こんな時はどうすれば!?バイクのパンクについてまとめてみました
2016/05/08
みーこ11
バイクに乗っていれば必ずやってくるタイヤ交換。でも、交換時期がよく分からないことからどんなタイヤを選べばいいのかまで、悩みは尽きません。そこで今回は、バイクのタイヤ交換時期から工賃が高い訳、自分でやる方法まで大解説しちゃいます!
バイクのタイヤ交換時期を見極めるには3つのポイントを押さえておくことが重要です。
3つのポイントとは
・溝の深さ
・ひび割れ
・使用年数
です。
普通新しいタイヤには7,8ミリの深い溝が刻まれています。これが2,3ミリ以下になると「スリップサイン」と呼ばれるバイクの交換時期を示すサインが出てきます。
スリップサインは、通常溝の中にある凸状のものを指します。これが溝と同じ高さになったら。タイヤ交換のサイン。
理想的な交換時期は、スリップサインと溝の高さが同じになる前です。
バイクの表面がひび割れてしまっていたら、タイヤ交換のサインです。ひび割れがあったら、まだ溝があってもタイヤ交換をしましょう。
ひび割れはタイヤ表面のゴムの劣化によって起こります。ゴムは風雨や紫外線によって劣化するので、バイク保管時にカバーをかけるなどして予防しましょう。
使用から3,4年が経っていたらタイヤ交換の時期です。バイクタイヤは経年劣化していきます。長年保管していたバイクを再び乗り出すときなどは、どんなにきれいで溝が残っていてもタイヤ交換をするのがおすすめです。
また、タイヤを格安セールで購入した場合などにも注意が必要です。タイヤの側面に書かれている製造年月日をよく確認しましょう。
バイクのタイヤ交換は店に頼むと高いイメージがあります。実際にどのくらいの値段なのか見てみましょう。
タイヤ交換
内容 工賃 時間
■125cc以下ロードバイク (NS-1・NSR50など)
フロントタイヤ ¥2,000 15分
リアタイヤ ¥3,000 20分
■ロードバイク(125cc以上) ※外車は除く
フロントタイヤ ¥2,700 20分
リアタイヤ ¥3,200 30分
チューブタイプ 上記にプラス ¥500
※交換ができるか実車を確認しております
これは関東を中心に展開している南海部品小山店の例です。125cc以上のロードバイクはフロント・リアタイヤを両方交換してもらうと最低5,900円かかることになります。
これを高いと感じるかどうかは人それぞれですが、これに新しいタイヤやチューブの値段もかかるとなるとなかなかの値段になります。工賃だけで5,900円は少しお財布に痛いかもしれません。
さて、バイクのタイヤ交換をすると決まったら今度はタイヤ選びをしなければなりません。ここで主なタイヤの種類を、バイク別にみていきましょう。
MICHELINミシュラン:PILOT STREET
ミシュランのロードバイク用タイヤ。
ロードバイク用タイヤは種類が豊富です。自分が普段どんなシーンでバイクに乗っているかよく考えてタイヤを選びましょう!
高いグリップ性能を誇りコーナリングを重視しているが寿命が短い。スリックタイヤなど溝がなく公道走行不可能なタイヤがあるので注意!
普段直線よりもコーナリング走行のほうが多い人におすすめ。
直線道路の走行が多い人におすすめ。直進安定性を重視した溝ののパターン(トレッドパターン)になっている。
耐摩耗性に優れた減りにくいタイヤ。通勤通学に使うなど走行距離が多い人におすすめ。
MICHELINミシュラン:AC10
ミシュランのオフロード・モトクロス用タイヤ
やはり新品のタイヤはよくグリップしてくれます。
モトクロス向けと聞いていて少し不安もありましたが硬い土や泥でも十分に力を発揮してくれました。
ただ公道使用OKモデルですがかなり不安です。
周りではこれを履いて公道を走った際に転んだ経験をお持ちの方がいるみたいなのでその点だけ注意です。
実はオフロード用タイヤにもいろいろな種類があります。
主に
・モトクロス
・デュアルパーパス
・エンデューロ
・トライアル
等です。オフロードタイヤは競技によって分かれています。山の高さやつき方が違います。
普段どのくらい荒地走行をするのか、走りに行く場所は岩場か砂場かなどを考えて選びましょう。
どんな工具をそろえれば自分でタイヤ交換をすることができるのでしょうか。
バイクのタイヤ交換に必要な基本の道具を見ていきましょう。
デイトナ(DAYTONA) タイヤレバーセット90409
必須アイテムのタイヤレバーとリムプロテクターのお得なセット。
もともと昔ながらのタイヤレバーを使っていました
グリップが付いてるタイプは初めてです
先端が薄くてタイヤとホイールの間に入れやすいです
大変気に入りました
グリップがついているのでタイヤ交換がしやすいと人気のタイヤレバーです。
タイヤ交換に必要なタイヤレバーとリムを守ってくれるリムプロテクターがセットになっているのでお得です。
デイトナ(DAYTONA) 小型タイヤエアゲージ 41779
空気圧をチェックするのには欠かせないエアゲージです。タイヤ交換をしなくても日常点検のためにひとつは持っておきたいですね。
デイトナ(Daytona) タイヤビードワックス 40g 28515
タイヤのビードを落とすときに必要なワックスです。
一度買えば十分な量が入っているようです。
エーモン T765 虫回しドライバー 2本組
タイヤの虫ゴムを回すときに必要な工具です。
タイヤビードブレーカー レッド 15~21インチ対応 TOOL244 TOOL244
大型バイクのタイヤはビードがリムにびっちりくっついていることも多いです。そんなときにはこのビードブレーカーでばちっと外しましょう。
toolsisland (ツールズアイランド) バイク用 ホイールバランサー バランス調整スタンド TSB066
大型バイクや高速走行をするタイヤはバランス取りも重要です。
【アストロプロダクツ】AP 貼り付けバランスウェイト 60g(5g/10g刻み)2本セット
この錘をリムに貼り付けてバランスを調整します。
大型ツアラーでも小型スクーターでも道具と技術さえあれば自力でタイヤ交換をすることはできます。しかし、その難易度はタイヤサイズが大きくなるにつれどんどん上がっていきます。
小排気量のバイクは足で踏むだけでもビードが落ちますが、大型バイクのビードは足で踏んでも落ちないことが多いです。何度も何度もタイヤ交換をするくらいの頻度で走るならビードブレーカーやバランサーを買ってしまうのも手ですが、バイク屋さんにお願いしてしまうほうが安上がりで仕上がりもいいかもしれません。
・自分の技術
・バイク屋さんの工賃
・お財布
これらと相談してタイヤ交換の方法を決めましょう。
主な手順は次の通りです。
①タイヤを車体から外す
②タイヤの空気を抜く
③タイヤのビードを落とす
④タイヤと、チューブがあればチューブを外す
⑤チューブタイヤの場合リムバンドの状態を確認
リムバンド 17インチ
これがリムバンドです。チューブをリムの凹凸から守ってくれます。
⑥ビードワックスをタイヤのビード部分とリムに塗る
⑦タイヤの回転方向を確認し、はめ込む
⑧片側のビードがはまったらタイヤの軽点をバルブ部分に合わせる
タイヤのサイドウォールには、そのタイヤに関する情報が満載
タイヤの装着方向や軽点はタイヤのサイドを見れば一目瞭然です。
⑨もう片方のビードをはめ込む
⑩ムシをセットして空気を入れる
⑪ビードが上がったら空気入れ完了。空気圧を調整
⑫バランサーでバランスを見て、必要なら錘をつけてバランス取り
ご覧のとおりバイクのタイヤ交換は工程が多く、力も必要な作業です。バイク屋さんでの工賃が高いのも納得ですね。
必要な手順や工具はタイヤ交換をしたいバイクによって変わってきます。何も知らないのにいきなり道具だけをそろえてタイヤ交換に挑むのもよいですが、まずはバイク屋さんにやってもらって手順を見学させてもらうのもいいかもしれません。
タイヤは、バイクの中でも地面と接する大事な部分です。ここに命を載せているといっても過言ではありません。十分な知識と技術、道具をもってタイヤ交換に挑みましょう!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局