カワサキZ1000を中古で購入する方必見！中古Z1000の基礎知識まとめ

カワサキZ1000（北米仕様はKZ1000）は、名車Z1の後継として1976年に発売され、その後、Z1000MKⅡ、Z1000Jとモデルチェンジして1983年まで販売されました。その間、1981年、1982年には、現在でも人気の高い「ローソンレプリカ」、Z1000Rが発売されています。

2003年、全く新しいカテゴリーのニューモデルとしてZ1000は復活しました。「世界最高のロードスポーツモデル」として、「スーパーネイキッド」という新カテゴリーを開拓しつつ、現在まで販売されています。

そんなZ1000を中古車で購入する際、気になる価格の相場や、購入時に気をつけるポイントなどをご紹介します。

Z1000の中古車価格と年式の関係ですが、2003年以降の水冷Z1000の場合は、基本的には年式が古いほど価格は安くなります。しかし80年代以前の空冷Z1000はカスタムされたものも多く、カスタムの度合いによって価格は大きく変わってきます。特に「角Z」と呼ばれるZ1000MKⅡや本物のローソンレプリカのレストア車はプレミア価格となっています。また古い逆輸入車なので、国外での新車登録年が不明のものもあります。

＜Z1000中古車 価格相場＞
39.8万円〜275.4万円までが相場になります。

こちらのサイトでZ1000の中古車価格を一覧で確認することができます。

自分で乗る場合、特に空冷のZ1000は販売中止から30年以上経ちカスタム、レストアされたものがほとんどですので、できる限り素性がはっきりしているものを選びましょう。そのあたりも踏まえて、以下のチェックをしておきましょう。

車両全体を見て、違和感や不自然を覚える点などがないか確認しましょう。足回りの損傷などにも注意しながら、修理した跡を疑いながら全体を眺めます。

空冷のZ1000はフレームに補強が入れられていることも多いので、溶接された部分は念入りにチェックしましょう。

整備がきちんとされているかの確認も大切です。
消耗部品を中心にエンジンとその周辺を見ていきます。
整備記録をチェックしたり、詳しい整備内容を販売店に確認するのも手です。

エンジンをかけて、スムーズに始動しない・アイドリングの回転が不安定・吹け上りが悪い・異音・大きすぎる振動・白煙や黒煙の排気ガスの排出などが見られた場合、なにかしらのトラブルを抱えているということになりますので、少しでも気になる場合は販売店に確認しましょう。

空冷のZ系のエンジンは、社外品のピストンキットでボアアップしているケースが多く見られますが、そのようなエンジンは特に注意が必要です。

ギアの入り、クラッチの切れ方も同時にチェックしましょう。

値引きの基本中の基本、販売店間で競わせましょう。Z1000は人気車なので、中古車数は豊富です。販売店をいくつも回って見積を取りましょう。

今まで乗っていたバイクを下取りに出す時は、オンラインなどでの無料査定を活用しましょう。その結果を買取店に持っていくことで、高い値段での買取が可能になる事があります。こちらもできるだけ多くの店をまわりましょう。

中古車の見積が値引きの限界になったとしても、下取り車の買取価格が上乗せできれば、値引きと同じことなので、できる限り下取り車を用意しましょう。

Z1000を実際に購入した人たちの声を聞いてみましょう。

中古Z1000の購入を決める前に、こうした感想をしっかりチェックしておきましょう！

古いバイクのためか、あまり感想が見つけられませんでした。しかしこのバイクも「伝説のZ」ですので、手元にあるだけで満足！という方がほとんどのように思います。

いかがでしたか？
中古Z1000を購入する際の指針となったでしょうか？

中古Z1000の価格・状態・満足度などを見ることのできるサイトを以下にまとめましたので、
ぜひご確認の上でお近くの中古車専門店やディーラー店に足を運んでみてください！