イタリアの名門アプリリア!2ストレプリカRS125を徹底チェック!
2015/11/13
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性能、スタイリングはレプリカの上をゆくまさにレーサーそのもの!そんなアプリリアRS250の性能や現在の市場価格などをまとめてみました!未だに人気の衰えない2ストレーサーレプリカ、その中でもよりレーサー色が強いアプリリアRS250の魅力をみていきましょう!
アプリリアRS250
1994年にイタリアのメーカーアプリリアがスズキのRGV-ΓをベースとするV型2気筒の250ccエンジンを搭載し発売したオートバイで、日本メーカーが2ストロークレプリカバイクの生産を終了してからも、アプリリアはRS250を生産しつづけていたが、環境規制とスズキからのエンジンのデリバリーが終了したことにより2003年に生産終了となり、このオートバイが世界で最後に生産された250cc2ストロークレプリカバイクとなった。
RS250には前期型モデルである「LD型」、後期型モデルである「LDA型」と2種類の車両が存在しており、前期型モデルにはアプリリアチャレンジカップ用のパーツを組み込んだRS250SPというモデルが存在している。
そのデザインの素晴らしさ、特にスイングアームの美しさは多くのバイクファンに支持されてきました。
APRILIA RS 250
今回はこのアプリリアRS250についてご紹介していきます!
まずはアプリリアRS250の性能をみていきましょう。
アプリリアRS250
先にも書いたがアプリリアRS250はスズキ・RGV-ΓをベースとするV型2気筒の250ccエンジンを搭載し、最高馬力は85psの発生も可能とされていた。
エンジンタイプは、ガンマのヨーロッパ仕様が元になっており、アプリリアRS250発売開始当初は62psあった輸出仕様のガンマより8psアップした70psの出力に設定されました。
両車の諸元表から比較してみましょう!
アプリリアRS250
全長1980 / 全幅710 / 全高1090
排気量:249cc
最高出力:70ps/9750rpm
最大トルク:4.0kg-m/8500rpm
乾燥重量:141kg
アプリリアRS250
スズキRGV-Γ(輸出仕様)
全長1980 / 全幅690 / 全高1070
排気量:249cc
最高出力:62ps/11000rpm
最大トルク:3.8kg-m/10750rpm
乾燥重量:139kg
SUZUKI RGV250-Γ
アプリリアRS250のほうがほんのわずかばかりですが車体は大きいようですね。
では実際にアプリリアRS250の性能について、ユーザーの声を見てみましょう。
・その圧倒的な加速
・どこから見ても絵になるバイク
・何キロでるか判らない
・性質はデリケートだけど、回すと恐い位の加速力
・車検が無い
・古い2ストなのでメンテナンスが大変
・あっけなく加速する
・ライディング・ポジションがきつく、長時間乗れば肩が疲れる
・接地感が無さ過ぎて、コーナリングが怖かった
・燃費(オイル消費も)が悪いので遠出や、ツーリングは絶望的
など様々な意見がありましたが、こう見てみると乗り手を選ぶバイクだという事がわかりますね。
しかしながら総じて見るとアプリリアRS250の満足度の高さは類をみないほどだと思います。
次にアプリリアRS250の乗り心地やデザインです。
デザインは前期型と後期型ではまたガラッと雰囲気が違うので好みの分かれるところかと思います。
アプリリアRS250 前期型
アプリリアRS250 後期型
スタイリングデザインは大きく分けて1994年~1998年の前期型(LD型)と1998年~2003年の後期型(LDA型)があります。
乗り心地に関しては、レーサーレプリカの多くがそうであるように、アプリリアRS250もかなりの前傾姿勢となる為、長時間のツーリングなどでは腕や肩にかかる負担はかなり大きいようです。
アプリリアRS250
生産終了から12年、未だに人気車種となっており、中古市場でも価格は程度の良いものはかなりの高値で取り引きされているようですね。
アプリリアRS250の場合は年式が古いから安いとかではなく、あえてよりパワーのある初期型を求める方も多くいらっしゃるようです。
アプリリアRS250 初期型
アプリリアRS250の国内中古市場相場価格としては調べたところ大体25万~70万ほどのようです。
いかがでしたでしょうか?
アプリリアRS250についてまとめてみました!
現在国内では2stレーサーレプリカは姿を消しましたが未だに中古市場では人気車種が高額で取り引きされています。
RS250のように圧倒的な加速を味わえるのが2stの魅力だと思います。
アプリリアRS250の購入を迷っている方に、是非参考にしていただければと思います!
よいバイクライフをお送り下さい!
アプリリアRS250
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