2016/04/18
showta14
他にないおしゃれなデザインが魅力の50cc原付バイク、ズーマー。暖かくなってズーマーに乗る機会も増えたんじゃないでしょうか。そんなときに気になるのがバッテリー。バッテリーが上がってしまったら、運転にも差し支えます。しっかりチェックして安全運転しましょう!
バイクのバッテリー、気にしてますか?
暖かい季節になり、バイクに乗る機会も増えてきたこの頃、あなたのズーマーの調子はいかがでしょうか?
おしゃれなズーマー、街中を走る姿もサマになりますよね。
でも、この時期特に気になるのがバッテリー。
スマホのバッテリー残量は常に気になっている方も、ズーマーのバッテリーはほったらかしという方も多いのでは?
冬の間お休みしていたズーマーは・・・
ズーマーにのる機会の少ない冬場、ズーマーのバッテリーはダメージを受けています。
ズーマーのバッテリーは、乗らない間にも消費され続けています。
バイクのバッテリーは、エンジンをかけて走行している間には、ズーマーに搭載されたオルタネーターと呼ばれる発電機によって充電されています。
日常的に運転していれば、バッテリーは十分充電されているのです。
しかし、長い間充電されない状態が続くと、バッテリーが劣化していきます。
また、通常使用の状態では、2~3年ほどで寿命になると言われています。
常に、点検やメンテナンスが必要なのです。
バッテリー上がりを知らせる警告灯はバイクにはないが・・・
ズーマーのバッテリーが弱ってきた場合、予兆などはあるのでしょうか?
バッテリーが弱ってくると、電装品に大きく影響が出ます。
わかりやすいポイントとして、アイドリング中のウインカーの点灯速度が遅くなります。
また、ひどくなると「ジーッ」などとリレーの音がして、点滅しなくなります。
ただ、この場合走行中もしくはスロットルを回して回転を上げた時はきちんと点灯することが多いようです。
ズーマーのヘッドライトはもとからあまり明るくないです。
それが、バッテリーが弱るとさらに暗くなってくることがあります。
毎日乗っていると変化に気づきづらいかもしれませんが、ズーマーで夜道の運転がしづらいなと感じたら、バッテリーの劣化を疑ってもいいかもしれません。
エンジンがかからないのは致命的
エンジンをかけるときに使うセルスターターモーターは、バイクのパーツの中でも最も多くバッテリーを消費するパーツです。
バッテリーが弱ってくると、セルスターターを回すことができなくなってしまいます。
スイッチを押しても、反応がなくなるのです。
こうなったら、マニュアルの場合は押し掛け、そうでなければキックスターターを使う手があります。
幸い、スクーターのズーマーにはキックスターターが装備されていますので、キックでエンジンをかけることができますが、ちょっと手間がかかって面倒ですね。
ズーマーのキックペダル
キックは「ケッチン」など、足にけがをすることもありますので、使うときは要注意。
ズーマーのバッテリーが弱ってきてしまったら、もしくはバッテリーが上がってしまったらどうしたらよいのでしょう。
スマホと同じで、減ったバッテリーは充電することができます。
バッテリー充電器
ズーマーからバッテリーを外して、家庭用のコンセントで充電することができます。
2000~3000円ほど出せば買えますので、比較的経済的な方法ですね。
モバイルバッテリーでジャンプアップ
こんなスリムなモバイルバッテリーで解決できるのです
バッテリー上がりの時のジャンピングといえば、他のクルマやバイクからブースターケーブルを使って行うのが一般的ですが、最近はジャンピングができるモバイルバッテリーというのも販売されています。
ズーマーにブースターケーブルを常備しておくのは使い勝手の面からも問題があります。
しかし、このモバイルバッテリーなら普段はスマホの充電用、いざというときにはバイクの充電用として使え、とても便利ですね。
ズーマーのバッテリーは、一度あがってしまった場合、充電した後とりあえずは使えますが、劣化してしまった状態であることに変わりはありません。
遅かれ早かれ、バッテリーが突然死する可能性があります。
通勤などで乗る機会の多いズーマーの場合は、いざというときにバッテリー上がりとならないように、早めに新品のバッテリーへの交換をおススメします。
ズーマーの純正は、GSユアサの『YTZ7S』というタイプの12vバッテリーです。
これを基準に、適合するバッテリーを探しましょう。
安心の国産、GSユアサ
純正同等の、GSユアサの『YTZ7S』。
このバッテリーを選べば間違いありません。
大切なズーマーには信頼のおけるブランドバッテリーが安心ですね。
台湾ユアサ
GSユアサグループの、台湾製。
安心のユアサブランド。
ユアサブランドでありながら、価格もリーズナブルなのでお勧めの一品です。
ACDelco(エーシーデルコ)
アメリカのブランド。こちらも比較的安心なメーカーといえるでしょう。
中国製のノーブランド
ノーブランドの良さは、とにかく安い!
トラブル時に対処できるひと、価格を抑えてズーマーに乗りたい人などにお勧め。
高価なバッテリーを後生大事に使うより、安いバッテリーを頻繁に取り換えながら使ったほうが、ズーマーのためかもしれません。
あなたのズーマー、久々に乗るときに調子はどうでしょうか?
日頃乗っていても、突然バッテリーがダメになることが、ズーマーに限らずあります。
ズーマーにいつまでも安心して乗るために、バッテリーの点検・メンテナンスも怠らないでくださいね。
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