尚もバイク通勤に適したバイクはどれだ?!通勤バイク王を決めよう!
2016/01/18
ダミアン
バイクの教習で最難関とも言われるスラロームですが、スラロームができることでバイクを乗りこなせるようになります。そんなスラロームのポイントやコツを写真や動画などを用いながら説明したいと思います。バイク教習のスラロームで躓いている人必見です。
バイクに乗りたい!とバイクの免許を取りに教習所に通うと、必ず待ち受けているのが、バイク教習の華とも言えるスラロームです。
しかし、華であるゆえに高度な運転スキルが要求されるため、挫折する人が多いのも事実です。
バイク教習でのスラロームは普通自動二輪は8秒以内、大型自動二輪は7秒以内でコースを抜けることがクリアの条件です。
この条件をクリアするには、きちんとバイクを動かす運転スキルがなければなりません。
では、先ほどから言っているスラロームとは一体どんなものなのでしょうか。
まずはスラロームからご紹介します。
スラロームは意図的に行う蛇行運転です。
これを公道でやると蛇行運転と言われ、法律による罰則を受けます。
では、なぜスラロームを教習で行うのでしょうか。
スラロームは、バイクの基本動作であるアクセルワーク、ブレーキング、目線、前後左右のバランスなど重要な要素を多く含むかなり奥の深い科目です。
バイクの操作や挙動に慣れないうちは、バイクを倒すのが怖かったり、パイロンを曲がりきれなかったりと苦労します。
ですが、スラロームの課題をこなせるようになるということは、バイクの基本動作などの運転スキルを確実に身に付けた証となります。
このため、教習の課題でスラロームがあるのです。
では、スラロームのコツをご紹介します。
スラロームには大切なポイントがいくつかあります。
そのポイントを押さえておけば、スラローム克服のゴールも近づいてくるはずです。
まず、適切なギア選択についてはローとかセカンドとか諸説ありますが、自分が一番スムーズに走れるギアを選択しましょう。
そして、くるぶしグリップ、ニーグリップをしっかりしてスタートします。
それでは、左ターンから始まるスラロームを想定します。
まず、スラロームの入口中央から進入します。
最初のバイロンを浅く回ろうとして入り口の右寄りから侵入すると、左右の動作のリズムがズレてやりにくいです。
最初のパイロンが、バイクのフロントタイヤの左に来たあたりでアクセルを素早く戻します。
緩めるのではなく完全に戻します。
アクセルを戻した直後に、素早く後輪ブレーキを踏みます。
ガツンと踏むとエンストしてしまうので、バイクが止まらない程度にチョン!と素早く踏みます。
ブレーキをかけると後輪がバイクを押し出す力が弱まるので、バイクが倒れやすくなり車体を傾けるきっかけになります。
そして素早く、かつ大胆に目線を顔ごと次のパイロンの左脇あたりに向けます。
すると、バイクが左にバンクし始めるので、ブレーキをはなします。
コツは顔を大きく左に向けることです。
目線だけ向いてもバイクはついてきませんので、顔ごとしっかり向ければ、手でハンドルを回さなくても勝手にハンドルが左に切れてきます。
バイクが左にバンクしたら目線は次のパイロン脇をガン見しつつ、あとはアクセルを開ければバイクが勝手に立ち上がり次のパイロン脇まで進みます。
次のパイロンがフロントタイヤの右側に来たら、アクセルを戻し、リアブレーキを踏み、顔を次のパイロンの右脇に向け・・・・と①~④の動作を繰り返します。
この動作をリズミカルにこなしていくことでスラロームができます。
アクセルを開ける時にパイロン脇ではなく、パイロンそのものを見てしまうと立ち上がったバイクはパイロンに向かいますので、しっかりパイロンの脇、行きたい場所を見ましょう。
またアクセルはガバッと開けずに、ジワッとあけましょう。
スラロームは、基本的にクラッチを使わずにアクセルワークだけでクリアできますが、不測のエンストがないとは言えません。
ケガやエンストに注意して練習をしましょう。
では、最後に動画でスラロームを見ていきましょう。
白バイ隊員によるスラロームの動画も紹介しますので、参考にしてみてください。
スラロームの解説
このように動画でひとつひとつスラロームの動きを確認していくと、バイクの挙動がよくわかりますね。
言葉による解説だけではわかりにくいところも動画で確認してみて、イメージしてみてください。
白バイのスラローム
白バイ隊員によるスラロームの動画ですが、真正面から見ると、体の軸がぶれずにいつも同じ位置にあるのがよくわかりますね。
バイクに引っ張られ、軸がぶれてしまうと恐怖心などで余計な力が入ってしまいます。
いかがでしたか。
バイクに乗りたいと教習所に通う際に、多くの人がこのスラロームでつまづきます。
バイクを倒すことの恐怖心もですが、スラロームはアクセルワークやブレーキなど、高度な運転スキルが要求されるためです。
逆にスラロームをすんなりと乗りこなせるようになれば、バイクの挙動などがわかるようになり、格段に運転スキルが上がります。
スラロームを克服して、バイクを乗りこなしてみませんか。
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