これからはトライクの時代!? 近未来感あふれるホンダ NEOWING!
第44回東京モーターショー2015のホンダブースにお目見えした、ホンダ NEOWING。これまでにないスポーツハイブリッド三輪として、ホンダが提案するLMWです。そんなホンダ NEOWINGの性能やデザイン、印象についてまとめてみました。
ホンダ NEOWING
東京モーターショー2015でコンセプトモデルとして発表されました。
ここ最近、日本のバイクメーカーはLMW(リーニング・マルチ・ホイル)に注目しているのでしょうか。東京モーターショー2015では、ヤマハのイメージが強い三輪バイクのジャンルに、ホンダもNEOWINGで参戦しました。
ホンダ NEOWING
「コーナリングの楽しさと安定感を両立したスポーツハイブリッド三輪」。そんなコンセプトのホンダ NEOWINGをご紹介します。
まずは、ホンダ NEOWINGが実現しているLMW(リーニング・マルチ・ホイル)について、おさらいしてみましょう。
ホンダ NEOWING
前輪が2つ、後輪が1つの逆三角形型。
ヤマハが提案したLMW(リーニング・マルチ・ホイル)とは、「傾斜しながら旋回する三輪以上の車両複数の車輪」の名称で、フロントの2輪が柔軟に動くため、これまでにない安定したコーナリングができるのが特徴です。
ホンダ NEOWING
柔軟な動きをする前輪部分。
ホンダ NEOWINGは、LMWの肝とも言える前輪に独自のリンク機構を採用。まるで大型二輪車に乗っているような自在なコーナリングフィールを楽しめるとのこと。ここまでは他社との大きな相違はないようですが・・・
ホンダ NEOWINGのコンセプトにもある「ハイブリッド」というワード。ホンダ NEOWINGの一番の特徴は、何と言ってもハイブリッドのパワーユニットなのです。
ホンダ NEOWING
ホンダ NEOWINGは、バイクではまだまだ珍しい、ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車!エンジンには、力強くトルクフルな加速を生み出す水平対向4気筒エンジンを採用しています。
ホンダ NEOWING
パワーユニット部分
ホンダの「ゴールドウイング」は1987年まで、水平対向4気筒エンジンを搭載していました。ホンダ NEOWINGはその伝統を受け継いだのでしょうか?いったいどんな音がするのか気になりますね。
続いては、かなり目を引くホンダ NEOWINGのデザインを見てみましょう。
重心が低めで、ぱっと見サンドバギーのようにも見えますね。
ホンダ NEOWING
@第44回東京モーターショー2015
まるで映画「トランスフォーマー」に出てきそうなデザインは、未来感漂うデザインで話題になった、ホンダNM4と同じ流れのよう。わかりやすいカッコよさですね。
ホンダ NM4 2014
こちらがそのNM4。
2014グッドデザイン賞を受賞
NM4的な未来的なデザインに+メカニカルな部分を強調したスタイリングが、ホンダNEOWINGのデザインです。
第44回東京モーターショー2015に登場したホンダ NEOWING。
みんなの第一印象はどのようなものでしょうか?
ホンダ NEOWING
話題性抜群です!
・バギーの3輪版みたいな形
・ホンダの三輪すっごw
・真っ黒にしたらバットマンで使えそう
・信号待ちの際にも転倒することがないので安心
・このサイズでも車体傾けられるなら動力性能は楽しみ
などなど、デザイン・性能ともに好評価が並びました。
ちなみに、サイズや市販化された際のお値段の予想は・・・
・1200ccってとこかな?
・車輪間隔が46cm以上ありそう。特定二輪車になるのか?
・ゴールドウィングの+50万くらいで出せないかな?
といった声が聞かれました。
ホンダ NEOWING
街中で見かける日は来るのでしょうか?
いかがでしたか?
今回は東京モーターショー2015に出展された、ホンダ NEOWINGの話題を取り上げてみました。
そのあまりに先進的なデザインとコンセプトに、魅力を感じながらも、すぐの市販化はさずがに難しいのではないかという声も聞かれました。
コンセプトモデルの1つとして終わってしまうのか、それとも・・・
これからの動きも見逃せない、ホンダ NEOWINGです。