カワサキの大型バイクが欲しい!それならば逆輸入バイクはいかが?
2016/01/30
h_matsu
大型バイクに乗るならカワサキ!カワサキといえばニンジャ!カッコいいバイクです。これから大型バイクに乗ろうとしているライダーさんにはカワサキのニンジャをオススメします。なぜ、ニンジャと呼ばれるようになったのか?ご存知ですか?
きっかけはGPZ900R。当時は日本では750cc以上のバイクは規制で販売されてませんでした。当然GPZ900Rは輸出車となります。その北米仕様にペットネームとして「ninja」と名づけて、車体にもステッカーを貼ったのが始まり。今ではカワサキバイクの代名詞に。
ニンジャと呼ばれるキッカケとなったニンジャステッカー
GPZ900Rの北米仕様には、このようにニンジャのステッカーが貼られたことで「ニンジャ」と呼ばれるようになりました。今では国内のカワサキのバイクでもニンジャと呼ばれています。ニンジャステッカーも数多く売られています。
カワサキZ1の後継車として生まれたのが、カワサキGPZ900R。映画「トップガン」で主演のトム・クルーズが乗っていたバイクです。当時、ゼロヨン最速でもありました。そして、この車種がカワサキのバイク=ニンジャとなるきっかけでもありました。
北米仕様のカワサキGPZ900R
北米仕様のカワサキGPZ900Rには、サイドカバーにニンジャステッカーが貼られています。ニンジャと呼ばれるキッカケになりました。このバイクは大人気で、1984年発売から2003年まで、実に19年間も新車で売られ続けたカワサキのロングセラーバイクです。
GPZ900Rの大きな特徴「サイドカムチェーン」
それまでのバイクのエンジンは「センターカムチェーン」が主流でした。しかし、GPZ900Rでは「サイドカムチェーン」が採用されました。これにより、エンジンのスリム化、吸気ポートをストレート化できるなどのメリットを得ました。
GPZ900Rニンジャの祖先、カワサキZ1
1972年に発売され1975年まで売られていた、当時のカワサキのフラッグシップバイク。国内では750ccにボアダウンされたカワサキZ2が売られていました。この当時はまだ「ニンジャ」とは呼ばれていませんでした。
国内で販売されたGPZ750R
GPZ900Rのスケールダウンモデル。1986年はカラーリングだけ変更が行なわれた。そして1985年6月の限定モデルに引き続きNinjaのロゴが正式に採用されました。750Rは900Rと違い数年で生産中止になりました。
私個人はGPZ900R A2(オーストラリア仕様)に乗っていたことがあります。これがキッカケでGPZ900Rが今でも大好きです。オーバーヒート気味のエンジンには苦労しましたが、再度、新車で発売してほしいと思っています。カワサキさん、よろしくお願いします。
2011年に発売されたカワサキニンジャ1000。Z1000にカウルが付いたバイクという感じの位置づけですが、ルックス的にはマイルドになった感じです。またカウルが付いたり、タンクは19Lと大きくなっていたりと、ツアラー的な位置づけのようです。
カワサキninja1000
スポーツバイクというよりは、ツアラー感が強いカワサキninja1000。エンジン、フレーム、足回りはZ1000をベースとしている。
カワサキZ1000
カワサキ ninja1000のベースとなったバイク。 ninja1000に比べ、スパルタンな印象のバイクです。乗り手を選びそうなバイクです。
ニンジャの中では最大排気量のメガバイクです。カワサキは大排気量のバイクを得意としていますので、1400cc級のバイクが出てきても不思議ではないですが、とにかくデカイです。しかし、見た目とちがい、シード高も800mmと日本人でも普通に乗れる感じが凄いです。
カワサキZX-14R
ZX-14とは北米仕様の呼び名で、それ以外はZZR1400と呼ばれています。(後にZZR1400の呼び名は欧州仕様のみとなる)ZX-12R(ZZR1200)の後継車種として、開発・発売されました。ライバル関係はスズキのハヤブサ。
ZX-14Rのライバル「スズキ ハヤブサ」
このメガバイクと呼ばれるカテゴリーでは有名なスズキ ハヤブサ。このバイクに勝るものをと作られたのがZX-14Rです。
今では国内のカワサキのバイク、250ccでも「ninja」
北米仕様のGPZ900Rに「ninja」というペットネームをつけられてから、今ではカワサキのバイク=ninjaというくらいになってますね。なぜカワサキのバイクをニンジャと呼ぶのか、お分かりいただけたかと思います。個人的にはninja=GPZ900Rと私は思っています。
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