ホンダ250ccオフローダーの名車XL250Sを中古で購入する際の基礎知識

１９７８年６月２８日ホンダが２８２，０００円で発売開始！２ストエンジンが主流の当時、XL250Sは４ストロークで登場して、扱いやすい出力特性で人気がでて、オフロードファンを中心にヒットしました。

ちなみに燃費はカタログ値５０km/Lです。（燃料タンク容量：9.5L）

XL250Sは、取り扱いやすさや基本性能の高さから、なんと防衛庁に「自衛隊偵察用オートバイ」として採用されたほどです！オンオフ問わず低速から高速まで安定した走りが可能でした。

１９８１年にフルモデルチェンジしてXL250Rへ進化しましたので、販売期間は４年でした。

XL250Sが、そもそも中古で手に入るのか気になるところですが、中古市場に出回っている数はかなり少ないものの根気よく探せばまだまだ現役で乗れるXL250Sの中古が見つかります。

ただし、XL250Sは３０年以上前の車両なので整備やパーツ交換等の維持費が加算される可能性は考慮しておく必要があります。

３０年以上前のバイクでも整備が行き届いていればサビの程度は驚くほど少ないものです。特に車体下部は金属部品が多いので丹念に見てください。XL250Sは古いので、サビの状態チェックは整備の程度を知るのに役立ちます。

必ずエンジンをかけさせてもらって、異音がしてないか？異常な振動はないか？マフラーから白煙や黒煙を吐いてないか？などをチェックします。もし気になる様子が有れば、トラブルの可能性も疑いながら販売店の人に納得いくまで話を聞くようにしましょう。
XL250Sは４スト単気筒なので、状態が良ければトコトコトコと軽快な心地良い音がします。

今乗っているバイクがあって、買い替えでXL250の中古を手に入れる場合は、販売店に下取りに出すよりもバイク買取店に買い取ってもらって購入資金に当てるのも有効です。インターネットを使えば簡単に査定できるので、複数の買取店で見積もりをとって有利にすすめるようにしましょう。

実際にXL250Sを中古で入手した方々の貴重な生の声を集めました。今も現役でXL250Sに乗っているオーナーさん達です。

XL250Sの中古となると、やっぱりメンテが大変そうですが、これくらい古いバイクだと手をかけるほど愛着が湧くというのがよく伝わってきますね。今ではXL250Sの純正パーツを手に入れるのも一苦労で、他のバイクのを流用したり、ネットから知識を得て自作したりと愛着わきまくりな方が多いです。

根気よく丹念に探せば必ず見つかるはずです。そして中古のXL250S実車に出会えたら感動すること間違いなし！できれば試乗させてもらいましょう！体に伝わる４スト単気筒のトコトコトコを是非体感して欲しいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました！
XL250S中古の探索・購入に少しでもお役に立てれば幸いです。