ノスタルジックオートバイ・ヤマハ「ブロンコ」をチェック!
鉄のにおいのするノスタルジックオートバイ ・ヤマハ「ブロンコ」。すでに生産中止となりましたが、根強い人気があり、「短命の隠れた名車」と言われています。そんなヤマハ「ブロンコ」の魅力をあらゆる角度からチェックしてみました。
それではヤマハ「ブロンコ」についてチェックしていきましょう。
ヤマハ「ブロンコ」は1997年発売。エンジンやフレームなどの基本的な車体構成はセロー225をベースとして、レトロな感じをもつスクランブラ―タイプのモデルとなっています。
ヤマハ「ブロンコ」の懐古調の外観は1968年発売のスクランブラーDT-1を意識したものとなっています。
メック仕上げのダウンフェザーやゼッケンプレート風のサイドカバーにより往年の雰囲気があります。
車体色はイエローとシルバーの2色が用意された他に、当時の流行だった、カラーオーダーも採用。標準色10色からタンクカラーを選べるサービスがありました。
ヤマハ「ブロンコ」はわずか3年で生産中止に
豊富なカラーや美しいデザインにもかかわらずヤマハ「ブロンコ」は2000年から生産中止になりました。
原因としては排気量に対して価格が高かったこと、排気量の小ささ、完全オフロード思考のヤマハ「セロー」、当時人気のあったヤマハ「TW」のデビューに存在が隠されてしまったことがあげられます。
そんなヤマハ「ブロンコ」、エンジンはセローをベースとしており、低速でも粘り強く扱いやすいです。このスタイルからは想像できないですが、オフロード走破性もかなりのものです。
ヤマハ「ブロンコ」のポジション、タンク形状、シート形状は、スポーツライディングには向いていません。どちらかというとトレッキングが似合うオートバイです。
気負わずに乗れて、散歩感覚で何処へでも出掛けられる美しきヤマハ「ブロンコ」
トレッキングが似合うヤマハ「ブロンコ」ですが、シートもよく考えてられており、長時間のラインティングにも耐えられる形状となっています。しかし、フラットに見えて積載性に優れているように思われますが、荷物を積むスペースが以外と狭いです。リアフェンダーに至っては、丸みを帯びているので積荷が安定しません。リアキャリアを装備すれば解決しますが、せっかくの美しいスタイルが野暮ったくなります。
そんなヤマハ「ブロンコ」の中古市場の声を集めてみました。
ヤマハ「ブロンコ」の乗り心地は?
●軽くて待乗りでは、最高
●普段の足として、けどたまには遠出もしたいし未舗装路も走ってみたい、けどガチンコなオフロードバイクはちょっと…という私のワガママにぴったりなスクランブラーバイクです。
高速には無理という意見が目立ちましたが、街乗り、通勤にはちょうどいいという意見が目立ちました。
ヤマハ「ブロンコ」の燃費は?
燃費はかなり高評価が目立ちました。
ヤマハ「ブロンコ」ならではの意外な評価
生産中止になったヤマハ「ブロンコ」のならではの評価といえそうです。
ヤマハ「ブロンコ」の中古の値段は?
中古車の価格相場 は 12万9900円~29万9000円 です。
わずか3年で生産中止になったヤマハ「ブロンコ」ですが、そのデザイン、外観の美しさ、軽さ、燃費のよさなどで根強い人気があります。
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TOURING REPORT ブロンコ自慢より
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YAMAHA BRONCO雑記 Chestunt Mareより
YAMAHA ブロンコ 5BT-ST225
その他、多数ブログやユーチューブに掲載されており、人気の高さが伺えます。
ヤマハ「ブロンコ」の性能・デザイン・燃費から見ますとその時代に合わないオートバイだったかもしれませんが、生産中止にするのは惜しいオートバイだったのではないでしょうか。
しかし、3年で生産中止になったヤマハ「ブロンコ」ですが、その短期間でしか生産されなかったというのが、逆にコアなファンを作ったともいえるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
あなたのバイク選びに、このヤマハ「ブロンコ」まとめを参考にして頂けたらと思います。