2016/02/03
yoshi09
友人に原付を譲った、もしくは中古で原付を手に入れた等、原付の所有者が変わった時には必ず名義変更が必要です。でも名義変更なんて、どうやったらいいのか、そもそもどこへ行けばいいのか、よく分りませんよね。そこで今回は、原付の名義変更のやり方を見て行きましょう。
原付の名義変更、難しそうって思ってませんか?
原付を友人に譲ってもらったり、中古で安く手に入れたり、または売ったり、友人に譲渡したりした場合、名義変更が必要になります。
ちょっと面倒くさそうですが、自動車の名義変更などと違って、意外に簡単です。
ここではまず、原付の名義変更をするのに、どこへ行けばいいのか、どんな手続きをすればいいのかを見ていきたいと思います。
原付の名義変更、自分でやってみよう!
名義変更、まずどこへ行く?
原付を今持っている、現所有者の住所の役所で行います。
車の名義変更のように、遠くの陸運局まで足を運ばなくてもすみます。
現在の所有者の、区役所や市役所、町役場などの
『軽自動車税を扱う窓口』で行います。
おそらく税務課になると思いますが、役所によっては違う課になるかもしれませんので、役所の入口付近の案内で聞いてみて下さい。
原付の廃車手続、名義変更は、お住まいの市区町村の役場で行います。
名義変更の前に、まず廃車手続きです。
原付の名義変更の際に、まずしなければならない手続きが、廃車手続きです。
次に乗る人がいるのに廃車手続きをする、というのは妙な感じもしますが、これはあくまで手続き上のことです。実際にスクラップにするわけではありません。
他の地区へ引っ越す際にもすることなので、速やかに廃車手続きをして、次の人の名義で再度登録すようにしましょう。
原付の名義変更は、廃車→名義変更 の2段階です。
原付の廃車手続きをするために用意するものは、
★ 印鑑(実印)
★ ナンバープレート(原付から外して持って行きます)
★ 標識交付証明書(以前バイクを購入した時に、ナンバープレートと一緒にもらった書類)
★ 自賠責保険の証書
です。
標識交付証明書
自賠責保険証書
もしも、標識交付証明書を失くしてしまったら、役場で再発行してもらえます。
印鑑(実印)と身分証明書があれば大丈夫ですので、窓口で言ってみて下さい。
廃車申告書
あとは役場で【廃車申告書】をもらって記入し、先程の物と一緒に提出します。
すると、【廃車証明書】を発行してくれます。
これで原付の廃車手続きは完了です。
さらば、相棒。
さぁ次は、原付の新所有者さんの役場へ。
次に、先程発行してもらった【廃車証明書】を、新所有者に渡します。
そして今度は、新しく所有者になる人の住所の役場で、原付の名義変更をします。
この際必要なものは
★ 廃車証明書
★ 前所有者の印鑑、もしくは、押印のある譲渡証明書
★ 新所有者の印鑑(実印)
★ 身分証明書
です。
前所有者が、引き続いて新所有者の名義変更の手続きをする場合は、譲渡証明書は必要ありません。
廃車証明書
譲渡証明書
役場の窓口で、【軽自動車税申告書】と【標識交付申請書】に必要事項を記入して、先の書類と共に提出します。
そして新しい【標識交付証明書】と【ナンバープレート】を受け取ります。
以上で原付の名義変更手続きは完了です。
あとは近所の保険屋さんかバイク屋さんに行って、自賠責保険に加入する手続きを行ってください。
無事に名義変更が終われば、新パートナーの誕生です。
いかがでしたか?
自分でもできる、原付の名義変更について見てきました。
ほんの少しだけ注意点をあげるとすれば、廃車手続きをする時、ナンバープレートを外します。
ナンバープレートを外した状態では公道を絶対走れないので、事前に譲渡する相手の所に原付を乗って行くか、名義変更後に新しいナンバープレートを発行してもらってから、譲渡する相手に原付を取りに来てもらうようにしましょう。
くれぐれも、、名義変更をする原付に乗って、名義変更の手続きをしに行かない様にして下さい。
つい、うっかりで無駄な罰金等ないようにしたいものです。
それから、今役所からもらった【標識交付証明書】は、次に原付の名義変更や廃車手続きをする際に必要になるので、失くさないように保管しておきましょう。
今までお世話になった原付のためにも、これから世話になる原付のためにも、しっかり名義変更をして、新たなスタートとしたいものですね。
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