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2016/04/21
yoshi09
スズキのTSこと「ハスラー」は、2ストロークオフロードバイクシリーズとして、1968年に発売されました。人気シリーズだったハスラーは、あの仮面ライダーも乗っていたことがあるようです。現在も名車として名高いオフロードバイク、ハスラーについて紹介します!
スズキ ハスラーTS250
仮面ライダーシリーズなど、様々な特撮映画に登場したハスラー!
1969年にデビューしたスズキ・TSは、スズキが製造していた2ストロークオフロードバイクシリーズで、その中の空冷モデルと水冷のTS50Rの愛称が「ハスラー」になります。当時のカタログには、ハスラー250とは書いてあってもTS250とは書いておらず、スズキのハスラーは「ヤマハ・DT」「ホンダ・エルシア」と並ぶオフロードバイクのブランドでした。
後にスズキから発売された軽自動車にも「ハスラー」の名がつかわれたり、2015年の東京モーターショーにて、「ハスラースクート」という名前の50㏄スクーターが出品されるなど、ハスラーという名前は様々な車種に付けられているようです。
スズキ ハスラースクート
ハスラースクートは、軽自動車のハスラーのスクーターモデルです。ポップなデザインで、遊び心を刺激します。
オフロードバイク「ハスラー」の性能
1型から13型まであるハスラーの性能とは?
1969年、ワークスモトクロッサーRH68の技術をフィードバックして造り上げられたハスラー(TS)250がデビューした。”モトクロスのスズキ”の威信をかけて造られたこのモデルは空冷2スト単気筒エンジン搭載で18,5馬力を発揮、抜群の走破性を誇り多くのファンを生んだ。1971年にデビューした400は2スト単気筒400ccというトルクの塊のようなパワーユニットを搭載し34馬力を発揮、750キラーと言われる程の走りを見せるスーパーオフローダーだった。
ハスラーシリーズの魅力は、オフロードバイクならではのパワフルで軽快な走りです。加速性能も良く、市街地でも乗りやすいバイクとして人気がありましたが、環境問題などが原因で1998年頃、生産が終了してしまいました。
オフロードバイク「ハスラー」の性能
そんなハスラーのスペックもご紹介!
全長×全幅×全高:2140×890×1125㎜
軸距:1417㎜
エンジン型式・種類:空冷2サイクル単気筒
総排気量:246㏄
最高出力:23ps/5500rpm
最大トルク:2.5kgm/5500rpm
変速機:5速リターン
タイヤサイズ前/後:3.25-19/4.00-18
ブレーキ形式(前):機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後):機械式リーディングトレーリング
それでは、オフロードバイクであるハスラーの車体を見てみましょう。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
車体全体は、シャープでアグレッシブなデザインとなっています。この完成度の高いスタイルも、人気を博した理由です。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
タンクデザインは1960年代のスズキらしい、鋭いエッジの効いたデザインです。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
おしゃれなデザインのシートです。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
ボア・ストロークは70㎜×64㎜。大きな冷却フィンはこの時代のバイクの特徴です。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
ドラムブレーキは整備されていれば十分な制動力を発揮します。コントロールしやすいので、オフロードバイクでは大きなメリットになります。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
跳ねあがった特徴的なリアフェンダーは、ハスラーの大きなポイントです。
オフロードバイク「ハスラー」のデザイン
この時代のトレールバイクの多くは、タコメーターでした。
オフロードバイク「ハスラー」の価格
ハスラーの現在の中古価格の相場を調べてみました。
スズキのオフロードバイク、ハスラーについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ハスラーは日本では随分前に生産が終了されていますが、未だにファンがいるほど人気のバイクです。ちなみに、ハスラーTS125をベースに改装された海外向けのTF125は、農耕や牧畜の用途でファームバイクとして発展途上国で未だに販売されているようです。
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