EVの未来を感じる！ エレクトリック・ロードスポーツヤマハ PES2！

ヤマハ PES2はPED2とともに、第44回東京モーターショー2015に出展された、EVのコンセプトバイク。まずはスタイリッシュなPVをどうぞ。

コンセプトバイクとはいえ、PV上ではもう走っていますね。CGなのでしょうか？
今回はこの気になるヤマハ PES2について取り上げてみます。

Passion（情熱）・Ev（電動バイク）・Street sports（スポーツバイク）の頭文字を取って名付けられた、ヤマハPES2。

同じく出展されたPED2との違いは、「エキサイティングに風を切って走る」というコンセプトどおり、ガンガン走ることを前提にしたスポーツバイクであること。

2013年の東京モーターショーに出展された『PES1』の後継車で、電動のスポーツバイクとして未体験のパフォーマンスを追求しています。

それでは次にヤマハ PES2の気になる性能をチェックしてみましょう！

ヤマハ PES2はPED2と同じく、フレームを兼ねるモノコック構造の新パワーユニット「ヤマハ・スマートパワー・モジュール」を装備。 フレームとパワーユニットが一体化した新しい形です。

[PES2]
　■ 全長×全幅×全高：1,920mm×680mm×1,060mm
　■ 原動機種類：DCブラシレスモーター
　■ 蓄電池形式：リチウムイオンバッテリー（着脱式）
　■ 車両重量：130㎏以下

2WDにしたことで、既存のモーターサイクルファンにも違和感の無い操作感を実現。発進時からコーナリングまで、駆動力を無駄なく路面に伝えます。

片持ちのフォークレッグを採用するフロントサスペンションとステアリングリンケージも特徴的。

車両区分は原付二種クラス。

PES1からの大きな進化は2WDになったこと。性能が市販化に向けてより現実的になりつつあります。

第44回東京モーターショーでは、ヤマハ PES2と共にスマートヘルメットが出展されました。

ヤマハ PES2のPV上に登場していますが、車体前後のカメラの映像を目の前のディスプレイに映し出し、そこにナビゲーションの案内など各種情報が表示されるというもの。暗闇でもこのヘルメットを被ればクリアな視界が得られるという優れものです。

同じくヤマハ PES2のPV上に登場しているスマートウォッチ。こちらの端末で車両の起動をしたり、スマートヘルメットを操作することができます。

これらの製品はSONYとの共同開発。まるでSF映画に出てきそうなアイテムですが、ヤマハ PES2共々、いつ頃実用化されるのか気になりますね。

東京モーターショー2015でも大いに話題に上ったヤマハ PED2ですが、デザインや印象はどうだったのでしょうか？

2013年に出展されたPES1と比べてみても、モノコックフレームであることや燃料タンクがあった場所が抜けているデザインは受け継がれています。

ヤマハ PES2へのみなさんの印象はどうだったのでしょうか？

　・まだまだ試作段階って感じでしょうか。
　・コンセプトをリアルに走らせるって・・・ヤマハの本気度が半端ない
　・まさかの二輪駆動？
　・見た者の心をとらえて離さない未来的な造形。
　・どんな走りをもたらすか興味深い。
　・市販化を期待したい！

とても興味があるけど市販化にはまだ少し時間がかかるのではないか、といったレビューが多く見受けられました。

いかがでしたか？

今回の記事では、東京モーターショー2015に出展されたエレクトリック・ロードスポーツ、ヤマハ PES2について取り上げてみました。
同時に出展されたPED2に比べて未来感がありすぎるせいか、市販化にはもう少し時間がかかりそうなのが残念なところです。
でも「聞こえてくるのは風を切る音だけ」のスポーツバイクってどんな感じなのでしょうか？

想像するだけでワクワクするヤマハ PES2、発売が楽しみです。