ホンダ フォルツァを中古購入する方必見！中古フォルツァの基礎知識
2015/12/15
ヒロメリー
街乗りでは最速！VT250スパーダを中古購入する為の基礎知識！
ホンダVT250スパーダを中古で安く購入したいあなたに！VT250スパーダの中古バイクを選ぶときの決め手となる情報をまとめています！知らずに買うと損をする？！ライバル車や他店との比較が重要なキーポイントになっていますよ！
目次
中古市場を調べていく前にまずはVT250スパーダというバイクはどういうバイクなのかを今一度おさらいしておきましょう！
VT250スパーダは、1988年、当時の大人気車VT250Fの後継として発売されました。高性能ながら非常に耐久性が高かったVT250Fのエンジンを中低速域のトルク重視型に変更し、世界初の一体成型アルミ鋳造フレームを採用したVTシリーズ最軽量の車体で、街乗りでは最速といわれました。そして車検がなく維持費が安いクォータークラスということで、バイク便などのプロライダーに絶大な人気を誇りました。
VT250スパーダのスペック
型式 MC20
全長×全幅×全高(m) 2.010×0.715×1.020
軸距(m) 1.38
最低地上高(m) 0.15
シート高(m) 0.74
車両重量/乾燥重量(kg) 153/140
乗車定員(人) 2
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 49.7
最小回転半径(m) 2.7
エンジン型式 MC15E(水冷・4サイクル・DOHC・4バルブ・V型2気筒)
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 60.0×44.1
圧縮比 11
最高出力(PS/rpm) 40/12,000
最大トルク(kg-m/rpm) 2.6/9,000
キャブレター型式 VD10
始動方式 セルフ式
点火方式 フル・トランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 2.5
燃料タンク容量(L) 11
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.733
変速比 2速 2
変速比 3速 1.59
変速比 4速 1.333
変速比 5速 1.153
変速比 6速 1.035
減速比(1次/2次) 2.821/3.176
キャスター(度)/トレール(mm) 25°00′/96
タイヤサイズ 前 100/80-17 52S
タイヤサイズ 後 140/70-17 66S
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
ブレーキ形式 後 油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
懸架方式 後 スイング・アーム式(プロリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド(キャステック)
VT250スパーダの中古車価格と走行距離、年式の関係
基本的には年式が古いほど、走行距離が多いほど価格は安くなります。VT250スパーダはプロライダーには人気でしたが、4気筒エンジン全盛の当時はあまり一般受けせず、その乗りやすさから女性、初心者向けと見られていました。そのため中古車は走行距離がプロが乗ったものは多く、女性ライダーは少なくなり、ばらつきがあります。ただ走行距離が多くてもプロライダーが乗っていたものは、比較的メンテナンスもしっかりされていることが多いので、お買い得な車もあると思います。
＜VT250スパーダ中古車 年式×価格相場＞
1987～1989年式 15～20万円代
VT250スパーダの中古車は年式が古いものしかないため、走行距離などもしっかり確認して、整備状態を確認しましょう。
わからないことや疑問がある場合には販売店に聞いて、納車点検整備や保証の有無なども確かめるようにしましょう!
VT250スパーダの中古車：車体全体
車両全体を見て、違和感や不自然を覚える点などがないか確認しましょう。足回りの損傷などにも注意しながら、修理した跡を疑いながら全体を眺めます。
VT250スパーダの中古車：整備の状態
整備がきちんとされているかの確認も大切です。
消耗部品を中心にエンジンとその周辺を見ていきます。
整備記録をチェックしたり、詳しい整備内容を販売店に確認するのも手です。
VT250スパーダの中古車：エンジンの状態
エンジンをかけて、スムーズに始動しない・アイドリングの回転が不安定・吹け上りが悪い・異音・大きすぎる振動・白煙や黒煙の排気ガスの排出などが見られた場合、なにかしらのトラブルを抱えているということになりますので、少しでも気になる場合は販売店に確認しましょう。
VT250スパーダのエンジンは今でも同形式のエンジンを載せた後継モデルが売られているほど、信頼性の高い名機と言えるエンジンです。しかし逆にその信頼性の高さ故、ノーメンテで乗られているものもありますので、しっかりと確認しましょう。
ギアの入り、クラッチの切れ方も同時にチェックしましょう。
VT250スパーダ中古車購入値引き必勝法！①
中古車購入時の基本中の基本ですが、できるだけたくさんのショップをまわり、見積を取って競わせましょう。
ただし、VT250スパーダはあまり人気がなく古い車なので、もともと中古価格は低めです。そのため値引き額はあまり期待できません。
VT250スパーダ中古車購入値引き必勝法！②
今まで乗っていたバイクを下取りに出す時は、オンラインなどで中古車買取店の無料査定を活用しましょう。その結果を別の買取店に持っていくことで、高い値段での買取が可能になる事があります。こちらもできるだけ多くの店をまわりましょう。
中古車の見積が値引きの限界になったとしても、下取り車の買取価格が上乗せできれば、値引きと同じことなので、中古車を買うときはできる限り下取り車を用意しましょう。
実際にVT250スパーダの中古車を購入して乗っている方のレビューを掲載しました。ユーザーの生の声は、何よりも中古車購入前には大事なポイントになります。
VT250スパーダの高評価ポイント
オフロード以外、何にでも使えるバイクです。
細い、軽い、ので取り回しが楽です。
そこそこ有るパワー。最近の250バイクよりは、パワーが有ります。
癖の無い操縦性と旋回性。勿論、下りではかなり速く走れます。
『それなりのペース』で走るには大変良いバイクです。
VTエンジンで丈夫なので、ほぼノーメンテで乗っています。
ローギャードなので6速からも加速します。ずぼら運転OKです。
・安心のホンダVツインエンジン
・購入価格が安い
・必要十分なパワー
・消耗品のコストを抑えられる
・丈夫で、高回転でも淀みなく回るエンジン
・頑強なキャスティックフレーム
・素直なハンドリング
過去においてクォータークラスでは出色のモデル。今の時代ではその内容において造りえないでしょうネ。で、その由縁は…すべてがバブリーな時代を背景にした生い立ちかな?
贅沢なキャステックフレームと当時としてはハイレベルな足回り。さらに信頼のVツインエンジンはピークパワーはそこそこにしながら稼いだトルキーな性格。何がイイって純正でセパハン♪
して、これらはすべてにおいて走りのバランスを追求したものであると思います。
して、それらをトータル的に高い次元で結集した稀有なバイクだと思います。
VT250スパーダの低評価ポイント
・特に無いが、発売から20数年経つため、樹脂/ゴム系部品の劣化が激しい。
・ある程度のメンテナンスを必要とするが、メンテ技術は向上するため、決してマイナスでは無い。
・高速でも運転可能だが、風防が無いため厳しいかも。(高速には基本、乗らないので不便を感じない)
・フロントブレーキが弱い
・タンクの容量が少ない(11L)
・パーツが少ない(マフラーの選択肢が・・・泣)
・収納スペースが狭い(ほとんど何も入らないです)
・純正ヘッドライトが非常に暗い(マルチリフレクターで解決済み)
セパハンによるきつめのライディングポジションはあきらめましょう、そんなもんです♪
積載性もあきらめましょう、そんなもんです♪
ライトの暗さやアフターパーツの無さもあきらめましょう、そんなもんです♪
貧弱さもあきらめましょう、そんなもんです♪
といった声がありました。VT250スパーダは「すごい美人ではないけど、一緒にいると楽しい、嫁にしたいタイプ」といった感じでしょうか。実際に乗っている方の評価は非常に高いです。
いかがでしたか？
VT250スパーダの中古車を購入する際の指針となったでしょうか。
中古VT250スパーダの価格・状態・満足度などを見ることのできるサイトを以下にまとめましたので、ぜひご確認の上でお近くの中古車専門店やディーラー店に足を運んでみてください！
