2016/01/08
showta14
東京モーターショー2015で初公開されたのは、世界で愛され続けているホンダのスーパーカブの電動式、EV-Cub Concept。2017年に発売予定のホンダ・EV-Cub Conceptについて、詳しくご紹介したいと思います!
ホンダ・EV-Cub Concept
テーマは「継承と進化」。ホンダ・スーパーカブの「環境に優しく」「世界中の人々に愛され、生活に役立つ」などを継承し、電動モーターサイクルとして進化させたのがホンダ・EV-Cub Conceptです。
50年前に発売されたスーパーカブは、環境に優しく扱いやすい経済的な二輪車として、世界中の人々に愛されてきました。その考えを継承し、近距離移動用パーソナルコミューターとして開発されたのが電動モーターサイクル、ホンダのEV-Cub Conceptです。この開発に力を入れる背景には、日本の他、大気汚染が深刻な中国などでも売り出す計画があり、電動バイクの投入で世界的に厳しくなる環境規制にも対応するという狙いがあります。
ホンダ・スーパーカブ
この凛とした姿勢を作り上げるために、かなり苦労したそうです。ホンダ・EV-Cub Conceptは、スーパーカブの乗りやすい合理的なデザインを追求しました。
スーパーカブ同様世界中で人々の暮らしを豊かにする道具、社会に貢献するプロダクトとして愛されることを目指すバイク、ホンダ・EV-Cub Concept。そんなホンダ・EV-Cub Conceptにはどのような性能があるのでしょうか?詳しくご紹介します!
それでは、ホンダ・EV-Cub Conceptの性能をチェックしましょう。
ホンダ・EV-Cub Concept
全長×全幅×全高:1840×670×1015㎜
ホンダ・EV-Cub Conceptは、電動モーターを前後それぞれのホイールの中に内蔵することで、前後両輪駆動が可能になり走行安定性を高めました。また、バッテリーは車体中央の低い位置に搭載することで、乗降性を高め、低重心化を図り、取り回しの良い車体を追求しました。
また、これまでの電動バイクは、1回の充電で走れる距離がガソリンエンジンのバイクより短く、価格も高いので普及が進みませんでした。しかし、ホンダ・EV-Cub Conceptは家庭用コンセントで充電可能で、電気代は大幅に安いとのこと。1回の充電で50㎞以上走れるようになれば、通勤や通学向けにも利用でき一定の需要が見込めます。
続いて、ホンダ・EV-Cub Conceptについての感想をまとめてみました。
「さすがホンダ。世界展開を強力にプッシュしてもらいたい。」
「50㎞走れるのはいいね。」
「100Vのコンセントで充電できるのは大きい。」
このように今後の電動バイクの進歩に期待するといった評価が多くありました。ただ価格や航続距離に関して不安を感じるという意見も見られました。
それでは、ホンダ・EV-Cub Conceptのデザインについてご紹介します。
ホンダ・EV-Cub Concept
初代スーパーカブの「優しい曲面基調のスタイリング」を継承しつつ、洗練させたデザイン。カラーリングは、クリーンなイメージと質感の高さを併せ持ったパールホワイトを採用しました。
ホンダ・EV-Cub Concept
レッグシールド内側に配置したプラグにより、家庭用コンセントで気軽に充電できます。
ホンダ・EV-Cub Concept
車体中央のバッテリーは着脱可能で、幅広いシチュエーションに配慮できます。
ホンダ・EV-Cub Concept
フルデジタルタイプのメーターは近未来的なデザイン。ナビのようなものもついているとか。
ホンダ・EV-Cub Conceptのデザインを見た人の感想として、「秀逸なデザイン」「一目でカブと分かる」などの声がありました。スーパーカブをモチーフにしているだけあって、親しみが持てそうなデザインですね。
ホンダ・EV-Cub Concept
ホンダ・EV-Cub Conceptの発売日は2017年を予定されていて、価格は未定とのことです。現在発売されている電動バイクは50万円前後ですが、ホンダ・EV-Cub Conceptはどの位の価格になるのでしょうか?続報を待ちましょう!
ホンダ・EV-Cub Concept
ホンダ・EV-Cub Conceptについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ホンダ・EV-Cub Conceptは、扱いやすさや静粛性にも優れているので、通勤や通学など普段使いにも便利だと思います。環境にも経済的にも優しく、世界の環境問題に貢献してくれるホンダ・EV-Cub Conceptの発売が楽しみですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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