バイクでタンデムするときに便利なタンデム用品をご紹介します！

バイクの楽しさはいろいろありますが、「ツーリング」はバイクの醍醐味のひとつです。
高速道路でも二人乗りが解禁になったことで後ろに彼女や奥さん、お子様を乗せて遠くまで出かけることができるようになりました。
今回は二人乗り…つまりタンデムについての便利なアイテムをご紹介します。

タンデムというのは先ほどチラッと答えを言ってしまいましたが、要はバイクの二人乗りという意味です。
バイクにまたがって流れる景色を彼女や奥さん、お子様に見せたいと思ったことはありませんか？
ですが、バイクでタンデムするにはどんな準備が必要なのでしょうか。

まずタンデムの基本は運転者と同じく長袖、長ズボン、グローブ、靴、ヘルメット着用です。
たまに軽装備でタンデムしている方がいますが、万が一の時はパッセンジャー（後ろの人）も運転者と同じくらい、もしくはそれ以上に危険ですので、必ずきちんとした装備でタンデムしましょう。

ここからはバイクでタンデムするのに便利なアイテムを紹介していきたいと思います。
まずはバイクのタンデム用品①ベルト編です。
ここではタンデムベルトやタンデムグリップなど、パッセンジャーが振り落とされないように工夫するタンデム用品を紹介します。

バイクでタンデムしたことがあるパッセンジャーは手でつかむ位置が微妙なことってありませんでしたか？
運転者に手を回すと前傾姿勢が続いて疲れてしまったり、シートについているベルトでは不安だったりと、安心できるグリップが欲しいと思ったことはありませんか？
この商品なら運転者の腰の後ろでも、お腹の前でも取り付け方によって持つ場所が変えられます。
無理のない姿勢が取れるのでオススメです。

次はお子様とタンデムする用のベルトです、リュックサックのようになっていて、運転者とお子様がつながっています。
お子様は結構な確率でバイクに乗っていながら寝てしまうので、こういった専用設計のタンデム用品は欠かせないと思います。

これはシンプルなタイプのタンデムベルトです。
タンデム用品の中でも一番シンプルでパッセンジャーの安心につながるアイテムではないでしょうか。
ウエストサイズの測り方など注意が必要なので、サイズ選びだけは慎重に！

ここで紹介した以外にも多くのタンデムベルトやグリップがあります。
パッセンジャーの体格や運転者の体格、運転姿勢によっても使いやすいタンデム用品は違ってきますので、よく相談したうえで決めてください。

次に紹介するタンデム用品はずばり、インカムです。
バイクで走行中は意外にパッセンジャーも風を浴びていて、冷えたり疲れたりするものです。そんなときトイレに行きたい、休憩がしたいなど伝えたいことがあるときに大声を張り上げなければ聞こえないのがバイクの不便なところです。
さらにはバイクで走行中、ずーっと会話がない状態だからか、バイクの揺れが心地いいのか眠ってしまうパッセンジャーも実は非常に多いのです。
そんなときに便利なのがインカムです。そんな便利なタンデム用品をご紹介したいと思います。

こちらは電池式のインカムです。万が一走行中に電池が切れてもコンビニがあれば解決します。
電池式なため、充電器などの費用がない分リーズナブルです。
コスパに優れたタンデム用品ではないかと思います。

こちらも低価格なタイプのインカムです。
通常、バイク用のインカムは高いものが多いのですが、タンデム用品ともなると有線で行ける距離なので、取り付けも簡単で音飛びもなければ、ほかのバイカーとの混線もありません。
インカムはタンデムするバイカーさんにとって非常にべんりなタンデム用品です。

このほかにもたくさんのインカムがあります。
タンデム用品のインカムは、ほかの車両とBluetoothでつなぐ必要がないため、比較的どの商品も安価で販売されています。
お子様や彼女、奥様と会話しながらゆったりとツーリングするのも楽しいですね。
ですが、おしゃべりに夢中になってバイクの運転がおろそかになることがないように注意してください。

最後にバイクのタンデム用品③として、そのほかのタンデム用品をご紹介します。
タンデムベルトやインカム以外のタンデム用品を利用して、さらにパッセンジャーの快適性を追求するのもいいかと思います。

こちらはまだステップに足が届かないお子様のためのステップベルトとなります。
このステップを取り付けることで、本来のステップに足が届かないお子様でも足が固定できるようになるので、体のぐらつきが軽減されます。
お子様とのタンデムの際にはベルトとステップを使用されるのをオススメします。
お子様用のタンデム用品はこれ以外にもありますので、そちらも紹介します。

このチャイルドシートにはベルトがついていません。
そのため、お子様のさらなる安全を考える方はほかのタンデム用品と併用されることをオススメします。
先ほども述べたようにお子様がバイクで寝てしまう確率は非常に高いのです。
その点をもう一度考慮してタンデム用品を選んでください。

ハーレーでタンデムする場合、シーシーバーがあるのとないのではパッセンジャーの疲労が全然違ってきます。
ハーレーはトルクがすごいので、発進時に運転者ですら体が後ろに持っていかれるほどのトルク感なのです。
そのため、シーシーバーがあるとパッセンジャーが後ろにずり落ちることがないのです、例え運転者の腰に手を回していたとしても引っ張ってしまうことがありません。
ハーレーなどトルクの有るアメリカンにタンデムする際には非常に便利なタンデム用品です。

このほかにもタンデム用品はたくさんあります。
お子様を乗せる際のタンデム用品は特に種類も豊富ですので、親子で一緒にタンデム用品を選ぶのも楽しいかもしれませんね。

いかがでしたか。

タンデム用品は意外と充実しています。
ここで紹介したもの以外にもたくさんあるので、パッセンジャーの体格や年齢、使いやすさでタンデム用品をその都度変えてあげるのがいいかと思います。

たくさんあるタンデム用品から自分に合うものを探すのは大変かもしれませんが、パッセンジャーとともにタンデム用品を選ぶ楽しさも増えますね。
タンデム用品を上手に利用して、楽しいバイクライフを送ってください。