走り屋ってなに?バイクや車をどんなふうに走らせている人のこと?
2016/05/17
ゴンタ
皆さんは、バイクの保管方法についてお考えになられたことがありますでしょうか?バイクカバーをかけて屋外で保管といった方も多いのではないでしょうか?しかし、バイクは車と違い、エンジンやマフラーなどが露出しています。保管方法にも神経を使ってあげる必要ありですよ!
大切なバイクを保管するにあたり、最も注意しないといけないことは何でしょうか?
バイクはエンジンやマフラー等金属部分が露出している!?
絵のように、バイクはエンジン部分やマフラーなど、金属部分が外部に露出しており、つねに空気に触れています。
ですから、雨が降り、金属部品に付着した水滴が、空気と反応し、エンジンやマフラーなど金属表面で酸化し、この結果できる生成物を「サビ」と呼んでいるんですね。バイクを屋外で保管すると、この「サビ」が発生し、金属部品を腐食してボロボロにしてしまいます。
燃料キャップからも雨水は進入する!
写真のような、バイクの燃料キャップの隙間からも雨水は進入します。
雨水はガソリンに溶けず、なおかつガソリンより比重(重さ)が大きいので、タンクの底に水玉状になって溜まります。この結果、ガソリンタンクの底部がサビ付き、このサビが燃料ポンプで詰り、バイクが動かなくなってしまうことがあります。
ですから、冬や、長期出張時等、バイクにしばらく乗らずに保管するときは、ガソリンを満タンにして、水がタンク内に侵入しないように予防して保管しましょう。
ガソリンは、光・湿度・水分・空気によって変質する!
実は、ガソリンにも寿命があり、一般的には半年程度といわれています。
ガソリンは「揮発性」(蒸発しやすい)の高い液体です。長期間ガソリンを放置すると、この揮発性の高い物質が空気中へ抜け、残った物質が酸素と反応(酸化といいます)して、劣化していきます。これを「ガソリンが腐る」といいます。
ですから、半年以上経過したガソリンは使用できませんし、バイクのタンク内部も、ガソリン腐食によって損傷を受けている場合があるので、ガソリンタンクを洗浄する必要が生じてきます。
長期保管のバイクのサビ取り!
15年間放置したバイクのタンクサビ取りの動画です。バイクのタンク洗浄のご参考になさってくださいね。
ガソリンタンクのみならず、「キャブレター」という部品内部にもガソリンが入っています。バイクを長期保管する場合は、この「キャブレター」のガソリンも抜きましょう。
キャブレターは、空気とガソリンを混ぜる装置!!
キャブレターは、エンジンブロックの後輪側に取り付けられている、図のような部品で、空気とガソリンを混ぜ合わせる部品なんですね。
タンクの燃料コックを「OFF」にする!
「キャブレター」からガソリンを抜く場合、まずはガソリンタンクの燃料コックを「OFF」にします。
次に、バイクのエンジンをかけます。こうすることで、キャブレターに残ったガソリンだけが使われ、ガソリンがキャブレターから無くなると、エンジンは停止します。
次に、バイクを長期保管する場合は、バッテリーも取り外しておきましょう。バッテリーも、使わないと自然に放電してしまうことがあります。また、タイヤの空気も放置しておくと抜けてしまうので、規定空気圧まで空気を入れておきましょう。
防錆スプレーで金属をサビから守る!
また、バイクの長期保管の際は、金属部分に画像のような「防錆スプレー」を噴きかけておきましょう。
放置すると、当然チェーンも錆びる!
チェーンも金属ですから、長期保存する場合は、画像のようにグリスアップしておきましょう。
前章のように、長期保管はせずとも、普段からバイクの保管には注意をしたいものですね。ここからは、バイクを保管する方法を見ていきます。まずは、もっともポピュラーな、バイクにカバーを使用する方法です。
バイク車体にカバーを掛ける方法は、ほとんどのライダーが採用している方法ではないでしょうか?
しかし、バイク用カバーであれば何でも良いわけでもないんですね。キーワードは「防水・耐熱・透湿」です!
最初の「防水」機能は、当然と言えば当然ですが、雨水をはじく機能です。水がバイクの車体に触れないよう、防水性に優れたカバーを選びましょう。
エンジンを切った直後は、エンジンやマフラーが大変高熱になっています。普通のカバーですと、カバー内部が高熱で溶けてしまい、バイクのエンジンやマフラーに付着してしまいます。「耐熱性」に優れたカバーを選びましょう。
雨上がりはバイクにとっては「蒸し風呂状態」!
雨が上がり、気温が上昇してくると、地面の水分が蒸発します。結果、バイクカバーの中に蒸発した水分が入り込みます!
このカバー内部に付着した水分で、バイクにサビが発生する場合が多いので、カバー内部の水分を外に逃がす「透湿性」に優れたカバーを選びましょう!
これ以外に、ぜひ知っておいていただきたいバイクカバーの機能は以下の通りです。
・バイクの塗装面を傷つけないよう、インナー生地が塗装に優しいものを選ぶ!
・盗難防止のため、カバーの上からロックがかけれるものを選ぶ!
・放火から守るため、外側が防炎加工されているものを選ぶ!
レイト商会の最高級「匠」カバー!!
上記でご説明したすべての項目を満たした最高級カバーです。
サイドボックスなどが装着された、フル装備のバイクに対応できるLLサイズで、お値段は26,000円です。
愛車のバイクを堅牢なABS樹脂で守る!
ガレージテントといいますと、材質にはナイロンやポリエステルなどが多く採用されています。
画像のガレージテントは、素材にABS樹脂を採用し、表面にガラスコーティングが施され、悪天候にも耐え、イタズラ防止にも役立ちます。お値段は498,000円とお高いですが、共同駐車場の片隅に設置する場合は重宝しますね。
自宅敷地内での保管であれば、安価なテントでもOK!
ご自宅の敷地内でバイクを保管するのであれば、ポリエステルやナイロン製でも大丈夫ですね。
カバーが直接車体に触れないので、走行後、エンジンやマフラーが冷却していなくとも入庫することができます。お値段は33,000円です。
大型車には「バイクシェルター」を!
ハーレーや、ホンダGL1800ゴールドウィングなどの大型バイクには、この「バイクシェルター」がおすすめです!
テントが直接車体に触れないので、走行後すぐに入庫でき、シートが車体に接触しないので、キズもつきません!コンパクトに折りたたむこともでき、持ち運びもできるんですね。お値段は42,000円からあります。
屋内でバイクを保管する!?
画像のように、セキュリティが堅牢な屋内でバイクを補完することもできます。
これは、「加瀬倉庫」が展開する「室内共同型トランクルーム」で、室内に入るためのセキュリティも万全です。安心して愛車を預けることができますね!
ちなみに、「加瀬倉庫」さんの「室内共同型トランクルーム」の賃料は、月12,960円からとなっています。ちょっとした工具も置くことができ、さながら、自分のコックピットができたようですね。
いかがでしたでしょうか?大切な愛車は、いつまでもキレイな状態で乗りたいものですね。ここは、バイクの保管方法にも神経を使っていただいて、愛車をベストコンディションで乗り続けましょう!最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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