小さい車体とエンジンだけど本格的、カワサキDトラッカー125の紹介！

カワサキ・Dトラッカー125は、2009年12月に発売された125ccバイクです。
姉妹車であるKLX125をベースに開発されたバイクで、モタードスタイルという事で倒立サスペンションを搭載しているバイクです。

また、エンジンの燃焼機関にも特徴があり、カワサキ・Dトラッカー125ではフューエルインジェクションが搭載されています。

また、カワサキ・Dトラッカー125では、スズキ・マローダー125以来のMTを搭載した125ccバイクとなっています。「小型車だけど本格的なライディングがしたい！」「バイク初心者だけどチェンジペダル操作を楽しみたい」と言った方々にはおすすめの一台と言えます。

ではまず、カワサキ・Dトラッカー125の性能について見ていきましょう

カワサキ・Dトラッカー125のスペックは以下の通りになります。

エンジン:空冷４ストローク単気筒・SOHC２バルブ
エンジン排気量:124cc
全長:1,900mm、全幅:770mm、全高:1,060mm
最大出力:10.2ps/8,000rpm
最大トルク:1.0kgm/6,000rpm

タンク容量:７L
トランスミッション:常時噛合５段
燃費:53.5km/L(定地燃費)
車両重量:113kg
メーカー希望小売価格:369,360円

公式紹介ページからも分かると思いますが、カワサキ・Dトラッカー125ではやはりフューエルインジェクションとMT式トランスミッションが最大のセールスポイントとなっています。
自分が走っているタイミングで「この状況ならこのギアだな」といった様にギアを選択して走行出来るのは、MT車だけにしか無い特権です！

では次は、乗り心地について見ていきましょう。

実際に購入して乗っている方のレビューを掲載しました。ユーザーの生の声は、何よりも購入前には大事なポイントになります。

カワサキ・Dトラッカー125の高評価ポイント
・メーターなどのデジタル表示が分かりやすい
・車体が大きいので、他の125に比べて市街地走行で車に見落とされない
・維持費が安い
・軽いため、取り回すのも問題無い
・インジェクションのおかげでエンジンも元気よく回り、氷点下でも一発始動する
といった声が見られました。軽い点や125ccという点、フューエルインジェクションのポイントの特長が最大限に発揮され、それらがこの高い評価に活きていると言えます。

カワサキ・Dトラッカー125の低評価ポイント
・軽い車体なため、坂道や片道２車線ではもう少しパワーが欲しいと感じる
・小さい車体なので、通勤用に買ったはいいが収納に困った
・タイヤサイズが大きいので、メンテでのタイヤ選択に少し苦労する
・シート幅が狭いからお尻が痛くなる
といった声が見られました。小さいバイクなので仕方ないポイントですが、収納が無いポイントは若干不便を感じるようです。また、Dトラッカーでも言及されていましたが、シートの狭さ(250ccのDトラッカーでも横幅は800mmに満たない)に関しては不満も見られました。

しかし、軽くて街乗りでも車の流れをリードできるというポイントにおいてはアドバンテージが大きいようです。ダウンサイジングやセカンドバイクとして所持するバイクに迷っている方には、カワサキ・Dトラッカー125は一考の余地があるのではないでしょうか？

では、カワサキ・Dトラッカー125の価格について紹介していきましょう。

新車の価格
メーカー希望小売価格：369,360円

実際の価格相場
300,000円〜401,000円

中古車の価格相場
178,000円〜324,000円

といった価格相場となっていました。

いかがだったでしょうか？今回は、カワサキ・Dトラッカー125について性能・乗り心地・価格について紹介しました。

このように、軽い街乗り感覚やセカンドバイクというだけでなく、オフロードで軽快な走りが出来るのもこのバイクの醍醐味の一つです。

バイク初心者の方も、ダウンサイジングやセカンドバイクの所持を考えている方も、ぜひこの記事を参考にカワサキ・Dトラッカー125の購入を検討してくれれば幸いです！