッパリした外観で鈍重さを感じさせません。
全体の外観とアクセサリー装着位置
アクセサリー装着位置の詳細
スーパーカブ110と比較しながら、細かい特徴を挙げていくと
・全長、全幅、全高と全てが一回り大きく、一人乗り専用。
・足つきが若干重たいが、大きさなりのものであり制動力に大差はない。
・クッションがより厚いため疲れにくく
地上高も上がっているため路面状況への対応力も良くなっている。
・2次減速比が変更され、低速(加速型)に調整された。
0からの加速の良さは普段使いで最も実感できる長所であり実用的、
最高速を求めないのんびりしたツーリング用途でも活躍できる。
・小型二輪免許でOK、初心者にも勧めやすい。
バイクを身近なシーンで楽しんでみたい、けど中型大型はメンテナンスが大変そうだし費用も辛い。
でもせっかく乗るならカッコ良く、見た目も楽しいバイクにしたい。
クロスカブはそういった方にぴったりな車種ではないでしょうか?
クロスカブの走りの特徴は「元気な加速」に尽きる。丸目のカブ110から現行のスーパーカブ110にモデルチェンジした時に、ゼロスタートからの加速がわずかに速くなったが、今回は、それ以上に明確に加速が向上した。スーパーカブ110のスペックと見比べると、変速比は同じだが2次減速比が変更されていた。つまりスプロケによる調整で、低速(加速型)に調整されているのである。なお、スーパーカブ110とクロスカブの両モデルでスプロケが流用できるなら、チェーンなどの細かな調整が必要だが、自宅近隣の交通事情に合わせた走りの味付けが可能になるだろう。
クロスカブの購入当初は、プコカブと比較しては
溜息ばかりついていました。
正直なところ、思ったより大柄で足つき性が悪く、
走りには、軽快感がなくゆったりした乗り味に
閉口していたのですよー。
なぜならこいつはカブなのですから
足つき性が悪い、街乗りで重く感じるなんて
ありえないと思っていました。
しかし、乗り慣れてくると思いのほか
長距離が楽でプコカブよりもポジションが
ツーリング向きであることに気がつきました。
足つき性の悪いシートは、長距離では
座面の厚い大型のシートで快適でさえあるのです。
うーん、カブなんだけどカブじゃない、
意外とプコカブとキャラが被らないのです。
クロスカブとはいうものの、従来のスーパーカブの系譜を引いているため、マフラーを始めとしたメンテナンスも基本的には同じです。
確認できる交換した方々のブログの情報を総合すると、「ノーマルマフラーはかなり吸気を絞っていて作りもそれなり」という評価になりそうです。
新たにクロスカブを家に迎えたい、マフラー交換にチャレンジしてみたい、その前にメンテナンスについても確認しておきましょう。
マフラーの素材によってメンテナンスの方向も少し変わります。
・スチール
安価で入手しやすく、低音が目立つ。
錆びやすいのでこまめに洗車、水滴を拭き取り、防錆剤で事前に防止しておく。
・ステンレス
そこそこ安価で入手可能、錆びに強い。
熱で色が変化するので、耐熱ワックスや焼け取り剤を用意しておくといい。
・カーボン
軽くて耐熱、耐摩耗共に優秀。模様も独特だが軟性がないため比較的割れやすい。
熱や紫外線で艶が失われる、
スポンジで塗布する艶出し剤で多少復帰できるが、施工にはやや時間が必要。
・チタン
ステンレスにも勝る錆びへの耐性、熱処理で模様もつけられるが高価。
何もついていない状態が良い、洗車とクリーナーで脂をよく取っておくこと。
どの素材にも共通して言えることは、錆びや焼き付けが起こる前にその要因となる汚れ、脂、熱、紫外線を排除して防止するということです。起こってからでは7~80%は戻せても100%の状態に戻すことはできませんし、それなりに労力もかかってしまいます。
お気に入りのクロスカブと輝きを放つマフラーであり続けるためにも、基礎的なメンテナンスを怠らないバイクを大事にするライダーでありたいものですね。
ノーマルマフラーのクロスカブ。
マフラーの主な役割は排気ガスを放出するときの音を抑えることと、勢いを利用して吸気効率を良くすることの2つです。通常、純正のマフラーはマシンの設計を考慮した上で、最もバランスの良いものが採用されるので、トラブルなく運転したいだけなら交換する必要はありません。特にメンテナンスに慣れてない方は、純正パーツのほうが店の側でも融通が利きやすく安心できるというメリットもあります。
しかし、慣れてくると手をかけたバイクのほうが愛着が湧くのも事実。
マフラー交換によって望める取り回しや走行性能の向上、デザインや音への拘りなどにも魅力があります。
実際、クロスカブの純正マフラーもステップを弄ることなくナットを2つ外すだけで取れてしまいますし、原産国は中国で造りがやや粗いとの記事もありましたので、長く付き合うマシンにするためにマフラーを選りすぐり、自分だけのクロスカブを目指すのも楽しいと思います。
取り外したノーマルマフラーの画像とのこと。
もちろん交換したからといって性能が必ず上がるわけでもなく、耐久性が落ちたり、規制や車検に対応できなくなったりすることもあるのでマフラー選びは慎重にならざるを得ませんが、遊び心のコンセプトを持つクロスカブにおいて見逃せないポイントであることは間違いありません。
そこで、クロスカブの社外マフラーの主だったものの映像をまとめてみました。
MORIWAKI メガホンマフラー
ノーマルマフラーの音も録られているので併せてご視聴ください。メガホンマフラーは1:00頃から。
メガホンマフラーはどこか古めかしい低音が特徴的、スチール製なのでサビには要注意。
アウトドアイメージのクロスカブにはかなり合いそうですね。
TAKEGAWA スポーツマフラー(アップタイプ)
やや高めの歯切れのいい音ですね、こちらもスチール製で穴の開いた武骨なデザイン。
ブランドの信頼性も高く、説明書が親切、価格も良心的とオススメしやすい一品です。
クロスカブ以外にもつけている画像が散見されたので、マフラーそのものとしての評価が高そうです。
OUTEX フルエキゾースト
大きい筒型、低音ですがMORIWAKIと比べるとバリッとした音が出るマフラーです。
エキパイの素材はステンレス、サイレンサーの素材はアルミとなっております。
WirusWin スーパートラップマフラー
出音は3:52から。
中くらいの高さ、バランスの良い感じですね。
見た目も目立つほうではなく他のマフラーとはまた違った印象を与えます。
こちらもサイレンサーの素材はアルミ、サイレンサー以外はステンレスです。
ヤマモトレーシング SUSアップオーバルマフラー
録音状況が芳しくないですが、中音高音がハッキリ聞こえてくるような音なのがわかります。
画像である通り装着するとかなり上向きです。
サイレンサーの素材はチタンを採用しています。
いかがでしたでしょうか?
コンセプトと共に全体がビジネス用スーパーカブから一新されており、マフラーの他にもオプション品のラインナップが充実しているクロスカブ。「バイクを日常で使って楽しんで乗る」という気持ちを思い出させてくれる、これからの展開にも期待が持てる車種ですね。
これまでのイメージを覆すポテンシャルを秘めているクロスカブ、マフラー交換もお手頃な価格以上の効果が見込めて気軽に楽しめる一台となりそうです。
クロスカブとマフラーについての記事、ご覧いただきありがとうございました!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局