こんな時はどうすれば!?バイクのパンクについてまとめてみました
2016/05/08
みーこ11
走り屋と聞いて、バイクや車で特定の走り方をすると連想された方は、ご自身が走り屋だったか、そういったバイクや車に憧れていたかだと思います。バイクブームが再燃した昨今では、一般道でかっ飛ばしている人もいますが、その人たちは走り屋と呼ぶのでしょうか。
最近、耳にすることが少なくなってきていますが、「走り屋」という言葉を聞いたことはありませんか?
まずは、走り屋と呼ばれる人たちについて簡単に説明したいと思います。
走り屋とは、暴走族の一種で、とりわけ高速道路や山岳道路などの公道を自動車やオートバイに乗り危険な高速や違法改造車で暴走する人や集団を指す俗称のことです。
しかし、「違法競走型暴走族」と言う呼称や「ストリート・レーサー」のように、いわゆる暴走族(共同危険型暴走族)とは違って、走りや車の動力性能に重きを置く傾向を持っています。
バイクの走り屋
報道機関などは出没する場所や行動により「ローリング族」「ルーレット族」「ドリフト族」などとも呼び、走り屋の呼び方も様々です。
走り屋と呼ばれる人たちは、暴走族とは傾向が違っているようです。
では、次にバイクや車の走り屋の歴史についてご紹介します。
バイクや車の走り屋と呼ばれる人たちはいつぐらいから活動していたのでしょうか。
バイクの走り屋
日本において公道暴走を行う者は、1960年代までは「カミナリ族」と呼ばれていましたが、1970年代以降は「暴走族」として扱われるようになりました。
このころから、各グループごとの特徴が強く表れるようになり、暴力行為で制圧しようとするグループと、運転技術で勝負しようとするグループに大別されました。
その後者にあたる特徴をもつグループが「街道レーサー」と呼ばれ、後に「走り屋」へと呼称が変遷していきました。
走り屋の中にはレースやラリーなどのバイクや車での競技を意識して、夜間に林道などで無許可の練習走行を行うものも広義では含まれています。
次に走り屋の人たちがどんな所で活動しているのかをご紹介します。
バイクや車、その車種によっても活動場所が変わるのでしょうか。
最高速を競う走り屋は車やバイクの限界速度を追求したり、区間内のタイムを競うため、主に高速道路を利用することが多いようです。
最高速を競うために車やバイクに莫大な費用をつぎ込んでいる人たちが多いようです。
ルーレット族・環状族と呼ばれる走り屋は、環状道路を一周するタイムを競います。
各地のパーキングエリアに集まり、周回のスタート地点として利用している場合が多いため、深夜、一般車の利用を妨げるほど混雑することもあるようです。
ローリング族・峠族・峠小僧と呼ばれる走り屋は、峠道をいかに速く走れるかを競う人たちです。
狭い峠道の急カーブを曲がる際に車を制御しきれず対向車線に飛び出して正面衝突事故や自損事故、転落事故も起こるため、峠毎に独自ルールを作っていることもあるようです。
バイクのゼロヨン
ゼロヨンとは1/4マイルの直線での速さを競うアメリカの違法公道レースが発祥で、停車状態から急加速し、400m地点までへの到達タイムを競います。
そのため、直線が続き道路幅が広い所、交通量が少なくなった深夜・早朝の時間帯を見計らって工業団地や港に出没することが多いとされています。
バイクでのゼロヨンは上記の条件にプラスして路面が綺麗であることも重要なようです。
ストリートと呼ばれる走り屋は直線が多い一般道で信号機を使い、所構わず行われるゼロヨンやレースをしています。
初心者や軽い改造の車、暴走族崩れのVIPカーと呼ばれるセダンなどが気軽に参加することも多く、「走り」にあまり重きを置かない「お祭りイベント」感覚の暴走行為です。
ドリフト族と呼ばれる走り屋は深夜の峠や広い駐車場・港で、車を故意にスリップさせながら暴走します。
バイクでドリフト走行を行っている人もいるようですが、一般的にドリフト族とは車のことを指します。
このように走り屋と一口で言っても、バイクでも車でも参加できるものと、車だけが参加できるものとがあり、走る場所やバイクや車の仕様についても統一性はありませんでした。
では、最後に走り屋に人気のバイクや車をご紹介します。
走り屋の人たちに人気なバイクや車とは一体どのようなものなのでしょうか。
1980年代のバイクブームの際に、レース専用車両を模したレーサーレプリカと呼ばれる型のバイクに乗るのが流行しました。
レーサーレプリカモデルに乗り、フルフェイス型のヘルメット、グローブ、ブーツ、レーシングスーツを着用する事が多く、その当時バイクで走っていた走り屋はそのスタイルの人が多かったようです。
その当時は走り屋をテーマにバイクや車をモデルとして描かれた漫画や雑誌が人気であったようで、しげの秀一の『バリバリ伝説』『頭文字D』や楠みちはるの『あいつとララバイ』『シャコタン☆ブギ』『湾岸ミッドナイト』などが挙げられます。
1980年代後半の関東方面では車体価格が安くて後輪駆動である「ハチロク」やR30スカイラインが人気で、関西方面ではFFであるホンダのワンダーシビックやバラードCR-Xの人気が非常に高かったようです。
1990年代に入るとシルビアや180SX、R32形スカイラインなどの高性能なFR系日産車が走り屋の定番車となりました。
バイクから車に転向する人も多かったようですが、バイクはバイクで根強いファンがいたようです。
2000年代に入ってからは、「ライトウエイトスポーツ」や「スポーティーカー」が生産されていなかったため、中古車市場からかなりの高価格で調達することになりました。
それでも新車対比では割安感があるため、昨今は過去のようにスモールクラスの車ではなく、ミドルクラスの高性能モデルを選ぶことが多く、チューンやドレスアップに資金を投入する者が多くなってきています。
また、最高速ではフェアレディZ、スカイラインGT-R、ランサーエボリューション、インプレッサ、RX-7などの各自動車メーカーのフラッグシップに相当する車両が使われることも少なくなく、莫大な資金を投じて改造が施されます。
また、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、コルベットなどの輸入高級スポーツカーも多いのが特徴です。
いかがでしたか。
走り屋とはバイクや車に関わらず、同じ趣向を持った者同士が集い、自らの車の性能や運転技術を競い合う集団のことです。
近年は、法の整備や警察での取り締まりが強化されたことや若者のバイク・車離れが進んでいるため、走り屋と呼ばれる人たちが少なくなりました。
バイクでも車でも同じですが、暴走する行為は無関係な人を巻き込んだりする場合があるため、非常に危険な行為です。
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