2016/09/09
satoboys
今やスマホやタブレットに100%搭載されているBluetooth。ワイヤレスで接続簡単とあって、利用されている方も多いのではないでしょうか?実はバイクライフにもぴったりのBluetooth。今回はバイクでBluetooth!と題してお届けします。
Bluetoothのロゴ
日常的に使用しているBluetoothですが、実は何なのかよく分からないという方のために、まずはBluetoothについて簡単におさらいしてみましょう。
Bluetoothとは、携帯情報機器などで数m程度の機器間接続に使われる短距離無線通信技術の一つ。ノートパソコンやスマートフォン、および周辺機器などをケーブルを使わずに接続し、音声やデータをやりとりすることができる。
ごくごく簡単に言えば、電子機器同士を無線(ワイヤレス)でつないでくれる技術のことなんですね。
でもワイヤレスと言えば、赤外線通信、Wi-Fiなどもありますが、Bluetoothはどこが違っているのでしょうか?
Bluetoothのイメージ
赤外線通信の通信可能距離は最大1m程度なのに対して、「Bluetooth」は機器間の距離が10m以内であれば、壁などの障害物があっても通信が可能。
Wi-Fiは、複数の機器同士でネットワークを構築し、高速通信することを想定しています。スマホをはじめ、パソコン、テレビ、プリンタなどを、一度に繋いで利用できます。通信も高速なので、動画など多量のデータをスムーズに送受信できます。
一方Bluetoothは、基本的に1対1の通信を目的としており、使用時は、繋ぐ機器を指定(ペアリング)する必要があります。通信可能距離も数m~10m程度と短く、通信速度もWi-Fiに比べてかなり劣るため、大量のデータを送るのには向きません。
赤外線通信よりも優秀だけど、Wi-Fiよりは劣るといった、「ほどほどに繋がりますよ」感が身上(?)のBluetoothです。
上記のBluetoothの特性を生かして、以下のような使い方がされています。
スマホ × イヤホン
スマホとイヤホンをワイヤレスで接続。
コードが絡まる心配がなく、快適に音楽を聞いたり、通話を行うことができます。
スマホ・タブレット × キーボード
スマホやタブレットの入力に使用できるキーボード。
折りたたみでコンパクトになる上、ケーブルいらずで気軽に持ち歩けます。
プレーヤー × スピーカー
オーディオプレーヤーやスマホの音楽を、離れた場所で聞くことのできるスピーカー。
場所を選ばずに設置できるのはワイヤレスならでは。
物理的にケーブルでつながなくて良いというのは、予想以上に便利なものですね。
これはBluetoothの使用例のごく一部。今やいろいろな使い方がされています。
ではこの技術がバイクにどのように生かされるのでしょうか?
いよいよ本題の「バイクとBluetooth」ですが、上に挙げたBluetoothの使用例でピンと来た方もおられるのではないでしょうか?
バイクでBluetooth 使用方法 ①:
「スマホのナビをヘルメットに取り付けたBluetoothレシーバーで聞く。」
ワイヤレスなので、例えば背中に背負ったリュックに入っているスマホの音だって、聞くことができます。
Bluetooth搭載デバイスの音声ならなんでも聞くことができるので、スマホの音楽を聞いたり、ラジオアプリを聞くことももちろん可能です。ただし運転にはくれぐれもご注意を。
聞くだけの機能に絞った、バイクのBluetooth搭載機器をご紹介。
バイクでBluetooth
サインハウス B+COM MUSIC レシーバー
バイクでBluetooth
デイトナ 聴くだけブルートゥース
つづいてのバイクでBluetoothは・・・
バイクでBluetooth 使用方法 ②:
「タンデム時、Bluetoothインカムを使って同乗者と会話をする。」
Bluetoothインカムだと音を聴くだけでなく、お互いの通話を楽しむことができます。
バイク走行時、ヘルメット越しに大声を出さなくても同乗者と楽に会話ができるので、ツーリングの楽しさが倍増します。従来のものと違い、Bluetoothだとワイヤレスなので煩わしさは半減。
タンデム時にぴったりのバイクのBluetooth搭載機器をご紹介。
バイクでBluetooth
セルラーライン interphone F3MC ツインパック
そしてさらにもう1つ・・・
バイクでBluetooth 使用方法 ③:
「インカムのグループ通話で、ツーリング時に仲間と会話。」
インカムによっては、最長1,000mのインカム通信距離で4人同時、最長2,400mのインカム通信距離で6人同時に通話できるものまであります。
これらを利用すれば、走行時でも仲間同士のコミュニケーションはばっちり。バイクをいちいち止めなくても良いので便利ですね。
グループ通話もできる、バイクのBluetooth搭載機器をご紹介。
バイクでBluetooth
セルラーライン interphone F5
最大2.4kmの広範囲で、最大6人まで同時通話可能。
バイクでBluetooth
MIDLAND BT NEXT-C
最大1.6kmの広範囲で、バイク4台での使用がオススメ。
他にもカメラ付きのインカムなどもあり、ワイヤレスならではの使い勝手の良さはバイクライフにぴったりです。
バイクでBluetooth
いかがでしたか?
普段の生活の中で、なにげなく使っているBluetooth。
バイク関連でもBluetoothの機能を生かした製品が続々と販売されています。
あなたに合ったバイクのBluetooth搭載の製品を選んで、より快適なツーリングを楽しみましょう。
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