セロー250を中古で購入する方必見!中古セロー250の基礎知識まとめ
2015/11/14
万屋ワークス
ヤマハのロングセラーモデル「セロー225」!セロー225は、現在は生産されていませんので、中古車で探すしかありません。では、中古価格や、中古車購入上の注意点はどこにあるのでしょうか?また、セロー225の魅力はどういうところにあるのでしょうか?
少しでもバイクに興味を持った事のある方なら、タンクにカモシカの絵の描かれた、このセロー225を見かけた人も多いでしょう。
セロー225は、1985年から2004年まで、ヤマハが製造、販売したオフロード車です。225の名前が示すとおり、排気量は225ccです。バイクの排気量は、125-250-400と分かれているのが普通ですが、このセロー225は225ccです。
この中途半端に思える排気量は、低回転域の高トルクと扱いやすさを考えて設定されました。
また、当時のオフロード車としては珍しく、足つきの良さも大きな特徴です。
この足つきの良さと、先の扱いやすさ、更には車重の軽さが大きな魅力となり、「女性でも扱いやすい」「オフロードを目一杯楽しめる」バイクとして、実に20年もの間、大きな人気を博しました。
現在においても、セロー250が後継として販売されています。
足つきの良さと取り回しの軽快さは、老若男女を問わず、幅広い層で支持されたバイクです。
高速走行ではなく、操る事を楽しむバイクと言えます。
セロー225の中古価格も、年式が古いほど、安くなる傾向にあるようです。
ですが、年式が不明のものも多数存在します。ですので、購入の際には、年式+状態で考えた方が良いでしょう。
【2004年式】23万円~34.8万円
【2003年式】22.8万円~35.85万円
【2002年式】19.44万円~35.54万円
【2000年式】19.8万円~23.9万円
【1997年式】16.9万円~24.8万円
今回は、「GOO.BIKE」に掲載されている価格をご紹介しました。
まずは、世代別の基本情報を抑えておきましょう。
【初代(1985年~1989年)】フロント・ディスクブレーキ、チューブタイヤ、キックスターターのみ
【2代目(1989年~1993年)】セルスターターへ変更
【3代目(1993年~1996年)】前後共ディスクブレーキへ変更(セロー225W)
【4代目(1997年~1999年)】チューブレスタイヤへ変更(セロー225WE)
【5代目(2000年~2004年)】排ガス規制対応
となっています。
以上を踏まえれば、年式不明でも、大体何世代なのかを把握する事が出来ます。
また、250cc以下であるため、車検もありません。
車検がないからこそ、日々の整備が大事になってきますので、そのあたりも踏まえて、以下のチェックをしておきましょう。
タンクやカウル、各種ガードに付いたキズや擦れを確認しておきましょう。
特にカウルについては、出来ればネジまで確認しておきましょう。一見、しっかりフレームに固定されているように見えて、実は、取り付け部分が修復されているなんて事もあり得ます。
カスタムパーツも多く出ている分、既にカスタムされているセロー225も珍しくありません。
カウルやフェンダー、マフラーにミラー、ステップと、どこが純正パーツなのか確認しましょう。
純正パーツであっても、シートのアンコ抜きがされていないかも確認しましょう。座り心地や足つきに影響します。
ただ、リアキャリアに関しては、あった方が断然良いです。
座り心地と足つきの良さを確認しましょう。
また、車体を真っ直ぐに起こして、ハンドルから手を離してみましょう。ハンドルが独りでにどちらかに傾いていったりはしないでしょうか?もし、勝手に傾くなら、その原因をしっかりと確認しておきましょう。
普通は、車体を傾けない限り、「絶対に」ハンドルが勝手に振れるという事はありません。
バイクの場合、まず中古車の試乗はできません。ですが、エンジンをかける事は出来るはずです。エンジンの音、始動のし易さを確認しましょう。
排気ガスの色にも注意しましょう。白煙や黒煙はトラブルのサインです。
もし、エンジンの始動を断るような中古車屋であれば、何かあると勘繰った方が良いかもしれません。理由を聞いてみましょう。きちんとした理由があれば良いのですが、うやむやにされるようなら、怪しいですね。
出来るだけ多くの中古車ディーラーを訪れましょう。
状態の良いセロー225を探す為だけではなく、見積もりを取る事も目的の1つです。
見積もり同士で競わせて、より、安く出来るように交渉してみましょう。
セロー225を、他のライバル車の中古と競合させましょう。
セロー225のライバル車といえば、スズキのジェベル200(DJBEL200)や、ホンダのSL230があります。こういった、他の中古オフロード車と迷っている風に見せましょう。
バイクを下取りに出す前に、愛車の正しい買取額を把握しておきましょう。
その為には、ネットの一括査定が便利です。一括査定の場合は、一社のみの査定に比べて、価格が上がりやすい傾向にあるようです。
間違えても、一社のみの査定で決断したり、出張査定のその場の雰囲気に飲まれないように注意して下さい。ここでは、「正しい査定額を知る」ことが目的であることを、常に念頭においておきましょう。
今度は、セロー225を実際に購入した人の声をご紹介します。
今後、自分の相棒として長く乗っていくのですから、実際に乗っている人の生の声はすごく重要です。
ツーリングでトコトコ走るのは楽しいけど、高速は辛いし加速しないので怖いです。
しかし山に入るとホントにどこでもより「深く」行けますよ。
なんか知らないけど、ガレ場から川渡りまで楽しいです。
技術の無い私でも仲間にフロントのスタックバーを引っ張ってもらいガレ場を脱出とか楽しい思い出があります。
売れ筋のマシンで、いろいろな人がHPでメンテの仕方を書いているので、自分でメンテするには最適。構造も単純です。
普段使いやちょっと山乗りにはとてもいいですよ。
’92モデルの限定225Sに乗ってます。
15年間、特にオーバーホールなどもしてませんが故障はまったくなし。消耗品を交換してるだけです。
昔、草レースやラリーで無茶な使用もしましたが、いまだに元気に走ってます。その間ON車も色々乗りましたが、万能なセローは絶対手放せません。
とてもいいバイクです。
もう、中古でしか手に入りませんが、バイクの乗り方から、整備の基本まで学べる良いバイクである事がお分かり頂けたと思います。
ベテランの人にも、バイクを操る楽しさと手軽さを提供してくれます。
まさに、長く乗れるバイクであると言えますね。
もし、購入をお考えなら、今回の中古価格相場と、購入する上での注意点を参考にして頂けたらと思います。
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