知っていますか？原付のエンジンのかけ方をまとめてみました！

今回は原付のエンジンのかけ方をご紹介するのですが、原付とは一体どんなバイクなのでしょうか。
みなさんのイメージの中にある原付とはどんなバイクですか。
今から紹介する原付と同じでしょうか。

原付とは原動機付自転車というのが正式名称で、日本の法規における車両区分のひとつです。
道路交通法では50cc以下(電動機の場合は定格出力0.6kW以下)、道路運送車両法では125cc以下(電動機の場合は定格出力1.0kW以下)の原動機を備えた二輪車が該当し、法規上の条件を満たせば三輪、あるいは四輪のものもこの区分に該当する場合があります。

原付にもいろいろな種類があるようですね。
いろんな種類があるということは、それぞれの原付でエンジンのかけ方も違うのでしょうか。
次は原付のエンジンのかけ方をご紹介します。

まずは女性でも乗りやすく一般的に原付と呼ばれているスクーターのエンジンのかけ方をご紹介します。
原付のスクーターは基本的にはスイッチひとつでエンジンがかかるようにはなっています。
では、原付のエンジンのかけ方をご紹介します。

まずはスクーターのメインスタンドを立て、ブレーキロックレバーで後輪ブレーキレバーをロックさせます。
そのあとイグニッションをONにし、スロットルを回さずにスタータースイッチを押す。
エンジンがかかったらスタータースイッチを離すだけです。

この写真ならセルと書いてあるボタンがスタータースイッチということになります。
つまりブレーキを握って、このボタンを押すだけでエンジンがかかるというわけです。
以上がスクータータイプの原付のエンジンのかけ方です。
次はスタータースイッチでエンジンがかからなかった場合のエンジンのかけ方をご紹介します。

原付エンジンのかけ方、スクーターその２として、スクーターのエンジンをキックで始動させるかけ方をご紹介します。
スクーターのスタータースイッチはバッテリー電圧が低下したりした場合、押しても弱弱しくセルが回るだけでエンジンがかかりません。
そんな場合のエンジンのかけ方をご紹介します。

ではキックで始動させる原付のエンジンのかけ方を簡単にご紹介します。
まず、メインスタンドを立て、ブレーキロックレバーで後輪ブレーキレバーをロックさせ、イグニッションをONにします。

最後にスロットルを回さずにキックスターターペダルを勢いよくキックします。
スクーターのエンジンをキックで始動する場合はスタータースイッチを押す工程をキックスターターペダルをキックする工程に変えるだけです。
スタータースイッチを押してもダメな場合は、このエンジンのかけ方を試してみてください。

最後にカブ系の原付のエンジンのかけ方をご紹介します。
カブやモンキーなどはクラッチを握ってシフトを操作するＭＴタイプで、同じ原付の仲間とはいえスクーターと違ってスタータースイッチがないものがほとんどです。
では、どのようにエンジンをかけるのでしょうか。

カブ系のキック式の場合のエンジンのかけ方は、まずスクーターと同じで安全のためにメインスタンドを立てておきましょう。

最後にスロットルを僅かに回しながらキックスターターペダルを勢いよくキックします。
一連のカブ系の原付エンジンのかけ方を動画でもご紹介したいと思います。

以上がカブ系の原付エンジンのかけ方です。
チョークを開きすぎていたり、開きっぱなしにしているとガソリンがたくさん流れてかぶってしまうので、エンジンのかけ方と同様にチョークレバーの調整も注意しましょう。

いかがでしたか。

原付といっても、様々なタイプのバイクがあり、エンジンのかけ方も様々でしたね。
どちらのエンジンのかけ方も知っておけば、自分が乗りたい原付が変わっても対応できますね。

特にスクータータイプの原付はバッテリー上がりなどのトラブルで、スタータースイッチでエンジンがかからなくなった場合にも、キックスターターペダルでのかけ方をしていると焦らずにエンジンをかけることができますね。
原付エンジンのかけ方をぜひ参考にしてみてください。