2016/04/12
showta14
バイクには最初からマフラー、サイレンサーが付いています。それを社外品に交換するだけでパワーアップしたり、もっとカッコよくなったりします。では、どんあマフラー、サイレンサーがあるのでしょうか?いろいろ調べてみました。あなたのお気に入りが見つかれば幸いです。
バイクや車にはマフラー、サイレンサーと呼ばれるパーツが取り付いています。何をするパーツかというとマフラーは排気音を消す「消音装置」、サイレンサーはさらにマフラーに取り付けて排気音を消すパーツです。マフラーというとエンジンから出ている全てと思う人が多いですよね。
一般的にはそのように表現されることが多いので、それでも意味は通るのですが、その場合は性格には「フルエキゾーストマフラー」という呼ばれ方をします。しかし、どっちの意味でも表現されることが多いので、その都度で理解していただければ幸いです。
フルエキゾーストマフラー
このように売られているものは「フルエギゾーストマフラー」と呼ばれます。
スリップオンマフラー
マフラー部分だけを交換するタイプを「スリップオンマフラー」と呼びます。
インナーサイレンサー
マフラーの中に入れて排気音を小さくするものです。このサイレンサーにグラスウールを巻きつけるとさらに消音効果が上がります。
サイレンサーエンドバッフル
先ほどのサイレンサーの出口の部分だけのパーツです。「バッフル」という呼ばれ方が一般的です。これだけでもある程度の消音効果はありますが、インナーサイレンサーほどではないです。
マフラーやサイレンサーを交換すると、どんな効果があるのでしょうか?マフラーは外観も見えるパーツなので、バイクのルックスが良くなります。ルックス重視で交換するライダーも多いですね。もうひとつはパワーアップです。排気効率が変わることでパワーを上げることもあります。
フルエキゾーストマフラーの装着例
ノーマルのマフラーは黒の2本だしからの交換例です。見た目はすっきりし、軽量化にもなっています。マフラー交換は想像以上の効果があります。
スリップオンマフラー装着例
スリップオンマフラーのメリットは本来のマフラー部分だけの交換なので、フルエキゾーストタイプに比べ、楽に交換できます。そして、ルックスもよくなります。お手軽で安価です。
インナーサイレンサー装着例
インナーサイレンサーは見えるものではないのでルックスにはほぼ影響しません。今のマフラーの音がうるさいと思ったら取り付けるものです。
バッフルサイレンサー装着例
装着したら、見た目ではバッフルサイレンサーなのかインナーサイレンサーなのか分からないですね。これは先だけをふさぐバッフルサイレンサーです。車検に通る音量にするためにつけるライダーさんもいますよね。
サイレンサーの役割はとにかく「消音」です。たとえば、サーキットでスポーツ走行することもあれば、普段の足として街乗りするバイクだったら、サーキットではパワーがほしいのでサイレンサーを取りパワーを出す。しかし街中では、サイレンサーを取り付ける。という感じです。
マフラーはフルエキゾーストかスリップオンかで取り付け方は変わります。スリップオンならサイレンサーを取り付けているネジを外して、取り替えて取り付けるだけで簡単です。フルエキになると、エンジン、車体と複数に取り付けネジがあるので一苦労です。
フルエキゾーストタイプ交換での要注意点
エンジンとエキゾーストをつないでいるボルト、ナットを取り付け、取り外しするときは十分注意してください。古いバイクだとナットが熱で固着して硬くなっています。無理に回してナメてしまうと、高くつきますよ。
またフルエキタイプでも分割タイプならまだそこまで重たくはないですが、一体型となると重量も結構重たいので一人で取り付けるのは結構大変です。また単気筒なら楽ですが、4気筒など複数になるとさらに大変になります。自信がなければショップに頼みましょう。
レースで活躍しているバイクチューナーが社外マフラーを出していますね。もっとも有名なのが「ヨシムラ」。そして「モリワキ」。まだまだあります。「月木」「OVER」「アクラポビッチ」「Devil」「BEET」「スーパートラップ」等々。バイクとの相性で選びましょう。
愛車をカッコよくし、パワーを与えるマフラーを見つけてください。
社外マフラーは、車検が通らなくなるんじゃないの?とか、音がうるさすぎない?と思われる方もいるかも知れませんが、今の社外マフラーはほとんどが車検OKになっています。間違ってもレース用を選ばないで下さいね。
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