バイクのミラーは種類が豊富!何をどのように選べば良いのか?!
2015/12/19
ダミアン
バイクにおいてサイドミラーは非常に大切なものです。体を守るものが少ない中で後方確認する唯一の道具です。そんなサイドミラーが破損して交換したい方、交換してカスタムしたい方に参考になるようにサイドミラーの交換方法や注意点をまとめてみました。
今回はバイクのサイドミラーの交換に関する情報をまとめてみますが、そもそもサイドミラーの交換は可能なのでしょうか。
サイドミラーの交換は難しいのでしょうか。
後方確認するためのサイドミラーはもちろん交換できます。
転倒などによる破損、盗難、カスタムなど、様々な理由でサイドミラーを交換する人がいます。
では、どのようにサイドミラーを交換するのでしょうか。
まずはサイドミラーの交換方法をご紹介します。
用意する工具はサイズの合うスパナです。
では、どのようにサイドミラーを交換するのでしょうか。
サイドミラーの各名称はこのようになっています。
ロックナットカバーというものが根元についているので、それを持ち上げるとロックナットが出てきます。
そこにスパナやモンキーを入れて回すだけです。
ホンダ、スズキならミラーの根元のナットを左に回せばミラー本体が回せるようになります。
ただし、ヤマハの場合は、左側のミラーは上と同じですが、右のミラーは逆ネジなので根元のナットを右に回すと弛みます。
ナットは各メーカーで大きさや回す方向が違うため、サイズや方向を確認してからサイドミラーの交換を行いましょう。
ちなみに取り付ける際は、逆の要領でやるだけです。
では、サイドミラーを交換する際に注意する点はあるのでしょうか。
サイドミラーの交換は簡単ですが、ミラーの位置や角度の調整を怠ると後方確認ができず危険です。
ここでは、サイドミラー交換の際の注意点をご紹介します。
サイドミラー交換で一番厄介なのが、最後のミラーステーの角度を調整するところです。
締まるけど、逆を向いてしまうなんてことがよくあります。
そんな時どうすればいいのでしょうか。
基本的にはサイドミラーの位置を固定し、ロックナットを締めればサイドミラーの角度は決まりますが、厄介なのはダブルナットになっている場合です。
その場合、両手が塞がり、サイドミラーの位置を固定できません。
脇に挟み込むなど、ありとあるゆる手を使って締めましょう。
しかし、サイドミラーを交換するとき、ナットを締め付けすぎると転倒時にサイドミラーが回転して逃げる事ができず、サイドミラーが破損しますので閉めすぎにも注意します。
そのほかにも注意すべき点があります。
サイドミラーは大きければ大きいほどいいというわけではありません。
車体からはみ出しているのは違反になりますので、サイドミラーの位置を少し前にしたり、後ろにしたりすると、斜めになっているサイドミラーのスタンド角度が変わりますので、バイクの幅からサイドミラーが出ないように気をつけておきましょう。
最後にサイドミラーを交換する際の注意点をご紹介します。
サイドミラーはとにかくついていればいいというわけではありません。
交換する際に注意して選ばないと違反になってしまう可能性もありますよ。
バイクの左右外後方50mの状況が確認できるミラーであることが基本的には大切です。
また、歩行者等と接触した場合に歩行者に傷害を与える恐れのないもの、衝撃を緩衝できる構造である物、反射面の中心がかじ取装置の中心を通り進行方向に平行な鉛直面か280mm以上外側にあることなどがサイドミラーの決まりとなっています。
バイクのサイドミラーは基本的には左右2個装着されている場合はほとんどです。
しかし、カスタム車両などでは片側1個しか装着されていないバイクもあります。
実は片側のみのサイドミラーしか装着していない車両は違反となります。
片側のみのサイドミラーでは車検に通りません。つまり法律に違反しているということです。
また、カスタム車両ではなく50cc以下の原付でも方片側しかミラーを装着していない車両を見かけますが、基本的にはこれも違反となります。
しかし、法律でおおむね60km/h以上の速度が出る車両には左右両側にサイドミラーを付けなくてはいけないという決まりがあるため、古い車両などはグレーな部分という事なるようです。
しかし、現行の原付は基本的に60/kmhまで加速しますのでミラーは両側に必要となりますので、バイクにのる方はどの排気量のバイクであっても両側にサイドミラーをつけましょう。
いかがでしたか。
サイドミラーの交換は思った以上に簡単な印象ではないでしょうか。
実際、交換作業をしてみても30分もかからないくらいで終わってしまいます。
ただし、交換する際にはサイドミラーに関する決まりをいろいろと考えておく必要があります。
サイドミラーを交換したいと思っても、まずどんなものに交換するのかデザインも大きさも様々ある中できちんと基準に合致したものを選ぶことが大切です。
サイドミラーを交換してカスタムしたい方も、壊れていて困っている方も、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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