販売年数は50年以上！ホンダスーパーカブ110が長年人気の訳とは！？

ホンダのカブシリーズといえば、長く販売されている原付バイクなどを思い浮かべます。
ですが、もともとのカブとは1952年から製造販売が始まった自転車補助モーター（小型ガソリンエンジンキット）「F型」の愛称なんだそうです。

その後、1958年からC100に始まったのがバイクであるホンダスーパーカブシリーズです。
スーパーカブ110はその高性能と高耐久性により、当時販売していた小型オートバイ、補助エンジン自転車や上位クラススクーターなどにとって代わるという大成功を収めました。

現在では発売開始後50年以上という非常に息の長い商品ですが、今でも元の設計を引き継いでいる上で人気があるというので驚きです。

次から早速ホンダスーパーカブ110の詳細に入っていきます！
最初はその性能を見ていきましょう！

さまざまな仕事の場でも活躍しているスーパーカブ110。
やはりその性能はとてもいいようです！

中でも特筆すべきはその燃費です！
なんと公式サイトでは2人乗り時でも63.5km/Lとなっています。
ユーザーの声を聞いてみても平均実燃費は60km/Lと非常によく走るようです。

単純に計算してもハイブリッド車の2～3倍ほど燃費がいいです。
1人乗りが多い人はホンダスーパーカブ110に乗り換えた方が、維持費も考えると何倍もお得になりそうですね。

ホンダスーパーカブ110はこんなに積めます！
さすがは新聞配達や郵便配達御用達のバイクですね。

開発当時の道路は悪路が多く、過積載などの無茶な運転も横行していたそうです。
ホンダスーパーカブ110はそれらを考慮して作られたので、たくさん積んでも安定した走りを見せてくれます。

もともとビジネスユースという点から耐久性が重視されていることから、ホンダスーパーカブ110はちゃんとメンテナンスをすれば10万キロは走るそうです。

ただその耐久性はとどまるところを知らず？走行距離にして何十万キロ耐えられるのかは、ホンダ当人でさえも「想像が付かない」んだとか。

では実際のユーザーの声を聞いてみましょう。

そのデザインに関しては

「とにかくスタイルがいいです。黄色に丸いヘッドライトがよく似合います。後ろから見たスタイルは昔からのカブそのもの。遠州地方ではカブのことを「ぽんぽん」と言っていますが、まさにぽんぽんそのものです。排気音もカブらしくて素敵です。」

との声が。やはりレトロな見た目も重要なポイントのようです。
また、その独特の気合いの入らないエンジン音もその愛らしさの1つのようですね。

その走行性については、

「スプロケを換えてスタートダッシュが遅くなった分をBRDで補っています。最高速度は95km/hぐらいですが、気持ちのイイ速度は60～70km/hです。そのあたりで走っていると、本当に癒されます。」

との声が。

他の方の声でもあったのが、スーパーカブ110はガンガンスピードを出すのには向いていないというものです。60km/hくらいで半ヘルでゆっくり走るのが至高なんだとか。

「急コーナーが続く道幅狭い山路ではレーサーレプリカはコーナリングに苦労してるのにカブはスイスイw さすが郵便配達であらゆる道を１日中走る為のバイクは、楽チンさが違うなぁ～と実感。」

という声もありました。
頑丈なだけでなく、運転も楽ちんなんですね！

次はホンダスーパーカブ110の乗り心地やデザインについて見ていきましょう！

まずはスーパーカブの種類についてです。
３種類あり、少しずつデザインが違います。

こちらがノーマルのホンダスーパーカブ110です。
50と同じようなデザインなので間違えられて幅寄せされることもあるとか。
おなじみのレトロなデザインとなっています。

スーパーカブ110プロの大きな特徴は、前カゴが標準装備となっているところです。
リアキャリアも大きく、よりたくさんの荷物が積めるようになっています。

スーパーカブ110がベースとなっているオフロード用のバイク、クロスカブ110です。
丸型のライトは健在ですね。
色は赤と黄色とグレーの３色があります。

しかし！
数年前にフルモデルチェンジしたスーパーカブ110はライトが丸型ではありません。
これはタイなど海外で丸型ライトが全く受け入れられなかったからだそうです。

賛否両論ありますが、丸型のデザインを買おうと思ったら中古を探してみるといいでしょう。

では、肝心のスーパーカブ110の乗り心地の方はどうでしょうか？

一言でいうと、

「スピードを出すには向いてないが、低速で走る分には良い乗り心地」

ということです。

ユーザーの声を聞くと、60km/hを超える辺りから少し振動が出始め、それがストレスというほどではないが気になるということでした。
同じホンダのバイクでいうと、PCXの方がスピードを出すにはいいバイクだそうです。

また、基本的に町乗りのためのバイクなので、シートも長時間乗るには少し厳しいようです。
もちろん長距離を走るのにも非常にいいバイクですが、ツーリングをする際には休憩は必須でしょう。


このように少しデメリットもあるかな？というホンダスーパーカブ110ですが、、

「速度を上げれば振動も確かに出てきますが、乗ってる！！という感覚がとてもリアルに迫ってきます。」
「少し不便なところもありますが、すべてがカブらしさという言葉で片づけられるくらい気に入っています。」

という声もありましたので、スーパーカブ110の基本的な性能＋「カブらしさ」というところが非常に乗り手にとって魅力的なのでしょう。

それでは最後にホンダスーパーカブ110の値段を紹介します。

新車だと
メーカー希望小売価格￥235,440
となっています。


ちなみにホンダスーパーカブ 110プロは
メーカー希望小売価格 ￥257,040
と少し高めです。

新車で買うと、こちらの値段に自賠責保険や各種オプションがついて大体数万円プラスになります。

中古だと大体15万円前後から買えるようです。

こちらはオプションはもともとついている場合が多いと思いますので、新車よりだいぶ安く買えるでしょう。

ここまでホンダスーパーカブ110の性能や価格、デザインなどを見てきましたが、いかがでしたか？

ユーザーの満足度はかなり高く、特にオジさん世代の人気は不動のものとなっているといっても過言ではないでしょう。
性能面は万人ウケするものになっているので、レトロな見た目に惹かれた方は、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか？