乗っていない原付、ありませんか？原付の廃車手続き完全ガイド！

いよいよ新生活の始まり、春が近づいてきましたね～！
引越しなどを控え準備に追われている方も少なくないと思います。
不要な物を処分したり整理するには絶好の機会だと思います。

今回は処分に困る大型な物の中でも、乗っていない原付がある方必見です！
意外と知らない、原付の廃車手続き完全ガイドを作成しました。
これさえ読めば原付の廃車手続きについてはバッチリですよ！
ぜひ最後までお付き合いください。

原付の廃車手続きは、2つのパターンがあります。
①単に原付を廃車する場合
②原付を誰かに譲渡する場合

いずれの場合も、いったん原付の廃車手続きを行う必要があります。
譲渡する場合にも一度廃車手続きを行わないと名義変更をすることができません。

原付の廃車手続きは、市役所などで行います。
原付の廃車手続き自体は非常に簡単ですので、次からぜひ詳しく見ておきましょう。

まず始めに、原付の廃車手続きに必要な物から確認していきましょう。

【原付の廃車手続きに必要な物】
①廃車申告書：原付の廃車手続きの際必ず必要。原付の廃車を申請する用紙です。
②ナンバープレート：原付の廃車手続きには原付のナンバープレートが必要になります。
③標識交付証明書：原付を購入した際にもらっている書類です。
④印鑑（認印で可）

以上の物を揃え、市役所などへ行き原付の廃車手続きを行うようにしてください。

※②のナンバープレートと③の標識交付証明書を無くしてしまった、という
ケースが少なくないようです。
念のため、それぞれについて再交付の手続き方法についても
ご紹介しておきたいと思います。

原付のナンバープレートを再発行する場合ですが、盗難や紛失した場合は、
必ず警察署へ届け出るようにしてください。
警察署への届け出後に市役所で再発行手続きを行います。

①廃車申告書：市役所にある書類。原付のナンバープレートの再交付時に記入。
②標識交付申請書：市役所にある書類。原付のナンバープレートの再交付時に記入。
③標識交付証明書：原付バイクのナンバーが交付された時に発行されている書類です。
④印鑑（認印可）
⑤身分証明書

以上のものを用意し、市役所の窓口でナンバープレートの再交付を行ってください。

原付の標識交付証明書を紛失等で無くしてしまった場合についても、
原付を届け出た市役所等の税務課にて標識交付証明書の再交付を行うようにしてください。

①運転免許証などの身分証明書
②印鑑（認印可）

原付の廃車手続きに必要な書類や必要書類の再発行方法がお分かりと思います。
それでは続いて、原付の廃車手続きに必要な、原付の廃車申告書の書き方を
見ておきましょう！

1.手続きを行う日付・市区町村名を記入します。

2.所有者の欄には、原付バイクの所有者の氏名・住所を記入し、印鑑を押します。
届出者の欄には、手続きを行う人の氏名・住所を記入します。

3.申告の理由は、該当するマス目にチェックマークを入れます。

4.種別の部分には、該当するマス目にチェックマークを入れます。

5.標識番号の欄には、原付バイクのナンバープレートの番号を記入します。

6.車名等は、標識交付証明書を参照しながら記入します。

以上を参考にして、廃車申告書を記入してみてください。
原付の廃車申告書は市役所等のホームページでダウンロードできる場合もあるので、
お住まいの市町村の、市役所のホームページ等をチェックしてみることを
おすすめします。

全ての書類が受理されれば、これで原付の廃車手続きは完了です。
最後に、意外と忘れがちなポイントをご紹介しておきたいと思います。
原付の廃車手続きが終わったら、自賠責保険の解約手続きも忘れずに
行うようにしましょう。

廃車手続きをした原付の自賠責保険の有効期間が残ってた場合は、
その残存期間に応じて自賠責保険料を払い戻してもらえます。

原付の廃車手続きが終了したら、自賠責保険を契約した保険会社に
連絡し、所定の手続きを行うようにしましょう！

お疲れさまでした！
原付の廃車手続きのご紹介は以上です。
意外と簡単ではなかったですか？

原付を譲渡する予定もなく、廃車処分してしまいたい場合には、
バイク買い取り業者にお願いするのもおすすめです。
買い取りと同時に廃車手続きも代行してもらえるので、非常にお手軽だと言えます。

大手のバイク買取業者は、オンラインから査定が行えるので、
自らお店に足を運ぶ必要もなく非常に便利です。
原付を廃車処分される予定の方は、一度試してみてもいいかもしれませんね！
最後までお付き合いいただきありがとうございました！