かわいいオフロードバイク!カワサキ KSR110を中古購入する為の知識
2015/11/04
ヒロメリー
今回は、カワサキ・KSR110について紹介します。競技車両のKLX110のエンジンを流用しており、自動遠心クラッチが搭載され、AT免許の方でも乗れるお手軽なバイク。そんなカワサキ・KSR110の魅力や性能、乗り心地や価格などを詳細にまとめて紹介していきます。
カワサキ・KSR110
タイでモデルチェンジして生産されている。現在でも並行輸入が行われており、日本国内で購入が出来る。
カワサキ・KSR110は、川崎重工が発売していたKSRシリーズの一台です。
元々は1987年に発売されたKS-Iが最初で、そこからKS-IIへと派生しました。
この時、ライバル車のヤマハ・TDRシリーズと競合するためにKSRシリーズへとモデルチェンジを受けることになりました。
カワサキ・KS-II
1987年に発売された、KSRシリーズの前身となるバイク。KSR110の先祖とも言える。
1990年にKSRシリーズが登場し、KSR-I・KSR-IIを経て2003年にカワサキ・KSR110が誕生しました。
車体はフルモデルチェンジされませんでしたが、エンジンはKLX110に搭載されているエンジンをそのまま搭載しています。
また、そのままKLX110のトランスミッションも流用されているため、自動遠心クラッチが搭載されたおかげでAT限定免許の方でも気軽に乗ることが出来ます。
トランスミッションは後からユーザー自身で改造が可能で、トランスミッションやクラッチをMT車仕様にすることも出来ます。
しかし、2008年に自動車排ガス規制の強化によって日本での生産は終了し、2009年をもって販売も終了してしまいました。
カワサキ・KSR110での走行
郊外のツーリングや軽い街乗り程度なら十分な走行性能だと分かります。
郊外でのツーリングや、軽い街乗りなどでは、原付バイクよりも速度が出せる上、気持ちいいライディングが可能です。リンクで貼っている動画だけでなく、関連動画にもツーリング動画が多く上がっているので、視聴をおすすめします。
今回は、便利で気持ちいい街乗りが出来る小型バイクのカワサキ・KSR110について紹介していきます。
まずは、カワサキ・KSR110の基本性能について紹介していきます。
カワサキ・KSR110
AT限定免許の人でも気軽に乗ることが出来るバイク
エンジン:空冷4ストローク単気筒・SOHC2バルブ
エンジン排気量:111cc
全長:1,725mm、全幅:725mm、全高:1,020mm
最大出力:8.4ps/8,500rpm
最大トルク:0.83kgm/6,500rpm
タンク容量:7.3L
トランスミッション:常時噛合式4段
燃費:40.0km/L(※燃費の公式情報が無かったため、実燃費のレビュー参照)
車両重量:95kg
メーカー希望小売価格:288,000円
カワサキ・KSR110
DトラッカーやKLX250とあまり変わらないタンク容量7.3Lが嬉しい
スパイクタイヤを履いたカワサキ・KSR110
軽二輪ゆえに車検は無いので、雪の降る土地でもタイヤなどのカスタムは自在に行える
オフロードだけじゃ無く、オンロードでも十分な走行性能
・110とは言え、通りでリードする分には困らない
・軽くて取り回しがしやすい
・燃費も実燃費40km超えで通勤にはぴったり
といった声が見られました。車体が一回り大きい姉妹車のDトラッカー125と同じ様な高評価ポイントが多く見られました。
・純正タイヤだとマンホールや側溝フタの金属が滑りやすい
・シートが小さくてお尻が痛くなる
・急勾配だとパワーが落ちる
といった声が見られました。急勾配でパワー(速度)が落ちるのは、軽い車体ゆえに避けられないポイントなので仕方ないかもしれません。
次は、カワサキ・KSR110の価格についてまとめていきます。
269,000円〜507,000円
といった価格相場になっていました。
2009年にカワサキ・KSR110の生産は終了しましたが、現在でも少数ですが新車の取り扱いがされています。
168,000円〜453,200円
といった価格相場になっていました。
いかがだったでしょうか?今回はカワサキ・KSR110について紹介しました。
KSR110は、街乗りでも山や林道でツーリングでも通勤でも便利なバイクだという事が分かったと思います。
2008年に生産終了となった現在でも、タイからの並行輸入によって2013年モデルなどが国内で購入することが出来たり、2014年には新しく「KSR PRO」という車種となってKSR110から進化するなど、カワサキの小型車としては多大な人気を誇っています。
皆さんも、ぜひこの記事を参考に購入を考えて頂ければ幸いです!
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