身近な足をもっと楽しく?スズキ・チョイノリをかっこよくカスタム!
2015/11/30
TOMOYA_SAWABE
スズキのチョイノリはその名前のごとく使いやすさと、かわいさを備えたバイクです。すでに日本では生産されなくなったにも関わらず根強い人気があり、中古でチョイノリを購入してカスタムする人も大勢おられます。そんなチョイノリのカスタムの手腕を公開します。
スズキ チョイノリSS
スズキのチョイノリはその名前の示す通り、ちょっとそこまで乗って行ける気軽なバイク、をテーマに販売された50ccの原付バイクです。限界まで低価格を目標にして最廉価モデルが59.800円という自転車に迫るようなプライスで発売されました。
スズキ チョイノリ カスタムメータ
生産終了後であるにもかかわらず、日本では人気があり、カスタムパーツが豊富に準備されています。さらに中古のチョイノリであっても人気ゆえに高額で取引されています。
基本的に、チョイノリは純正のオプションパーツを選ぶことで使いやすく、自分にあったバイクにすることができますが、社外品のカスタムパーツで個性的で実用性の高い自分仕様のチョイノリでき、そこが大きな魅力だと言われています。
チョイノリはカスタムパーツも豊富にあり、実際にカスタムしている人も多く、インターネット上にはカスタム情報が豊富にあります。
でも注意が必要です。パーツ写真を見て欲しいパーツをただ取り付けるということが、カスタム、と考えていませんか?
カスタムの前に行うこと、それはカスタムの目的を自分の中ではっきりさせることです!
実用性の向上ですか?ファッション性向上ですか?個性の主張でしょうか?
スズキ チョイノリSS カスタム済み
上の写真のチョイノリのカスタムの場合、目的がはっきりとしていることがよく分かります。
リアーシートバックのキャリーボックスはチョイノリの実用性を高めていますし、ヘルメットの収納も可能にしています。
さらにステップ部分も使いやすく過度に汚れが目立たないカラーと素材が使われています。
ファッション性を向上させることを目的とする場合もバランスは重要です。カスタムパーツの印象に押されて次々と購入してとりとめもなくカスタムするのはやめましょう。
上の写真のチョイノリの場合がそうであるようにファッション性にも方向づけされています。カラーもレッドとブラックの2色を基調にして仕上げていますので統一感があります。
カスタムで個性を出したいと思った時に最初に思いつくのがカラーリングかもしれません。いきなり全体のカラーリングに挑戦するのは難しいため部分的なカラーリングに挑戦してみましょう。
最近はパソコンソフトで塗装後のイメージを表現できるものもありますので、事前に行っておくと安心です。
チョイノリのカスタムパーツは驚くほどたくさんありますが、いくつかの分野に絞ってカスタムを考えていきましょう。
スズキ チョイノリ ハンドルブレース装着済み
上の写真のカスタムを例に取って考えてみるとハンドルブレースの装着は、アルミハンドルの剛性不足を補う実用面と、カラーがピンクのパーツを選ぶことでチョイノリをかわいらしくすることができました。剛性不足の補強という点ではボディ補強用のブレースも販売されていますので、色々探してみると面白いです。
さらにミラーも形状を丸にすることでチョイノリのネーミングあった雰囲気を出すことができています。
パーツ選びの際はパーツを装着することの実用面のメリットがあり、しかも個性が出せるような形状、カラーを選ぶことが大切です。
スズキ チョイノリ エアクリーナーカスタム済み
吸気や排気系のカスタムをチョイノリで行う際に注意したいポイントがあります。それはパーツの大きさと取付です。
写真のチョイノリの場合、エアクリーナーがカスタムで交換されていますが、純正とほぼ同一に取り付けられています。そのため走行時や駐車時にも邪魔にならず安全面に配慮されています。
一方、インターネット販売では純正品と同じ位置にとても装着できないような大きさのエアークリーナーも販売されています。取付は自分で工夫するようですが、走行に支障が出るような場所や向きに装着するなら、せっかくのチョイノリが台無しになってしまいますから、カスタムは純正を引き立たせる範囲にするようにしましょう。
スズキ チョイノリ テイストマフラーに交換
排気系のカスタムとしてよく知られているのはマフラー交換です。写真ようなテイストマフラーはチョイノリのフレーム形状にマッチしています。
上級者向けのエンジンのカスタムをご紹介します
スズキ チョイノリ エンジンはホンダです
チョイノリのカスタムと聞くとマフラー、ハンドル、吸気、排気系のカスタムなど外観に関係したカスタムを思い浮かべますが、エンジンを乗せ換えるという大胆かつ地道なカスタムも忘れていけません。
写真のチョイノリにはホンダのあるスクーターのエンジンが搭載されています。年式や走行を重ねたチョイノリもエンジン乗せ換えで生まれ変わります。
チョイノリ?と疑いたくなるようなカスタムもあります
スズキ チョイノリ 車載可能なカスタム実行!
チョイノリをより便利に使いたい人は、自動車に積みやすくするためにどんなカスタムができるか?と考えるかもしれませんが、こんなカスタムが行われていました。
写真のチョイノリはタイヤサイズをミニにして高さを下げてコンパクトになっています。全長は約1メートルくらいで軽自動車のリアーシートにも積むことができます。
大人の男性で軽々と持ち上げることができ、車に積んで釣りやキャンプに出掛けることができます。
豊富なカスタムパーツと情報の中で、チョイノリのカスタムに挑むあなたへ。
スズキ チョイノリ サイドカー付き
チョイノリほどカスタムパーツとカスタム情報が多いバイクは少ないと言われていますが、多い反面方向性やパーツ選びには慎重になりたいものです。
最初は簡単なパーツ交換やカラーリングのカスタムから始めて、だんだん経験を積むにしたがってエンジンやマフラー、足回り、フレームなどに挑戦してみましょう。チョイノリが自分のためだけの個性的で使いやすくなれば、さらにカスタムを深めたくなるでしょう。
ここまで乗り手を魅了するチョイノリは名前以上の奥深い可能性を秘めたバイクと言えるでしょう。
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