タンデムは人と人を繋ぐ懸け橋!バイクとはそんな素敵な乗り物だ!
2016/01/20
ダミアン
夏は暑いし、着用義務はないからグローブをせずにバイクに乗っている人はいませんか?ちょっと待ってください!バイク用のグローブはあなたを守っています。今回は夏用のグローブを紹介します。夏用ならではの機能もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも夏の暑い時期にバイク用グローブなんてつけるの?と思っている人はいませんか?暑い夏は一枚でも着ているものを減らしたいと思うのが普通ですが、バイクに乗る際はそうはいきません。
きちんとした格好をしていないと、危険なのです。
バイクに乗るときは季節を問わずグローブをつけるべきです。
もちろん夏用のグローブもたくさんあるので、めんどくさい、暑い、デザインがという理由で夏用グローブをつけないことはオススメできません。
グローブは自分とバイクを繋ぎ、アクセル操作、クラッチ操作、ブレーキ操作をしますので、指が動かし易く丈夫なバイクの専用設計のものを選びましょう。
実は夏にこそグローブは大切です。
次は夏用グローブの重要性を紹介します。
夏用グローブ
夏用グローブは暑い日差しや手汗によるグリップのすべり止めとしての役割があります。
夏用だけに限らず、グローブは万が一の転倒などに、やけどやけがを防ぐ役割もします。
要するに、グローブを装着する一番の理由は手の「保護」にあるのです。
この「保護」の意味はけがの防止だけではありません。
アクセルやクラッチの操作が長時間ずっと休みなく続けば手のひらがつらくなってきます。特に夏は暑さでの体力消耗とも勝負ですので、夏用グローブを装着することで手と腕の筋肉の疲労はかなり抑えられるし、汗ですべることもなくなるので操作性も向上するため、夏用グローブが持っている役割は非常の大きいのです。
では、まずバイク用グローブの素材種類について紹介します。
年間通して着用すべきグローブですが、どんな種類があるのでしょうか。
夏用に適した素材はあるのでしょうか。
バイク用グローブの素材は全部で4種類で、レザー・メッシュ・ネオプレーン・ゴアテックスとあります。
それぞれ機能が違うため、夏用に向いていたり、冬用に向いていたりと様々です。
ここではそれぞれのグローブの特徴を紹介します。
オールラウンダーなレザー
夏でも冬でも、雨が降っても、とにかくいつでもどんな時でもオールラウンダーに活躍してくれるのがレザーです。
レザーにも夏用、冬用があるので、季節によって使い分けができます。
アメリカンタイプのバイクに乗る方はレザータイプを季節や天候によって使い分けているようです。
夏のバイクもメッシュで涼しく
春~秋にかけてオススメなバイク用グローブが、通気性が良い「メッシュのバイク用グローブ」です。
ネオプレーンやゴアテックスのバイク用グローブよりも厚さが薄く、所々がメッシュ仕様になっているので夏用ならストレスなくつけることができます。
また、薄手な分、プロテクターがついているものが多いので万が一の時にも安心です。
防水性能ならネオプレーン
ウエットスーツの素材ならではの伸縮性と柔軟性、そして高防水性、高防風性、高保温性を持っているのがネオプレーンです。
ライディング時の多様な環境からライダーをプロテクトします。
蒸れやすいため、夏用には若干不向きですが、雨天時には便利です。
冬の季節にはゴアテックス!
雨が降ったり・冬にめっぽう強いのがゴアテックス。
ゴアテックスの一番大きなメリットは、透湿性と防水性が他の素材から比べて優れていて、その性能が長期間高い状態で保たれる点です。
そう言った点では夏用としては非常に不向きだと思います。
バイク用グローブも素材によって機能が大きく変わりますね。
自分のバイクスタイルや季節に合わせて上手に選びたいものですね。
さて、バイク用グローブといっても、いくつかの種類に分けることができます。
その種類と先ほどの素材とを組み合わせて、いろいろなタイプのグローブがありますので、自分の好みや季節、バイクに合うものを選びたいですね。
ショートタイプは形状にかさばったところがなく使い勝手がよいのが特徴で、もっと使用している人が多いです。
厚手のウインタージャケットを着ていても、手首にさほど干渉しないので装着しやすいのもいい点ですね。
一番スタンダードで、夏用はショートタイプばかり目に入ります。
ロングタイプは手首をすっぽり覆うことができるため、防風性・防寒性にすぐれ、なおかつ防御力も高いです。
ただ、ジャケットとの兼ね合いもあり、着脱に少し手間取ることもあります。
オフロードに特化したグローブは操作性を最優先としているので、素材には薄手のナイロンを採用していることが多いです。
プロテクターも付いているけれど、できるだけかさばらないような配慮がなされています。
夏用のものとして使用している人も実は多いです。
速度域がオンロードに比べて低く、地面が土を想定したオフロードグローブは伸縮性の高い素材を採用していて、薄手で軽いものが多いです。
ゴム製のプロテクターを付けたものが多いのですが、基本的には操作性を最優先したものが多く、フィット感を大切にしています。
ところどころに硬質素材(プラスチックやカーボンなど)のプロテクターを付けているのがレーシンググローブです。
これは、運転に悪影響をおよぼさないことを前提に防御力を最大限まで高めたせっけいになっています。
ちょっと見た目が大げさなのと、乗るバイクによってはビジュアル的な相性がよくないのが難点ですが、安全性と操作性のバランスはバツグンです。
レーシンググローブにも夏用、冬用とあるようなので、季節によって変えるのが好ましいですね。
バイク用グローブは実用品で、なおかつ消耗品ではありますが、ファッションの観点からも重要なアイテムです。
特に暑い夏なら、夏用の素材のものを身に着けていれば、快適なツーリングになること間違いなしです。
近年、デザイン性の高いレディースブランドも立ち上がって夏用グローブも多くなってきているので、自分の好みに合うバイク用グローブが必ず見つかりますよ。
今回の本題である夏用のバイク用グローブの選び方です。
先ほど紹介した中で、レザーやメッシュタイプのショートタイプが夏用に向いているのではないかと思われた方も多いと思います。
実際、夏用のグローブを選ぶときに大切なポイントって何なのでしょうか。
夏用のグローブを選ぶ際に大事なのは、皮膚の保護をしつつ、蒸れを軽減させられるという点です。
夏は暑さで体力を消耗します。体にたまっている熱をうまく逃すための工夫が多いグローブで、かつ保護がきちんとできるのが大切です。
では実際に夏用グローブにはどんなものがあるのでしょうか。
夏用のメッシュグローブの選び方
これはキジマのKiss Racingシリーズのメッシュグローブです。
夏用のグローブは拳を握りしめた辺りにメッシュ生地が張られていて、通気性を向上させています。
こういったメッシュタイプは基本的には薄手の生地になっていますので、プロテクター付のものが安心です。
夏用のレザーグローブです。
メッシュタイプよりは分厚いので、3シーズン使用できます。
雨でも、少し寒くても大丈夫なので、アメリカンタイプのバイクの多くの方が、この夏用のレザーグローブを使用されています。
逆にメッシュタイプでも、3シーズン使用できるものもありますので、それもご紹介します。
3シーズングローブの選び方
これも同じメッシュグローブですが、厚い生地で作られているので夏だけで無く、春と秋でも使用できるグローブです。
夏でも快適に使用できるメッシュタイプなのですが、夏用というだけあって生地が薄く通気性も非常にいいため、少し気温が低いと手が冷えてきます。
多少、厚めの生地のメッシュグローブを使うと、夏用としてのみでなく、春用と秋用としても使うことが出来ます。
夏がツーリングシーズンのピークですが、ゴールデンウィークや紅葉の季節も乗るとすれば、3シーズングローブが経済的でオススメです。
いかがでしたか。
バイクに乗る際は自分の体を守るためにオールシーズン、グローブを着用したほうがよさそうですね。
暑い夏でも、夏用グローブをつければ、快適に乗ることができます。
自分の手とのフィット感やデザインなど、あらゆる夏用グローブを着用して、自分にあったグローブに出会えることを祈っています。
今年の夏は自分に合う夏用グローブをつけて、ツーリングに出かけましょう!
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