可愛い!そして乗りやすいBMW・K1の秘密を徹底分析しちゃおう!!
2015/12/07
ダミアン
ドイツの自動車メーカーBMWから発売された、オートバイK1200S。1984年から続くKシリーズの一つとして発売されたBMW・K1200Sは、どのような実力を持っているのでしょうか?今回は、BMW・K1200Sの魅力を探ります!
BMW・K1200S
2004年にドイツの自動車メーカーBMWのKシリーズとして発売されたK1200Sは、新型フロントサスペンション「デュオレバー」を装備した高性能マシンです。BMW・K1200Sは充実した機能と、卓越した走行性能を持ち、安全ながらも激しいスポーツライディングを実現できます。
現在は、発売当初の新車価格から大幅に安値で、手に入るようになったBMW・K1200S。そんなBMW・K1200Sの性能やデザイン、インプレッション、そして中古価格まで紹介していきます。購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧になってください!
まずは、BMW・K1200Sの性能についてチェックしていきます。
BMW・K1200S
エンジン型式:水冷式直列4気筒 横置き
総排気量:1156㏄
圧縮比:13.0
内径:79㎜
行程:59㎜
最高出力:123kW(167ps)/10250rpm
最大トルク:130N・m(13.3kg・m)/8250rpm
最高速度:200㎞/h
BMW・K1200S
BMW・K1200Sは167psとパワフルなエンジンですが、サスペンション、ブレーキシステム、エンジンの三位一体の構造が高い走行性能を実現しています。
まず一番の特徴は、新型フロントサスペンションの「デュオレバー」です。強烈なパワーをもつ、BMW・K1200Sが発生させる強烈な加重移動をほぼ完ぺきに収束させることが出来ます。例えば、100㎞/hくらいの速度からのフルブレーキでも、ライダーを不安にさせないことを目指して作られているので、コーナーに侵入するとき安心してフルブレーキングをし、速度を適正値に戻し自分の技量に合った速度でコーナーを走ることが出来ます。
BMW・K1200Sのブレーキシステムには、ABS(アンチロックブレーキステム)、前ブレーキの操作で自動的にリアも作動するインテグラルブレーキシステムなどのブレーキシステムにより、浅いダートで急ブレーキを行っても安全に停まることが出来ます。
ひとたびアクセルをひねれば際限なく回ります。ほんとにストレスがない。トルクの谷のようなものが感じられない。たいしたもんだと思う。2000回転から7000回転くらいまでをシューンと使って空いた道路を走るとひたすら気持ちいい。例によってスピード感が乏しいです。あっというまにスピードが乗ってしまうので注意せねば。
6速2000rpmからでもアクセルひと捻りでグリグリ加速していくのは凄い!このトルク感は疲れてきてからありがたさが実感出来ます。一つ難を言えばアイドリング調整が自分でできないところでしょうか…。
BMW・K1200Sの走行評価を紹介しました。BMW・K1200Sは加速性能も高く、それを抑えるブレーキシステムも高評価で、快適に走行できそうですね。
続いては、BMW・K1200Sの乗り心地についての評価と、デザインを紹介します。
BMW・K1200S
デュオレバー&パラレバーはさすがとしか言いようがないです。
高速でも街乗りでも峠でも、ひきたてのアスファルトを走っているように振動吸収してくれます。
隼を所有している友人と交換して30km程度下道&高速を走ったところ「車に乗ってるようだ」と、まさに的を得た感想をもらいました。
足つき性は文句なし。両足べったりつきます。唯一気になっていたセパハンによる前傾姿勢は、おどろくほどに自然で違和感がない。首が痛くなることもない。おそらく、このタンクの凸った形状が絶妙なんだろうと思う。ここにおなかを乗っけると体重がうまく分散されて首、手首や腰の負担が軽減されるんだな。さすがBMW、すごいです。
高速走行時の風の整流性も見事で、腕や肩から上に風は当たっているのですが、全く抵抗感を感じません。広島から御殿場まで高速で走りましたが、給油以外の休憩が不要なほどでした。
車体が驚くほど低重心に設計されているため、曲がりたい方向に視線を動かしただけで向きを変えてくれると言っても過言ではありません。CB1300の時にはハングオフで曲がっていたカーブでも、K1200はリーンウィズのまま、さらに早い速度で曲がっていけます。
BMW・K1200Sの乗り心地評価を紹介しました。足付きもハンドリング性能も良く、風の整流性も高いということで長距離運転などもこなせる乗り心地のようです。また、グリップヒーターが標準装備されているのも好評でした。ただ、車体が重いので取り回しが大変という声もありました。
BMW・K1200S
大径のヘッドライトにミラー&ウインカーが印象的なフロントマスクですね。
BMW・K1200S
大型のマフラーからは、迫力のある音が響きます。低重心なので、扱いやすさ抜群です。
BMW・K1200S
ウインドスクリーン付で、防風性を高めてくれます。強力なグリップヒーターも標準装備です。
それでは、BMW・K1200Sの価格を見てみましょう。
BMW・K1200S
<新車価格> 220万円
<中古価格> 69~108万円
BMW・K1200Sは2004年に発売されましたが、現在では半額以下の値段で購入することが出来ます。ただ、維持費が高いので、経済的に余裕のある方におすすめです。
BMW・K1200S
BMW・K1200Sについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
やはりBMWというだけあって、走行性能や乗り心地などすべてにおいて満足度が高く、非常に高い性能が魅力でした。機能も充実しているので、ロングツーリングをしたいという方にもおすすめです。購入を検討している方は、参考になったでしょうか?最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局