2016/05/10
aricasol
いまだに根強い人気を誇るスズキのレッツ2ですが、消耗品として一番に思いつくのがバッテリーではないでしょうか。いざというとき、バッテリー上がりでレッツ2に乗れないのはなんとか避けたい。そこでレッツ2のバッテリー交換方法をレクチャーいたします!
スズキのスクーター、レッツ2のバッテリーについて説明する前に、まずはレッツ2がどのようなスクーターなのかを紹介します!
スズキ レッツ2
スズキから以前発売されていた主力スクーターがレッツ2です。
レッツ2はすでに生産が終了しており、現在はレッツ4にバトンタッチしています。しかしそれでも依然として中古車市場では根強い人気を誇っています。
レッツ2 エンジン
レッツ2はパワフルな2ストロークエンジンを搭載しています。
なぜレッツ2は今でも人気があるのか?それは現行型のレッツ4はクリーンで低燃費な4ストロークエンジンを搭載しているのですが、レッツ2にはパワフルな2ストロークエンジンを搭載しています。排気量が50ccしかない原付スクーターにとって、2ストロークと4ストロークのパワー差は歴然。そのためレッツ2は今でも人気があり、まだまだ現役で多くの人に愛用されているのです。
レッツ2 サイドビュー
写真は2006年発売のレッツ2スタンダードモデル
コンパクトでシンプルなスクーターとして定番になっているレッツII。空冷2サイクル単気筒エンジンはパワフルで、登坂路や街中の加速にも充分な力を見せてくれる。コンビニフックの装備やキャリアにも使えそうなハンドグリップは、スタンドをかけるときに掴みやすく便利な仕様となっている。メインキーに設けたシャッター機能など、盗難抑止効果の確実性を上げているのも、バイクを所有する上で安心材料といえる。
軽量な車体は、原付スクーターとは思えないパワフルな走りを実現。レッツ2は扱いやすさと高性能を兼ね備えています。
それではレッツ2について基本情報がわかったところで、バッテリーに関する本題に入りましょう。まずはレッツ2のバッテリーが、どこにあるのか?気になりますよね。バッテリーを交換しようにも、レッツ2にはぱっと見ただけではバッテリーらしきところが見当たりません。そこでレッツ2のバッテリー搭載位置について説明しましょう。
レッツ2のバッテリー搭載位置
レッツ2のバッテリーはステップに隠されています。
実はレッツ2のバッテリーは、みなさんが普段足を置いているステップに搭載されているのです。しかし一見しただけではこんなことろにバッテリーがあるなんて思いもつきません。しかしどうやってバッテリーを取り出すのでしょうか?その方法はとても簡単です。
バッテリー交換を行うためには、工具が必要です。最低限度のような工具が必要なのでしょうか?
バッテリー交換に必要な工具
レッツ2のバッテリー交換に使う工具は、バイク専門店だけでなく一般的なホームセンター、100円ショップなどでも販売されています。
バッテリー交換を行うには、ドライバー、六角レンチ、プライヤーなどがあればOKです。どれもが一般的な工具ばかりですので、すでに持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それではレッツ2のステップにあるバッテリーカバーはどうやって取り出すのか?バッテリーカバーを車体から取り外すステップを、写真で詳しく解説していきましょう。
レッツ2バッテリーカバー取外し①
丸で囲まれた部分のネジを緩めると、カバーを取り外すことができます。
バッテリーを取り外すためには、工具が必要です。まずはドライバーでカバーのネジを緩めます。シートに近い、中央部のネジを1本取り外します。
レッツ2バッテリーカバー取外し②
カバーを外すとバッテリーが見えてきました。
レッツ2のバッテリーはなんと横に倒して搭載されています。そのため、ステップのような薄いスペースにバッテリーを搭載できるのです。自動車のような普通の鉛バッテリーでは液漏れしますが、シールドバッテリーを使用していますので、そのようなトラブルはありません。
レッツ2のステップから、無事バッテリーカバーを取り外すことに成功しました!では続いてはいよいよバッテリー本体を外しましょう。
レッツ2 バッテリー 取り外し
レッツ2のバッテリー本体はステーにも固定されていませんので手で取り出すことができます。また配線関係はカプラーで接続されていますので、引き抜きだけでOK。硬い時はプライヤーなどを使って、引き抜くと作業しやすくなります。
最後にレッツ2に使用するバッテリーの型番情報をお伝えします。
価格 5542円
レッツ2用バッテリー
レッツ2に使用するバッテリーの型番はGSユアサの場合、「YT4B-BS」を使用します。
商品紹介
●性能で選ばれたワールドスタンダード!
●安心のメンテナンスフリー
●優れたエンジン始動性能
●漏液を抑えた構造
●自己放電が少なく、長期保管でも安心
●高い信頼と品質
●放電状態での長期間放置後の回復不能なダメージを受けた時でも、補充電を行った際の回復性能を向上させた設計
●12ヵ月または2万㎞ 製品保証 (何れかの早期到達保証)
レッツ2は型式によっても適合しない場合がありますので、購入前にはしっかりと確認し、自分の愛車に適合するかチェックしておきましょう。
いかがでしたか?
以上レッツ2のバッテリーに関する情報をまとめてみました。
レッツ2のバッテリーはステップ下にあるなど、
意外な場所にバッテリーが搭載されていて驚きますが、
カバーさえあけてしまえば、基本的に工具いらずで交換することもできます。
慣れてしまえばものの数十分で交換できます。
この記事がレッツ2のバッテリー交換の参考になれば幸いです。
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