サスの王様!車種別にオーリンズのフロントフォークをまとめてみた
2016/11/09
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愛車のフロントフォークの動きが渋かったり、オイルが漏れていたりしませんか?そんな時はオーバーホールが有効です。今回はフロントフォークのオーバーホールに関する情報を集めてみました。フロントフォークをオーバーホールして、また快適なバイク生活を送りませんか。
今回はフロントフォークのオーバーホールに関する情報をご紹介するのですが、フロントフォーク?オーバーホール?と思った方もいるでしょうから、まずはフロントフォークとオーバーホール、それぞれについて簡単にご紹介します。
フロントフォークとはバイクのフロントサスペンションのことです。
一般的にはテレスコピックフォークという方式が採用されているため、今回はこの方式のフロントフォークに焦点を当てます。
そのほかにも様々な方式のフロントフォークがあります。
バイクの年式や車種によって異なってくるため、オーバーホールを考える前に、まず自分の愛車がどの方式のフロントフォークなのかを知る必要があります。
フロントフォークに関しては、バイクの前についているサスペンションということである程度、想像はついたと思いますが、では、オーバーホールとは何でしょうか。
次はオーバーホールについて、簡単に紹介します。
オーバーホールとは機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことです。
オーバーホールでは通常の点検作業では出来ない清掃作業や劣化部品の交換、調整を主目的とするため、通常点検よりも多くの時間と手間がかかります。
つまり、オーバーホールとは古くなったものや不具合の合ったものを分解して、掃除したり、部品交換することで新品同様によみがえらせることです。
愛着のあるものなら尚更ですが、オーバーホールでまた使用できるのはうれしいですね。
では、なぜフロントフォークをオーバーホールするのでしょうか。
ここでは、フロントフォークがどんな状態の時にオーバーホールするのかも含めてご紹介します。
フロントフォークは先述したとおり、路面のショックを吸収し、快適な乗り心地と走安性を保つためのものです。
先述したとおり、フロントフォークはほとんどのモデルでテレスコピック型と呼ばれるものが採用されています。
このテレスコピック型のフロントフォークは、内部にフォーク専用オイルが入っており、このオイルがオリフィスと呼ばれる狭い通路を行き来することで、減衰力を発生させています。
オイルが劣化すれば、粘度が低下して減衰力が低下するため、定期的なオイル交換が必要となります。
フォークオイルの交換サイクルは、モデルごとに決められていますが、一般的に5,000~10、000kmごとがオススメとされています。
また、このオイルを外部に漏らすことなく保持するオイルシールが寿命を迎えれば、フォークを分解し、オイルシールやその他、消耗部品を交換するオーバーホールを行なわなければなりません。
フロントフォークのボトムケースにドレンボルトが設けられているモデルでは、フロントフォークを車体から取り外すことなくオーバーホールが可能な車種も多いです。
一方、ドレンボルトを備えていない場合は、車体から一旦フロントフォークアッセンブリーを取り外し、フォークオイルを排出、新品オイルと交換する必要があります。
では、フロントフォークのオーバーホールはどのように行うのでしょうか。
実際に、フロントフォークのオーバーホールを解説している動画をご紹介します。
フロントフォークのオーバーホール その1
フロントフォークのオーバーホールその1の動画です。
フロントフォークの分解の方法が細かく説明されています。
実際、ボルトを緩めるだけに見えても結構な力がいるので頑張ってください。
フロントフォークのオーバーホール その2
ここまでがフロントフォークのオーバーホールの仕方の説明でした。
組み付ける際、ばねを押しこみながら締めるのが本当に大変という話をよく聞きますが、気合と根性で乗り越えて、オーバーホールを完了させてください。
いかがでしたか。
フロントフォークは走行時のショックを吸収したりする上で、非常に重要なパーツであることがわかりますね。
走行時にフロントフォークの動きがおかしい場合はオーバーホールを考えましょう。
フロントフォークのオーバーホールは結構、力が必要な作業なので大変ですが、いつも快適に走行するためには欠かせない作業です。
参考にしていただければ嬉しいです。
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